愉しい自転車&生活

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Category: [第二次・欧州アフリカ持ち物]デジタル関連

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Community: テーマ-自転車旅行  ジャンル-旅行

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カメラ ソニーRX1R&α6000


旅立って5ヶ月。
少し使い込んだところで、ここらで使用カメラについて書いておこうと思います。


今回の旅行はカメラ2台体制。
一台は出発前から書いていたけれど、ソニーのα6000。レンズは一本だけで、16-70のツァイスバリオテッサーを付けっぱなしで使っている。
DSC08573-001.jpg


もう一台もソニーでRX1R。カメラ好きならご存知だと思いますが、ツァイスの35㎜F2ゾナーの単焦点レンズでフルサイズセンサーを搭載したコンパクトデジカメの常識を破壊したカメラ。この2台で旅行をしています。
DSC04878-001.jpg



以前にα6000と超高倍率ズームの2台でと書いたけれど、最終的に上記2台になった。α6000は元々持っていくつもりで一時帰国中に早々と買っていたのですが、自分でも予定外だったのはRX1Rの方。

このカメラは「コンデジ」のくせに20万もするぶっ飛んだ機種なんですが、そんなものを買うという決断に至らせたのは僕の師である武田先生が40年前から行っている毎年恒例の式根島キャンプというのがあるんですが、僕も学生の頃ちょくちょくそれに参加していて、一時帰国中の第39回目(翌40回目も行った)にも子供の面倒見るプラス自分も遊びにいくというので行ったわけです。それに僕はα6000を持っていった。武田先生はRX1R。集合写真なんかはRX1Rで撮るので、その時に僕も撮る側になって何度かRX1Rを使って撮っていた。同じ環境で異なるカメラで撮る。これはね、ハッキリと分かりますよ。差が。

α6000のバリオテッサーも十分色が出てるし、それだけ見れば解像力にも不満はないけれど、RX1Rは明らかに別次元にある。しかも実際にRX1Rをいじって使ってみると、これが何度も使っているようにしっくりとくる。多分バランスが良いんだろう。絞り環と露出補正ダイヤルなどのアナログ操作も使いやすい。そして、コンデジ、デジタル一眼など、全デジカメを入れた比較でも超えるものが殆どない最高レベルのレンズとフルサイズの大型センサーが吐き出す絵。それをコンデジサイズに収めているため、サイズのわりにズシリとくる硬質なボディ。ちょっとα6000のボディでは比較になりませんよね。ハッキリいってα6000がおもちゃに見えてくる。

あれだけの差をみせられ、しかも凄く使いやすかったので、ここまでくるともう買うのは時間の問題。あとは資金繰りだけの話になる。奥の手を発動して溜めていた旅行資金を削ることなく20万を確保。RX1Rを18万ちょいでゲット。こうしてRX1Rとα6000の2台体制になったわけです。

使い分けとしては、人間は基本的にほぼすべてRX1Rで撮っている。稀にα6000で撮っているんだけど、それはたまたまα6000を手にしていた時で、かつRX1をバッグから出すのが面倒な場合とか。人間相手なら寄りたいとき、引きたいときにはズームじゃなくて自分が動いて解決する。その方が迷いがないし、そもそもズームしたらパースも変わるから写り方も変われば撮り方も変わるのでその意味でも迷わずにすむ。35㎜という焦点距離は僕は個人的に一番好きで使いやすい距離であるし。風景、人物、街並み、大抵のものは何とかなって潰しのきく画角だと思います。


RX1Rで撮影。35㎜という焦点距離は見た目に近い印象で写る。
DSC08189-001.jpg



ただし、風景に関しては寄りたくても(引きたくても)どうにもならないという状況も多いし、広角の強調されるパースが欲しい時もあるし、望遠の圧縮効果が欲しい時もある。人間と違って対象自体の表情が変わるわけでもないので、こっちで焦点距離の変化などを使って風景の表情を出す必要がある。そういう35㎜では撮れない絵が欲しい時にα6000を使って撮っている。35㎜換算で24~105㎜のズームは大きさも大きすぎず、手ぶれ補正はレンズ側でするため、特に望遠側で大きくなる手ブレがシャッターを半押しするとスッと収まってくれるのもありがたい。ただズームレンズなので、RX1Rと比べれば階調には乏しいし解像感も足りないしヌケもイマイチではある。まあ比較する相手が悪すぎるんですが。それと、周辺の画質が結構悪いので、普段はF9くらいまで絞っている(これ以上に絞っていくと今度は回折で解像力が落ちる)。ただ、画質差があるとはいえ、この2つのカメラ(レンズ)で撮った写真を並べても違和感はないので、ズームでもそこはやはりツァイスなんだと分かる。


α6000で撮影。広角で撮るとただ広範囲が写っているだけみたいな写真になってしまうので、望遠側で撮って丘の感じとか奥の道もちゃんと見えるように。
DSC03488-001.jpg



