10 2014
サーリーは楽しい
トロールを組んで乗っているけれど、ロングホールトラッカーとは全く違う乗り心地で凄く楽しい自転車。ロングホールトラッカーもだけど、純粋に乗ってるだけで楽しい。
最も単純な所での自転車に乗る楽しさを味わえるのがサーリーの自転車で、またそのように作っているんだということが実際に自分で組み立てて、乗ってみるとよく分かる。カスタムも楽しみの一つだが、自転車なんて乗ってナンボだろ。そう言われているようだ。
代理店のモトクロスインターナショナルのHPに書いてあるサーリーのブランドストーリーが面白いので、ちょっとその文章をを引いてみましょうか。
『Surly(サーリー)の意味は、「無愛想な」とか「むっつりした」。大した意味も無いのに売らんかなの為に新製品を垂れ流すメーカーや、大して乗りもしないのに新製品や高級品に群がるファンを「流行に弱い無駄使い集団」と切り捨てる皮肉が彼らの真骨頂ながら、その背後には自転車を心から愛する気持がある。超風変わりで、超真っ当なブランドです。
”こんちは。Surlyタウンに御立ち寄り頂き…本当に感謝です。初めての方にしてみれば僕たちが何者なのか、何をしてるんだとか気になるところですよね。僕たちはバイクに乗ることが好きな人達です。で、同じくバイクに乗るのが好きな人達に向けて賢くて、乗って楽しく、丈夫で、そして手頃な価格のフレームやパーツ、ウェアを考えて作っています。見栄えのする派手な物なんて何も無いのですよ。でも有用な物がすべて美しいように僕たちの作る物は美しいんです。
僕たちが自転車を好きなのは、排気ガスを出さないし(ライダーはたまにガスを出しますが)、交通渋滞を削減、簡単に駐輪でき、メンテも簡単、老若男女にとって良いエクササイズで、そして何よりも単純に乗って楽しいからです。特に最後のひとつは本当に重要です。自転車は何をするにしてもそれをより楽しくします。シングルトラックを急降下する時も、仲間とビールを飲みに出かける時も、仕事や学校にいったり、冷蔵庫を運ぶ(冗談だと思ってるでしょう?)時も。こんなに色々出来て使うたびに楽しいモノが他にあるでしょうか? マイカー? iPod? 脱スーツなビジネスカジュアルで決めてみる事?
ねえ皆さん。シンプルな美しさ、効率、扱いやすさ、
それから気が遠くなるほどの’自由’な感覚。。。これをみんな持ってる自転車ってやつは世の中に貢献する可能性があるなんてもんじゃなくて世の中を良くしてる。。。今この瞬間にも。。。と僕たちは信じてるんです。 なんで、その為に、僕たちはあなたの財布に優しくて、雨の日も風の日も毎日楽しんで使って貰えるモノを考えてるのです。 毎日自転車に乗ってるあなたみたいな人に、より良い物を。。。。”』
改行と太字と色は僕がやりました。
例えば対照的なのはプロの使うレース機材はじめとした高額な車両。あれを通勤通学、買い物で使うのは困難。ましてやブランドストーリーに書いてあるようなモノ、つまりレイゾウコは運べない。その発想にすら至らないでしょう。高額でデリケートな(とりわけカーボン車両)機材は日常から離れざるを得ず、ごく狭い趣味の範囲で使うことになる。その世界はそれとしてあって良い。でも、サーリーの自転車は、もう一段広い世界、というか、最も広い世界で自転車を楽しもうとしてつくってある。実用で使うのか趣味で楽しむのかが極めてあいまいで、2つの世界がだぶっているし、どちらでも使える。
スピード、タイム、距離、ケイデンス、心拍数、ワット数、軽さ、剛性・・・
なんでも数字で計って、数字の奴隷となり、誰に勝った、誰に負けたと他人との比較をする・・・
それって自転車を楽しんでいるのかな?
自転車の本来的な楽しさは、そういった数値や競争にあるのですか?
サーリーのやつらが言う
気が遠くなるほどの’自由’な感覚
みなさんは知ってますか?
