愉しい自転車&生活

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Category: [その他]自転車旅あれこれ

Tags: 感想  

Community: テーマ-自転車旅行  ジャンル-旅行

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西ヨーロッパ野宿事情


まだドイツが終わったばかりというところですが、ドイツ、オランダ、イギリス、フランスの野宿事情などのまとめ。

まず前提として、僕は基本的に街中では野宿をしません。街を外れていても誰か来そうな場所では基本しない(例えば工事の土砂が置いてある場所とか畑とか)。自転車旅行者も色々で、普通に街中とかで張ったりする人もいるので、当然そういった人とは評価が異なってくると思います。僕が好むのは森などの隠れられる場所。なおかつ綺麗な場所が良い。ここで言う「綺麗」は路面がフラットで、侵入しやすく出やすい、地面が乾いてる(これは前後の天候で左右されるが)、草ボーボーとかではない、というような意味。要するに、侵入も張るのも撤収も簡単であるということ。

その点からいうとドイツという国は素晴らしい。スーパーイージー。ドイツでその日の寝る場所を気にかけたことはない。簡単に見つかるからだ。

東ドイツは森の中で張ることが多かった。
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ドレスデンではエルベ川沿い。実は街中だけど。
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ライン川に出てからはライン川沿い。
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次のオランダだけど、ドイツよりもずっと隙が少ない。小さな国で殆ど人の手が入っているので橋の下とか、茂みの中とか何だか微妙な場所ばかりであった。オランダでは完璧な自転車道があるので川から離れて標識に従っていたけど、川沿いもドイツよりは張り難そうだった。思い返してみれば大して良い場所でもなかったので野宿した場所の写真も撮っていないな。ついでに風車も撮っていなかった。風車撮ったところで、どうということもないけど。

代わりに、この旅で初めてウォームシャワーを利用した。

ロッテルダムで初ウォームシャワー。ホストの方の家からの眺め。
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ホストのArjen。本当にナイスガイ。
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デン・ハーグで泊めてもらったCoby。
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美術の先生をやっていたらしい。素敵な家だった。
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ウォームシャワーでは予定を組まないといけないのと、自分から「泊めてください」とお願いする(しかも見ず知らずの人に)ので、抵抗のある人もいるだろうが、利用すべきである(特にヨーロッパ)と思った。僕も「どうなの」と思っていたが、利用してみると楽しく、その国の人の素の生活も見え、街で少し話かけられた程度では聞けないことも聞ける。しかも、タダで泊まれてディナーまであるのだから、それはもう凄いんである。

ただ、やはり先の日程を決めなければいけないのと、事前のやりとりがあるので、基本的にパリやロンドンやといった大都市で利用していた。その辺のさじ加減は人によるだろうけど、1日30㎞とかでも平気で走行を終わらせる今の僕の走り方ではやはり使いづらいので最近は使っていない。

まあ使う使わないは自由だけど、一回くらいは利用してみても損はないと思います。



次のイギリスも野宿はやりづらい。オランダ以上にやりづらいと思った。
というか、僕はイギリスが好きじゃない。嫌いとまでは言わないが、かなり「嫌い」よりの「好きじゃない」だ。出会ったイギリス人はみな良い人だったけど、そういう個別の出会いとは別に、国の雰囲気、空気が嫌い。あ、嫌いって言っちゃった。でもイングランドの田舎の風景なんかには感動したりしたので、良い悪い両方の感情が混ざって一口にどっちとは言いにくい国。イギリスでもウォームシャワーは利用して、入国した日と、ロンドンで一日。ロンドンは2泊したけど1泊はホステル、それ以外はキャンプ場1回、あと野宿2回かな。多分6泊しかしてないはず。肌に合わな過ぎて速攻出たかったので。
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そしてフランスだけど、野宿に関しては場所はあるけど、ドイツのが見つけやすい。
フランスは農業の国なので畑が多すぎる。川沿いはセーヌ川沿いは駄目。スペースがない。ローヌ川はまだよいが、それよりもフランスの場合は川から離れた方が場所が見つかりやすいと思う。

何だかんだちゃんとあるので、ドイツが簡単すぎただけの話かもしれない。
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パリではウォームシャワー。ホストのファビアンさんは日本語が少しできる。
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セザンヌの生地、エクス=アン=プロバンスではキャンプ場を探している途中に声をかけられた方の家に泊めてもらった。
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という感じで、ヨーロッパでは人の助けをかりながら、のんびりと走っている。
基本的にホテルとかホステルに泊まらないのでその辺の宿泊事情は分からないのだけど、この間マルセイユでドアに貼ってあった値段を見たら、ボロそうなホテルが30ユーロだった。雹が降ってきたあと、野宿するのを挫けそうになり、チラっと見た。一番安かったのはベルリンで10ユーロくらいだったかな。イギリスは阿保みたいなポンド高なので問題外。無理。


