06 2016
それぞれの道へ
2016年5月16日
開放的な場所でのキャンプだったので朝も気持ち良い。

野営地から少し走ると、「ナイロビ」という町に到着。タンザニアにもあるんですよ、ナイロビ。

水を買った商店のダダ。ダダはスワヒリ語で"お姉さん"の意味です。ついでに、ババがお父さんで、カカがお兄さん、ママがお母さん。呼びかける時に使える。覚えるの面倒な場合は「ウェウェ(英語でいう所のYou)」が全ての人に使える。

スワヒリ語は凄く覚えやすいので、特に勉強しなくても実践で数回使うとすぐ覚えられます。意欲があれば、日本人にとっては上達は早い言語だと思う。ポレポレ(ゆっくり)とか、かわいらしい単語が多い。
あと挨拶は「ジャンボ」が有名だけど「マンボ」というのもある。初めの頃は、こっちがジャンボって言ったらマンボって返ってきたりして、意味(というかニュアンス)を知るまでは「マンボって何だよ!」と心の中で激しいツッコミを入れていた(マンボの方が表現としては砕けているそうです)。
ちなみに「マンボ」と言われたら「ポア」と返さなければいけないルール。あと「ハバリ?(英語でいうHow are you)」に対してはどんなに具合が悪くても、たとえ死にかけていても「ンズリ(Good)」と返さなければいけないらしい。まあ、死にかけの人間に「ハバリ(調子どう)?」と聞く馬鹿はいないだろうけど。

そしてナイロビを出るとマメの収穫イベント発生。

収穫はタンザニア人と崎山さんに任せて、僕は面白いのでずっと写真を撮っていた。

ダダは崎山さんを気に入っている様子でございます。

採れたもの。あまりメジャーに出回っているものではないようなんだけど、けっこう美味しい。かわりに水とビスケットをあげての物々交換でした。

野宿地では他の山に隠れて見えずに、朝から探していたキリマンジャロ。

これ、雲がなければ正面にメルーが見えていたはず。実に惜しい。

そして、最初に説明した通りルート違うので、ここで崎山さんとはお別れ。

8月中旬にケープタウンに到着予定の崎山さんとはペースが全く違ってくるので、アフリカで会うことはもうないと思いますが、ヨーロッパの東側か中東辺りでもう一度接近しそうなので、その時に会えたらまたという感じで、再びそれぞれの道へ。
このキリマンジャロ一周、面白そうと思って選んだ道でもあり、更に滅多にないペアランでもあったので、楽しく新鮮で刺激になったし、未舗装になってからは本当に気持ちがよく、自転車である喜びを感じられる道だった。ここを一人で走ったのと、二人で走ったのでは景色の見え方はもちろん違っただろうけど、多分、両方経験しても二人の方が楽しかったと言えるだろうなと思う。一緒に走ってくれた崎山さんには感謝。
なんか一周が終わったみたいなまとめ方ですが、僕のキリマンジャロ一周はここからまだもう少し続きます。が、長くなるので一旦切って次回へつづく。
開放的な場所でのキャンプだったので朝も気持ち良い。

野営地から少し走ると、「ナイロビ」という町に到着。タンザニアにもあるんですよ、ナイロビ。

水を買った商店のダダ。ダダはスワヒリ語で"お姉さん"の意味です。ついでに、ババがお父さんで、カカがお兄さん、ママがお母さん。呼びかける時に使える。覚えるの面倒な場合は「ウェウェ(英語でいう所のYou)」が全ての人に使える。

スワヒリ語は凄く覚えやすいので、特に勉強しなくても実践で数回使うとすぐ覚えられます。意欲があれば、日本人にとっては上達は早い言語だと思う。ポレポレ(ゆっくり)とか、かわいらしい単語が多い。
あと挨拶は「ジャンボ」が有名だけど「マンボ」というのもある。初めの頃は、こっちがジャンボって言ったらマンボって返ってきたりして、意味(というかニュアンス)を知るまでは「マンボって何だよ!」と心の中で激しいツッコミを入れていた(マンボの方が表現としては砕けているそうです)。
ちなみに「マンボ」と言われたら「ポア」と返さなければいけないルール。あと「ハバリ?(英語でいうHow are you)」に対してはどんなに具合が悪くても、たとえ死にかけていても「ンズリ(Good)」と返さなければいけないらしい。まあ、死にかけの人間に「ハバリ(調子どう)?」と聞く馬鹿はいないだろうけど。

そしてナイロビを出るとマメの収穫イベント発生。

収穫はタンザニア人と崎山さんに任せて、僕は面白いのでずっと写真を撮っていた。

ダダは崎山さんを気に入っている様子でございます。

採れたもの。あまりメジャーに出回っているものではないようなんだけど、けっこう美味しい。かわりに水とビスケットをあげての物々交換でした。

野宿地では他の山に隠れて見えずに、朝から探していたキリマンジャロ。

これ、雲がなければ正面にメルーが見えていたはず。実に惜しい。

そして、最初に説明した通りルート違うので、ここで崎山さんとはお別れ。

8月中旬にケープタウンに到着予定の崎山さんとはペースが全く違ってくるので、アフリカで会うことはもうないと思いますが、ヨーロッパの東側か中東辺りでもう一度接近しそうなので、その時に会えたらまたという感じで、再びそれぞれの道へ。
このキリマンジャロ一周、面白そうと思って選んだ道でもあり、更に滅多にないペアランでもあったので、楽しく新鮮で刺激になったし、未舗装になってからは本当に気持ちがよく、自転車である喜びを感じられる道だった。ここを一人で走ったのと、二人で走ったのでは景色の見え方はもちろん違っただろうけど、多分、両方経験しても二人の方が楽しかったと言えるだろうなと思う。一緒に走ってくれた崎山さんには感謝。
なんか一周が終わったみたいなまとめ方ですが、僕のキリマンジャロ一周はここからまだもう少し続きます。が、長くなるので一旦切って次回へつづく。