で、2台の基本性能ですが、AFに関してはα6000が完全に上です。精度に関してはどちらも良いけれど、速度が全然違う。ただ、それ以外となると、ホワイトバランス、液晶の見えと再現性、操作性、ボディバランスなど、全部RX1Rの方がよい。値段が全然違うけれど、やはりかなり差を感じる。


画質ですが、上がα6000、下がRX1R。同じ場所ではないのですが、フランス最終日で同じ日です。
DSC04458-002.jpg

DSC06872-001.jpg


今度は全く同じ場所から。順番は同じ。
DSC03894-003.jpg

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画像が小さいのでちょっと分かりにくくなっていますが、階調の豊かさ、ヌケの良さ、解像感が全く違う。実際に撮り比べている僕からしたら、α6000で撮るのを最小限に留めてしまうだけの差がある。普通なら馬鹿デカいフルサイズデジ一に最高クラスの単焦点を付けてようやく得られるような絵ですが、それがコンデジサイズのカメラから出てくるんだから一度使ったらやめられませんわ。それに「小ささ」というのは相手に無駄な緊張や威圧感を与えないので人物には有利。

5ヶ月ほどこの組み合わせで使ってみたわけだけど、もし次に旅をするなら、と考えてもRX1Rは絶対に持っていくと思います。レンズ交換不可で単焦点レンズさらに高額であるけど、代えがたい魅力がある。しかもこれを持っていれば他の半端なカメラなんぞ全く欲しくならない。といっても、非常に尖がったカメラではあるので(しかも高いし)他人にお勧めはしませんけが。RX1は薦められて買うようなものではなく、どうしても欲しくなってしまった人が買うカメラだと思うし。

comments
RX1R 
いつも拝見しております。特に写真が好きです。
レンズ好きとしては、ZEISSの文字を見ただけでうっとりしてしまいます(青梅の山奥で作らていたとしても)。
RX1Rいいですね。欲しくなってしまいましたが、新製品のRX1RM2は2倍の値段。悩ましいです。
Re: RX1R 
ありがとうございます。
更に進化したM2は魅力的ですよね。ただ40万はちょっと手が出ません(笑)



> いつも拝見しております。特に写真が好きです。
> レンズ好きとしては、ZEISSの文字を見ただけでうっとりしてしまいます(青梅の山奥で作らていたとしても)。
> RX1Rいいですね。欲しくなってしまいましたが、新製品のRX1RM2は2倍の値段。悩ましいです。
 
以前より、たまに質問等書き込みさせて頂いているものです。

写真、綺麗だなと思い、どんなカメラで撮っているのかと思えば、こんなに小さなカメラで撮っていたのですね。
私は、職業柄(カメラマン)EOS 5D Mark3+35㎜F1.4 という重い装備を、いつもフロントバグの中に入れて走っていますが、これに勝る装備は無い!と思いつつも、物凄く大きくて重いので、何か小さくて綺麗に映るカメラがれば、ツーリング用に購入したいと思っていたところでした。
ですが、キャノンの高級一眼レフ並みの価格とは、これは驚きました…笑
でも本当に良さげな品物だったら買ってしまおうかな…笑
大きな一眼レフを自転車のフロントバッグに入れて撮り歩く(走る)のもほんと大変なものなんで…
Re: タイトルなし 
5Dですか!確かにそれはあまりにデカくて重い(笑)
でもフルサイズの絵を知っていると持ち歩きたくなってしまう気持ちは凄くよく分かります。妥協無し、これ以上ないほど潔い。だからこその唯一無二。持ってて損はないと思います。予算が許せばですが(笑)



> 以前より、たまに質問等書き込みさせて頂いているものです。
>
> 写真、綺麗だなと思い、どんなカメラで撮っているのかと思えば、こんなに小さなカメラで撮っていたのですね。
> 私は、職業柄(カメラマン)EOS 5D Mark3+35㎜F1.4 という重い装備を、いつもフロントバグの中に入れて走っていますが、これに勝る装備は無い!と思いつつも、物凄く大きくて重いので、何か小さくて綺麗に映るカメラがれば、ツーリング用に購入したいと思っていたところでした。
> ですが、キャノンの高級一眼レフ並みの価格とは、これは驚きました…笑
> でも本当に良さげな品物だったら買ってしまおうかな…笑
> 大きな一眼レフを自転車のフロントバッグに入れて撮り歩く(走る)のもほんと大変なものなんで…
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プロフィール

染谷 裕太

Author:染谷 裕太
2012年6月カナダからスタートした自転車世界旅行をきっかけに始めたブログです。当初は単純な旅日記でしたが、現在は旅だけではなく日常も含めた様々な場面で自転車を楽しみ、その面白さを発見し、発信していきたいと思い書いています。

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