キャンプ場に関して書き忘れていたけど、ドイツの場合、東は良い。西は駄目。5、6回しか泊まっていないのであまり当てにならないのだけど、総じて東のが安く、設備も良かった。西(ライン川沿い)は高いわりにWi-Fi無しとか、ホットシャワー有料とかで微妙。オランダはキャンプ場に泊まったのは2回だけなので何とも。とりあえず一つは高かった。もう一つはアムステルダムだったけど、10ユーロ。アムステルダムは週末になると宿が高騰するのでキャンプ場が安い。というかアムステルダムこそウォームシャワーを利用すべき街じゃないかと思う。
イギリスも高いんじゃないかな。一回しか泊まっていないけど、10月の終わり近くでハイシーズンの値段だったので「は?」と思ったのはよく覚えている。こんな曇天と雨ばかりの季節が何でハイなのかと。
フランスはもう一ヵ月いるが、宿泊代というものを払ったのはたった2回(キャンプ場)で、全然そういう場所に泊まっていないので分からん。11月になると閉まっているキャンプ場が多いし。ただ非常に多いので探すのはさほど困らないでしょう。


ちなみに気温だけど、ドイツは9月から10月後半、オランダは10月後半、イギリスは10月後半から11月初旬、フランスは11月初旬から中旬を北部、11月中旬から後半を南部という感じの日程で、一番冷えたのは最近(11月後半)の南仏で、テントや水たまりが凍っていたのでマイナスはいっていた。テント内部の気温が3度というのが最低。大抵テント内は10度くらいある。まあヨーロッパも上記の時期なら特に問題はないということ。
ただ、やはり走るなら夏にすべきである。ドイツはぎりぎりだったけど、オランダ、イギリスはとにかく晴れない。曇りと雨ばかり。フランスも南部に行けば11月でも晴れは多いが、風が強くて大変。東進、南下なら追い風だけど西進、北上は基本向かい風になる。夏は夏で別の苦労があるだろうけど、天候の良さには代えがたい。


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comments
キャンプ! 
こんにちはー♪
元気で旅を続けてますね♪ワイルドキャンプ、野宿まとめ拝見しました♪日本でも今はキャンプ場以外では焚き火難しいですが、さすが達人♪
宿泊代が少なくてすむと旅がゆっくり楽しめますね♪
サーリーが先週の火曜に組み上がりました♪乗り心地最高でした♪
 
南ドイツで酷暑を経験したので、夏はどうなんでしょうね。あの時は自転車こぐモチベが完全に無くなりました(;´∀`)
個人的には春のイタリアはカラッとしていて気持ちよかったですね。
(寒そうやけど紅葉のヨーロッパも素敵そう。)

ウォームシャワーは僕も旅先で出会った人に教えてもらいましたが、なんかタダでお世話になるのは申し訳ないのと、英語に自信が無かったので今のところ利用したことはないです。でもどちらかというと節約のために泊まらせてもらうというより、お互いの文化交流の機会と思えば価値がありそうですよね。染谷さんが招かれた美術の先生のお宅のように、僕が招かれたお宅でもインテリアのセンスに感動したことがあります。僕は人がどんな家に住み、どんな料理を作り、どんな道具を使って生活するのかを見るのに興味があるので、すごく貴重な体験でした。
Re: キャンプ! 
おー!ついにサーリーできましたか!
乗り込んでいけば馴染んできてもっと乗り心地よく感じてくると思いますよ。
やはり世界を旅するなら焚火です(笑)
たまに昼でも暖をとるために焚火したりします。


> こんにちはー♪
> 元気で旅を続けてますね♪ワイルドキャンプ、野宿まとめ拝見しました♪日本でも今はキャンプ場以外では焚き火難しいですが、さすが達人♪
> 宿泊代が少なくてすむと旅がゆっくり楽しめますね♪
> サーリーが先週の火曜に組み上がりました♪乗り心地最高でした♪
Re: タイトルなし 
今年のドイツは例年以上に暑かったみたいですね。世界的にですがヨーロッパも「例年通り」がなくなってきたように思います。異常気象は異常でなく、それが普通みたいな。

ウォームシャワーは良い体験になりますよ。タダで泊まらせてもらうのは、日本人的感覚だと「申し訳ない」と恐縮してしまいがちですが、だからこそホストの方に対してどう振る舞うのかがとても大事になるので、そういう意味でも勉強になります。もちろん文化交流という意味でも学びになりますが。ヨーロッパより少ないですが、もちろん南米にもホストの人はいますので利用してみるのも面白いと思いますよ。


> 南ドイツで酷暑を経験したので、夏はどうなんでしょうね。あの時は自転車こぐモチベが完全に無くなりました(;´∀`)
> 個人的には春のイタリアはカラッとしていて気持ちよかったですね。
> (寒そうやけど紅葉のヨーロッパも素敵そう。)
>
> ウォームシャワーは僕も旅先で出会った人に教えてもらいましたが、なんかタダでお世話になるのは申し訳ないのと、英語に自信が無かったので今のところ利用したことはないです。でもどちらかというと節約のために泊まらせてもらうというより、お互いの文化交流の機会と思えば価値がありそうですよね。染谷さんが招かれた美術の先生のお宅のように、僕が招かれたお宅でもインテリアのセンスに感動したことがあります。僕は人がどんな家に住み、どんな料理を作り、どんな道具を使って生活するのかを見るのに興味があるので、すごく貴重な体験でした。
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プロフィール

染谷 裕太

Author:染谷 裕太
2012年6月カナダからスタートした自転車世界旅行をきっかけに始めたブログです。当初は単純な旅日記でしたが、現在は旅だけではなく日常も含めた様々な場面で自転車を楽しみ、その面白さを発見し、発信していきたいと思い書いています。

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