愉しい自転車&生活

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Category: [その他]自転車旅あれこれ

Tags: 考え  

Community: テーマ-自転車旅行  ジャンル-旅行

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メーターは要らぬ


次の旅はスピードメーター無しで行くことにした。

現在、トロールはじめ所有している自転車には一切メーターの類はついていないので、無いのが当然で乗っているのだけど、速度や距離が分からないことによって楽しみが減じるどころか、逆に数字が無いことで解放されたように思った。

ポジションがアップライトになったというのもあるけど、最近、走行中に周りの景色をよく見る。視線を下に落とす必要(メーター)がないからだ。


ハンドル周りもスッキリするし
DSC00547.jpg


走った距離やスピードが分かると楽しい、というのは、メーターの良さとしてよく言われる。確かにそういう楽しさもある。でも、僕はもう自転車において、その次元の楽しさを求めてはいないんだと分かった。そういうのは逆に邪魔である。そういう所に自転車の本当の面白さがあるわけじゃない、と前に書いたので、書いたからには、それを体現していかなくてはいけない。

数字で示される「速度」ではなく、流れゆく景色による「速度感」が楽しいのであり、数字の「距離」ではなく、一日かけて走り蓄積されていった"記憶の厚み"によって感じる「距離感」が嬉しいのだ。

「今日は130㎞も走ったぜ」じゃなくて、その一日の中で見てきた色々の景色を思い出しながら、「ああ、今日はずいぶん遠いところまで来たな」と感じられれば、それで良い。というか、それが良い。そこに数字という指標を持ち込むと、「ずいぶん遠いところ」という感覚が均質化されてしまう。


DSC01051s.jpg


幸いにも現代においては、しっかりした地図もあり、距離の入った標識もあるので、メーターの有無はあまり関係ないだろうと思う。折角1年以上の一時帰国をおいたのだから無駄にせず、世界を見る、その為に何が必要か、また何が不必要か。よく吟味し、持ち物を選んでいかなければな。


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comments
 
僕は5年前に日本周った時にメーターつけていませんでした。でも終わってからどれだけ走ったのか気になったのも事実で、今回から導入しています。
あるとやはり楽しいものだなと思いましたし、この距離まで来たら休憩しようかな、と走る時の指標にもなり便利です。なくても旅に支障の出る道具ではありませんが、視野を変えるためにとってしまうという選択は染谷さんらしいなと思いました。次の旅でも色んなことを感じ考えられるのだろうなあと思います、楽しみにしています。

ちなみに僕は新たに1kgの重量のあるコーヒー器具を積むことになりました(ただし同じく1kgの望遠レンズが壊れたので日本に送り返したから全体の増減はありません)
無駄なものを省いて、「感覚」を大事にしておられる染谷さんとは全く逆なことをしてる気がします^^;
Re: タイトルなし 
そうですね。「感覚」は大事だと思います。
世界を見る、感じる、知る、そのことに最大限の意識を向けられるような自転車でなければならない、と思って今組んでいます。「理想の旅自転車」を想定してそこに近づけるのではなく、自分の感覚が周囲の景色に対してより開かれるかどうか基準なので、段々と見なれぬ仕様の自転車になってきましたが(笑)
道具選びも以前はとにかく軽量化と思っていましたが、このまま持ち物を吟味していけば「結果として軽くなる」だろうと思って、最近は軽量化についてはかなりいい加減です(笑) もちろん、荷物がコンパクトである事は、いまの僕の基準からしても必要なことなので軽くする方向では考えますが。

アマガエルさんは自分の感覚を大切にしている旅人だと思いますよ。写真や日記を見てるとそう感じます。
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プロフィール

染谷 裕太

Author:染谷 裕太
2012年6月カナダからスタートした自転車世界旅行をきっかけに始めたブログです。当初は単純な旅日記でしたが、現在は旅だけではなく日常も含めた様々な場面で自転車を楽しみ、その面白さを発見し、発信していきたいと思い書いています。

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