僕は知ってますよ。
あの時も、あの時も、そういえばあの時も・・・
そう、あの感覚。
はっきり思い出せる。
別に旅だから自由なわけじゃない。
たぶん、旅してても自由じゃない人はいっぱいいると思いますよ。
逆に、していなくても自由な人も。
別に、計器で計る事やカーボンが、他のメーカーの自転車が悪いわけではない。
生産者の考えであり、消費者の考えが、本当にそれでいいのかという話。
自転車ってのは自分の世界が広がるから楽しいんだよな。
そんなことを感じさせてくれるサーリーの自転車って良いよな、という記事でした。
最も単純な所での自転車に乗る楽しさを味わえるのがサーリーの自転車で、またそのように作っているんだということが実際に自分で組み立てて、乗ってみるとよく分かる。カスタムも楽しみの一つだが、自転車なんて乗ってナンボだろ。そう言われているようだ。
代理店のモトクロスインターナショナルのHPに書いてあるサーリーのブランドストーリーが面白いので、ちょっとその文章をを引いてみましょうか。
『Surly(サーリー)の意味は、「無愛想な」とか「むっつりした」。大した意味も無いのに売らんかなの為に新製品を垂れ流すメーカーや、大して乗りもしないのに新製品や高級品に群がるファンを「流行に弱い無駄使い集団」と切り捨てる皮肉が彼らの真骨頂ながら、その背後には自転車を心から愛する気持がある。超風変わりで、超真っ当なブランドです。
”こんちは。Surlyタウンに御立ち寄り頂き…本当に感謝です。初めての方にしてみれば僕たちが何者なのか、何をしてるんだとか気になるところですよね。僕たちはバイクに乗ることが好きな人達です。で、同じくバイクに乗るのが好きな人達に向けて賢くて、乗って楽しく、丈夫で、そして手頃な価格のフレームやパーツ、ウェアを考えて作っています。見栄えのする派手な物なんて何も無いのですよ。でも有用な物がすべて美しいように僕たちの作る物は美しいんです。
僕たちが自転車を好きなのは、排気ガスを出さないし(ライダーはたまにガスを出しますが)、交通渋滞を削減、簡単に駐輪でき、メンテも簡単、老若男女にとって良いエクササイズで、そして何よりも単純に乗って楽しいからです。特に最後のひとつは本当に重要です。自転車は何をするにしてもそれをより楽しくします。シングルトラックを急降下する時も、仲間とビールを飲みに出かける時も、仕事や学校にいったり、冷蔵庫を運ぶ(冗談だと思ってるでしょう?)時も。こんなに色々出来て使うたびに楽しいモノが他にあるでしょうか? マイカー? iPod? 脱スーツなビジネスカジュアルで決めてみる事?
ねえ皆さん。シンプルな美しさ、効率、扱いやすさ、
それから気が遠くなるほどの’自由’な感覚。。。これをみんな持ってる自転車ってやつは世の中に貢献する可能性があるなんてもんじゃなくて世の中を良くしてる。。。今この瞬間にも。。。と僕たちは信じてるんです。 なんで、その為に、僕たちはあなたの財布に優しくて、雨の日も風の日も毎日楽しんで使って貰えるモノを考えてるのです。 毎日自転車に乗ってるあなたみたいな人に、より良い物を。。。。”』
改行と太字と色は僕がやりました。
例えば対照的なのはプロの使うレース機材はじめとした高額な車両。あれを通勤通学、買い物で使うのは困難。ましてやブランドストーリーに書いてあるようなモノ、つまりレイゾウコは運べない。その発想にすら至らないでしょう。高額でデリケートな(とりわけカーボン車両)機材は日常から離れざるを得ず、ごく狭い趣味の範囲で使うことになる。その世界はそれとしてあって良い。でも、サーリーの自転車は、もう一段広い世界、というか、最も広い世界で自転車を楽しもうとしてつくってある。実用で使うのか趣味で楽しむのかが極めてあいまいで、2つの世界がだぶっているし、どちらでも使える。
スピード、タイム、距離、ケイデンス、心拍数、ワット数、軽さ、剛性・・・
なんでも数字で計って、数字の奴隷となり、誰に勝った、誰に負けたと他人との比較をする・・・
それって自転車を楽しんでいるのかな?
自転車の本来的な楽しさは、そういった数値や競争にあるのですか?
サーリーのやつらが言う
気が遠くなるほどの’自由’な感覚
みなさんは知ってますか?
僕は知ってますよ。
あの時も、あの時も、そういえばあの時も・・・
そう、あの感覚。
はっきり思い出せる。
別に旅だから自由なわけじゃない。
たぶん、旅してても自由じゃない人はいっぱいいると思いますよ。
逆に、していなくても自由な人も。
別に、計器で計る事やカーボンが、他のメーカーの自転車が悪いわけではない。
生産者の考えであり、消費者の考えが、本当にそれでいいのかという話。
自転車ってのは自分の世界が広がるから楽しいんだよな。
そんなことを感じさせてくれるサーリーの自転車って良いよな、という記事でした。
自分も高額な自転車買って満足感に浸っていたりすることが自転車の本来の楽しみでは無いと思います。
基本的に道具は道具、使ってなんぼって考え方が好きです。
次はどんな旅がその自転車と繰り広げられるのだろう...
