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Category: [国内]2017信州・関東自転車旅行

Tags: 国内  信州  長野  

Community: テーマ-自転車旅行  ジャンル-旅行

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信州・関東自転車旅行の帰り道 4日目その2 久しくなかった感情


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前回は長野市に着いたところでした。
長野市は標高が300m程度なので、上田よりも200mほど低い。そしてこの日はやたら晴れていてあっつい。


自転車置いてる気配はない。
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一応、これから行くルートの説明をしておきます。
4日目
まず、青線が示しているのは、毛無峠(出発地)から林道までで、前回の記事で書いた部分です。赤線部分が林道(オフロード)。緑が林道から地蔵峠に合流後、この日のキャンプ地までを示しています。今からこの記事で書くのは主に赤~緑の部分。保基谷岳という山の近くを通っている林道で、地蔵峠へと繋がっています。距離は17㎞(ツーリングマップル情報)。


とりあえず国道を適当に避けながら林道の入り口付近まで接近する。これは絶賛工事中だった自転車道。
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こういうエスケープルートを走る時、山や川などがあって位置関係の把握が簡単な場所では地図を見ないで走った方がよいと思います。
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僕も今回はマップスミーなどのオフラインマップを使っていますが、デジタル地図というのは頼り過ぎたり、ナビのように使ってしまうと全然駄目。面白くない。紙地図の場合、足りない部分は自分の想像力や感覚で補って判断しますが、デジタルで小まめに道を追うと、まるで答案を丸写しするような感じで、勘がにぶり、周囲の風景に対する注意力も落ちる。

しかし、デジタルによって走れる道の選択肢が増えるのは確かで、上手く使えば紙だけで旅するよりも面白くなる可能性も感じる。全体計画の立てやすさ、見やすさ、想像力の働く余地があることなど、紙にも沢山良さがあるので、ようは使い方だなと思う。デジタルのみもアリだし、紙だけもアリ。組み合わせても良いし、無しという選択だってある。


これはもう林道に向けて上っています。
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すぐそこ看板(二回目)。
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そしてダートに切り替わる。
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僕も色々な道を走ってきたので、正直もう殆どの道は「簡単」だとしか思えなくなった。もちろん肉体的に疲れたり、大変だったりはしますが、そんな程度のものは嫌というほど経験してるので、驚くこともないし、きつくて腹が立ったりということもない。
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初期の頃は初めて経験するような上り、下り、路面状況、天候などに、大変ながらも、その大変さにムカついたりしながらそういう「ドタバタ」を楽しんでいた。が、いまは、殆どの道に対して精神的な面で余裕がありすぎる。

ヨーロッパ・アフリカでもそういう感覚だった。アフリカなら多少のスリルはありましたが、ここは日本。シングルで峠を走ろうと、心が折れるとかそういった事は一切なく、ヒビすら入らない。シングルであることで未知の部分はあったものの、少し走れば、どういう道のりならどのくらい走れるかが簡単に検討がついてしまう。


が、しかし


この林道で久々にムカついた。上りが長すぎて
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まず、朝っぱらから破風岳を登山して、藪漕ぎしながら下り、という時点で結構な密度の行程なのに、なんで1日に2回もこんなオフロードの上り(最初のは登りだが)を走らなければならないんだ。

しかもシングルスピードなので、途中から殆ど押していた。傾斜として乗って乗れないことはないけど、「上り続ける」ことが出来ない。走っても、すぐ止まって休んで、また走って、と繰り返すなら、ゆっくりでも歩き続けようと思い歩いていたんですが、17㎞という距離は自転車ならすぐでも歩きだと果てしない距離に変わる。

上りが長すぎてざけんな!!とか思ったのは久方ぶりのこと。

結構上った所で少し眺望があった。川沿いでもイケるのに、なんでわざわざこんな上ってんすかって話だ。
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眼下に千曲川。あの川沿いならフラットなのに、なぜこんな所に来てしまったのか。
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もう想像以上に時間かかりすぎて水も少なくなってきたし。

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15時40分とかそのくらいにようやく下りに転じる。
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ちょっと上り返しがあったけど、ついに幹線復帰。ここから地蔵峠の頂上はすぐそこ。
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着いた。まじで疲れた。ここで飲み物買おうと思ったら、まさかの売ってない。以前は食堂だったけどやめてしまったらしい。
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まあ別にここから下りだし、人里だから全然問題ないけど。


ひたすら下って下ったら、最後は上り。上田滞在で泊まったキャンプ場をまた使います。
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下りだったから水飲まなかったけど、上りになるんで補給。
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そして、夕方18時前くらいにキャンプ場に到着。
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夜は湯楽里館(温泉)で疲れを癒す。
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道のキツさに腹が立ったのは本当に久しぶりだった。
でも、当たり前のように越えられることに物足りなさを覚えていたという事は、自分にとって、困難な道を越えるという事が自転車旅行でのやりがいの一つであったということなんだろうと思う。
信州を走ることくらい、その辺の近所を乗り回すのともう全く変わらないし、海外ですら大差ないと感じる今、自転車旅行に関して、難しいと思うものは殆どない。「挑戦」という部分で考えれば、世界を走る事も、実質やる意味はもう殆どなくなっている。わざと厳しい場所、極地とか真冬の寒冷地などを選べば難易度は上がりますが、そういう環境で走ることに特に意味も感じないし。

そういう意味でも、2012年6月、25歳で始めた自転車世界旅行もそろそろ終わらせ時だなと思っている。とりあえず一旦終わらせる。その後で、いつかは分からないけど、たぶん旅にはまた行きたくなるんだろうなと思う。その時は自分も変化しているでしょうから、また趣きの違う旅になるのでしょう。

ペルーを走っている時に、30代の時に南米を走ったというドイツ人のおじいちゃんが30年の時を経て再び南米を走っていたけど、30年という年月による変化(南米だけでなく自身の変化も)は、なにを想わせ、なにを感じさせたのか。とても興味深い。自身の体験で直接比較できるというのは凄いことだよなと思う。

最後、話が逸れましたが、まあ終わりの旅は来冬終わり(春始め)くらいのスタート予定で考えてます。長野の旅日記はまだもう少し続く。


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comments
 
染谷さんが旅をやめると聞くとなんだか寂しい気が勝手にしてます(笑)
そういう自分も次の南米で一旦一区切り打つつもりだし、かといえ自転車は趣味としてずっと続けていくだろうし。
まあ、あわよくば1カ月くらい旅するチャンスが今後もあればいいなとは思いますが(笑)

来年の春からということは、南米では無く北半球サイドですかね?

写真の林道、そそりますね。僕の自転車もグリップ性能が良くなったので、こういう道にチャレンジしてみたい。
 
まあやめるといっても、多分また出ると思いますよ(笑)
ただ、その時は旅の位置付けというか、置いてる足場が違っていると思いますが。

次はギリシャ、トルコのエーゲ海地方です。2月、3月はちょっと寒いですが、春を満喫し、最も混雑する暑い夏は避ける、という狙いです。南米は迷い中ですが、最後に最も感動した場所を眼と心に焼き付けておきたいという気持ちはあります。

ランドナー、パーツ変更でガラリと変わりましたね。なんだか強そうになりましたね(笑)
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プロフィール

染谷 裕太

Author:染谷 裕太
2012年6月カナダからスタートした自転車世界旅行をきっかけに始めたブログです。当初は単純な旅日記でしたが、現在は旅だけではなく日常も含めた様々な場面で自転車を楽しみ、その面白さを発見し、発信していきたいと思い書いています。

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