愉しい自転車&生活

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Category: [アフリカ]エジプト

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Community: テーマ-自転車旅行  ジャンル-旅行

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アフリカ大陸


2015年12月22日

アレクサンドリアから3日目、出発してしばらく走っているとピラミッドが見えてきたが、やっぱりか。
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これで間違ってデザートロードの方を走っていたのが確定。別にどっちにしろカイロ着くのでいいんだけど。というか、わざわざカイロ着いてからギザまで行く必要がなくなって、むしろこれで良かったと言える。


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北を上にした時、ナイルデルタ地帯というのは逆三角の形になる。カイロのあたりまでナイルを遡れば三角形の頂点付近となる。デルタ地帯の端を通ってきたこの道も、ギザ北西部にればデルタから外れ、辺りは完全に砂漠になる。そして砂漠になると同時に出てくるのがアップダウン。風景の違いからか、湿度が変わったことも影響するのか、殆ど緯度も変わっていないのに照り付ける日差しが少し強く感じられる。

ヨーロッパでは明確に分けられていた自動車専用道路と一般道の区分けもここでは曖昧。というよりそんなものはそもそも無いので、自転車も車と一緒にハイウェイを走る。片側で5車線はあろうかという幅の道路に、すぐ隣では途切れることなく、何倍ものスピードで走る車が自分を追い抜いていく。速度差と、自転車には不釣り合いなほど広い道路に、自分と自転車が酷く頼りないと感じた。そんな状況の中、ハイウェイの端っこで細々とペダルを回していた。




DSC07331-001.jpg



淡々とペダルを回し、坂を上りって、目の前にギザの街を見た時、その先に霞んで見えるカイロを望んだ時、僕はこの旅で初めて「自分の小ささ」を感じた。前回のアメリカ大陸縦断時、あの圧倒的な大自然を前にしても、ついに自分のことを小さいと思うことはなかった。むしろ、地球に対して人間というのは意外なほどに大きいのだと感じた。

しかし、眼前に広がるアフリカ大陸のデカさ、目の前で繰り広げられる混沌と剥き出しになった人類のエネルギー。走っていたらそのまま飲み込まれてしまいそうなほどに、圧倒的にアフリカはデカい。ここではソフィスティケートされたようなものは全く通用しないのだと思った。ニッポンの常識、おベンキョーで身につけた小賢しい理屈、さも分かった風な人生訓、上っ面の賢さや優しさなどなど、そんなもんは木っ端微塵に粉砕されるんだろうなと思った。「賢ぶったり格好つけたりしてないで、そのままこい」、アフリカはそう言っているのだと僕は理解した。


面白い。やってやろうじゃんか。
と、決意あらたにした所でいざピラミッドへ行くのですが、長くなるので一旦切って次回。


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プロフィール

染谷 裕太

Author:染谷 裕太
2012年6月カナダからスタートした自転車世界旅行をきっかけに始めたブログです。当初は単純な旅日記でしたが、現在は旅だけではなく日常も含めた様々な場面で自転車を楽しみ、その面白さを発見し、発信していきたいと思い書いています。

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