楽しみにしてます。
次はどんな旅になるんでしょうね。
さっぱり分かりませんが僕も楽しみです(笑)
> かっこいい、サーリー
> 自分も高額な自転車買って満足感に浸っていたりすることが自転車の本来の楽しみでは無いと思います。
> 基本的に道具は道具、使ってなんぼって考え方が好きです。
> 次はどんな旅がその自転車と繰り広げられるのだろう...
> 楽しみにしてます。
考えてみると、サーリーを買ったきっかけは自転車で自由な旅をしてみたいからでした。でも学生時代は貧乏でバイトに追われ、社会人になったら昼夜なく仕事に追われました。旅なんて夢のまた夢で、休み時間に携帯でみる染谷さんのブログで勝手に自分が旅してるような気分になっていました。
応援してますなんて言える者ではないですが、これからも旅を自由に楽しんで下さい。ついでに時々体験をブログで共有して頂ければ私も幸せです。お体に気を付けて。
サーリーの自転車に対する考え方が素敵ですね。自分の力を少し加えるだけで、歩くより走るよりもずっと早くて、なおかつエコロジーで、こんな素晴らしい発明はないと感じます。ただ、日本人の自転車に対する安易な使い方には疑問を感じます。安価なものを買って、少し壊れたら新しいものを。走ればマナーは悪い人が多いし、盗むものもいる。自転車を愛しているから余計目についてしまいますが、ホントどうにかなりませんかね。
一人一人が少しでも自転車の良さに気づいて、考えを改める人が増えればイイなあとおもいます、サーリーの方々のように。
続きの旅ではネット環境に恵まれない地域も多々あると思うのですが、文章と写真で旅を追体験してもらえるよう、ちゃんと書いていきますのでよろしくお願いします。
> 私も学生時代からサーリーを愛用しています。今も毎日の通勤に使っていて、キズだらけだけど宝物です。
> 考えてみると、サーリーを買ったきっかけは自転車で自由な旅をしてみたいからでした。でも学生時代は貧乏でバイトに追われ、社会人になったら昼夜なく仕事に追われました。旅なんて夢のまた夢で、休み時間に携帯でみる染谷さんのブログで勝手に自分が旅してるような気分になっていました。
> 応援してますなんて言える者ではないですが、これからも旅を自由に楽しんで下さい。ついでに時々体験をブログで共有して頂ければ私も幸せです。お体に気を付けて。
確かに日本は安価な自転車が大量に出回って、使い捨てに近いような感覚で扱われていますよね。
安いものが悪いという問題ではなく、人間の意識の問題ですね。安物をただ規制したり、盗難を厳しく取り締まったりするだけでは駄目で、なんでそんな考え方になってるのか、という問題を生み出す根の部分を見る必要があると思います。
> 確かにサーリーはパーツがどうとか、スピードを追い求めるとか、そういうのではなく、自転車が生活のなかにどうあるべきかというような機能的に考えられた自転車が多い印象です。
>
> サーリーの自転車に対する考え方が素敵ですね。自分の力を少し加えるだけで、歩くより走るよりもずっと早くて、なおかつエコロジーで、こんな素晴らしい発明はないと感じます。ただ、日本人の自転車に対する安易な使い方には疑問を感じます。安価なものを買って、少し壊れたら新しいものを。走ればマナーは悪い人が多いし、盗むものもいる。自転車を愛しているから余計目についてしまいますが、ホントどうにかなりませんかね。
>
> 一人一人が少しでも自転車の良さに気づいて、考えを改める人が増えればイイなあとおもいます、サーリーの方々のように。
ずっと読ませていただいてますが、
このページが一番好きです。
気分がいい日も気分が悪い日もなぜかこのページを見たくなります。
このページの影響でサーリー買ってはや数ヶ月です。
サーリー以外のMTBは売ってしまいました。
素晴らしい文章と写真ありがとうございます。
評価していただいてありがとうございます。このような文章が書けたのもサーリーの自転車がもつ魅力あってこそだと思います。HNからして購入したのはクランパスですかね。サーリー仲間が増えて嬉しいです(笑)
> はじめまして。
> ずっと読ませていただいてますが、
> このページが一番好きです。
>
> 気分がいい日も気分が悪い日もなぜかこのページを見たくなります。
>
> このページの影響でサーリー買ってはや数ヶ月です。
> サーリー以外のMTBは売ってしまいました。
>
> 素晴らしい文章と写真ありがとうございます。
たまには更新してください~ 楽しみにしています!
サボり過ぎで広告も出てしまったので、そろそろ更新します。
勝田 俊明
サーリー注文してしまいましたか!(笑) 楽しみですね。ゆっくりと自由を謳歌しながら走るにはサーリーは最高だと思いますよ。再出発は細かい日付は確定していませんが出発は9月10~15日にする予定なので、その前に是非お話しましょう!
飲み会の件早めに連絡いただけるとありがたいです♪
日程、場所メールの方に連絡していただけると幸甚です♪
勝田俊明