愉しい自転車&生活

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Category: [第二次・欧州アフリカ持ち物]自転車

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Community: テーマ-自転車旅行  ジャンル-旅行

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サドル BROOKS B67


この記事で思うことは書いたので、現時点でつけ足して書くような事はほとんどないので、少し話をずらして、ブルックスはイギリスのメーカーだけど、イギリスの自転車メーカーというのはヨーロッパの中でも少し毛並みが違うなと思う。すぐ思いつくのでアレックスモールトンやブロンプトン、ラレー、パシュレイなど有名で歴史あるブランドがあるけど、バリバリのレースマシンを作ってる大手ブランドが思い浮かばないし、全くそういうイメージもない。ブルックスにしても決して古さは感じないけど現代的なものでもない。

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スペックを求めてプラスチックや新しい素材になびくことなく、革という見方によっては欠点の多い素材を使い続け、結果として現代の自転車マーケットの中で確固たる場所にいるブルックス。自転車に対する捉え方が違っているように思える。英国紳士の嗜み、とかそんな感じなのか何なのかは分からないけど、イギリス的特徴が出てるように感じる。

考えてもみれば、そもそもイギリス自体が独特の国ではある。EUでありながらユーロ使わないし、シェンゲン外だし、マイルやインチを使うし、大陸の欧州各国と違って左側通行だし。キリスト教国だけど、カトリックではなく、厳密にプロテスタントというわけでもなく、イギリス国教会という国王の極めて私的な都合から分派した宗派だ。かと思えば、極めて常識的というか、癖のない感じも同時に持っている。以前パナマからコロンビアに渡る船で、イギリス人、アメリカ人、カナダ人、アイルランド人、メキシコ人、フランス人と同じになったけど、面白いもんで、性格や雰囲気にはその人のお国柄というのが滲み出ているように感じた。イギリス人は紳士と言われるけど、実物見るとホントそんな感じ。感情を剥き出しにすることはないが、決して無表情ではなく、立ち振る舞いもスマートというか、"(他者から)見られている自分"が意識されてるような所作だと感じる。アメリカ人は単純で分かりやすい明るさで快活。メキシコ人はもういかにもラテン。あのノリの良さや他者に対する時の垣根の低さ、楽天性はアメリカ人の明るさとは異なる。フランス人はラテンの血筋なのか、イギリス人のような乙にすました感じはない。

自転車も元となるものを発明したのはドイツ人だけど、それを改良し普及させたのはイギリスの力が大きいわけで、そいういったオリジナルを生み出すより改良が得意なのは同じ島国の日本にも当てはまるものがある。改めて考えてみると色々興味深い国なので行ってみたいな。

全くサドルの事について書いてないけど、単に自転車部品として見るだけではなく、もっと広く文化的な特徴が現れているものと考えた上で見たら、より見方が深まっていくと思う。特にブルックスの場合は没個性の工業製品ではないわけだし。


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プロフィール

染谷 裕太

Author:染谷 裕太
2012年6月カナダからスタートした自転車世界旅行をきっかけに始めたブログです。当初は単純な旅日記でしたが、現在は旅だけではなく日常も含めた様々な場面で自転車を楽しみ、その面白さを発見し、発信していきたいと思い書いています。

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