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Category: [アフリカ]タンザニア

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Community: テーマ-自転車旅行  ジャンル-旅行

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ドドマで


ドドマでは協力隊で来ている友人である佐藤くんを訪ね、泊まらせてもらった上に色々案内してくれ、さらに奢ってもらったり、それはもう大変お世話になりました。そんなに写真は撮っていなかったのだけど、ドドマでの滞在について少し。

あと、今回は屠殺現場の写真がありますので見たくない人は飛ばしてください。


まずドドマというのはタンザニアの首都なんだけど、これが驚くほど何もない。

これが街を上から撮った写真。
DSC09547-001.jpg

右上の建物が少し集中してる場所が最も賑わっているあたり。そして、真ん中ちょい上、横にスッと伸びている線が空港の滑走路。もう一度書いておきますが、首都です。どうやら元々は沿岸部のタンザニア最大の街であるダルエスサラームが首都だったらしいですが、あまりにもダルに一極集中させてしまうのは良くないということで移転したそう。しかし、国会はドドマに移ったものの、その他の機関は未だにダルにある。各国の大使館なども、もちろんダルにある。

地球の歩き方にも「見所はない」とキッパリ書かれてしまうほどに、マジで観光資源になるものは何もない。実際に行き、実は隠れドドマファンの僕ですら、何もない事は認めざるを得ない。

しかし、そんな中でも、牛の金玉を食べたり、牛のコブ(こっちの牛は背中にコブがある)を食べたり、ザンジバルでは全く食べなかったザンジバルピザや、オロージョというスープなど、普段食べない、というかあることすら知らないため食べようがないものを沢山食べられたのは間違いなく佐藤くんの案内があったからだった。


そして、一番の体験だったのは屠殺場の見学。

捌いたばかりの肉。
DSC09494-001.jpg



何気に屠殺するところを見るのは初めてだったけど、それを気持ち悪いとも、怖いとも思わなかった。普段食べているので、目の前で繰り広げられることは、生きていくなら当たり前の光景であり、ちゃんと見ておくべきことだと思っていたから。


DSC09496-001.jpg



ただ、確かに今その瞬間まで生きていた動物を絶命させるというのは、かなり強烈な光景ではある。全員がそうではないと思うけど、ベジタリアンの人はこういうことを残虐、可哀想と感じるために肉を食べないんだろうなと思う。
DSC09497-001.jpg


僕は、命を奪って生きていくことは自然なことだと感じているので、屠殺場を見ても特になにもないですが、でも動物を殺すのを可哀想と思うのは、極めて人間的な感性だと思う。ライオンが、他のライオンの狩りをみて、残虐だから草を食べようとは絶対に思わないでしょう。しかし、他の動物よりも著しく想像力が発達した人間の中には、それを許容できない人もいるということだ。

でも、他の生命を奪って生きるのが自然であるとしても、例えば無理やり管で給餌したり、あまりにも非情な飼育や殺し方をするなら、それは許容できないけど。食べるためだからといって何をしてもいいわけではないでしょう。でも、僕ら現代人が購入する肉塊がどのような過程、どのような方法でそうなっているのかが分からないので、何とも言えないとこだけど。

DSC09498-002.jpg


あとたまにベジタリアンの人が、「命を奪うのは良くない」みたいな主張をすることがあるが、それは詭弁だろうと思う。まず生態系というもの自体が生の奪い合いであるのに、その生と死の連鎖を否定するなら、生命の否定でしょう。大体、そしたら植物は命じゃないんかって話だし。まあ、何を食べるかなんて、自分の信念として勝手にやるならどうでもいいことですが。他者への押しつけはダメだけど。

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食文化についても同じことだと思う。
絶滅の危機にあるなら、ちょっと保護しようぜというのは分かるが、クジラは知的な動物なのに食べるなんて野蛮、みたいな主張はおかしいでしょう。牛や鶏や豚は良くてクジラだけは駄目だという、命に対する差別を正しいと思える感覚が僕には分からない。インドでは牛は神聖な生き物だけど、他の国では基本的には食べるものという認識でしょう。でも、それのどっちが正しいのかなんて絶対的正解はないわけだ。そういう文化だという他ない。


これは内臓を洗っている所。
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それに、実際に屠殺場を見て、牛は抵抗はするもののまだ諦めがいいように見えたが、隣で屠られていたヤギの叫びは胸に突き刺さってくるような声だった。動物にも心があるということを確信させるような、命の叫びだった。声が「死にたくない」と言っていた。あれを聞いて、全ての哺乳動物に共通する感情や心はあるのだと確信した。だから、この動物はいいけど、あの動物はダメ、なんて主張は、命を想っているようにみせて、実は逆に酷い差別をしているものだとしか僕には思えないわけです。

というようなこと書くと、僕が捕鯨賛成でクジラを食べたいのかと思われそうですが、別にそういうわけではありません。日本人にとって一番分かりやすい例だから書いただけです。個人的な意見を言うなら、僕は別にクジラは食べたくない。一度食べたことがあるけど、大して美味しいものではなかったし。ただ食べる文化なら否定はしないという話。絶滅しちゃいそうなら一回獲るのやめなよと思うけど。


子どもいます。もちろん、怖がったりせずにごく当たり前に見ている。
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まあ色々書きましたが来てよかった。見れてよかった。


で、見学後は死んで間もない牛を炭火で焼いて頂きます。牛と山羊を食べたけど、やはり牛が美味かったな。
DSC09518-001.jpg



あとはシンバロックに上ったな。シンバはライオンという意味。つまり別名ライオンロック。ドドマの名所です。たぶん。
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真ん中が佐藤氏。左は協力隊でドドマで働いているタカさん。
IMGP2962-001.jpg


ドドマはタンザニアの大体真ん中に位置し、盆地になっていて地下水があるため首都になったそうです。
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ドドマの名物バジャジ運転手。バジャジは三輪タクシーのこと。ハイテンションで面白い人です。
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とある日の朝飯。朝からレバー。ケニア以降、肉ばっかりでいい加減飽きるんだけど、もはや飽きるのを通り過ぎて慣れてきた。
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佐藤くん家の庭。決して綺麗な建物ではないけど、この庭は程よい広さで日当たり良好で風もあってマジで素敵。庭だけ欲しいくらい。
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といった感じでドドマを満喫したのでした。おそらく、一介の旅行者でここまでドドマという何もない街を楽しんだのは僕くらいでしょう。これも全ては、佐藤くんはじめ案内してくれた協力隊の人達のお陰だ。やはり実際にそこで腰を据えて住んでいる人がいると全く見れる世界が違ってくる。

旅行でしか感じ取れないこともあるが、住まないと分からないこともある。これはどちらが良いのかという話ではない。それぞれの立場で、いま目の前にある日常を大切にしよう。いま目の前にある日常こそ大切なのだ。そういう感覚が大事なんだと思います。

で、ちょっとドドマから先のルートなんですが、ちょっと予定を変更しました。が、そのことについては長くなるので次回。


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プロフィール

染谷 裕太

Author:染谷 裕太
2012年6月カナダからスタートした自転車世界旅行をきっかけに始めたブログです。当初は単純な旅日記でしたが、現在は旅だけではなく日常も含めた様々な場面で自転車を楽しみ、その面白さを発見し、発信していきたいと思い書いています。

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