愉しい自転車&生活

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Category: [北中南米後一時帰国]再出発へ向けて道具選び

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世界一周第2ラウンドへ向けての自転車


実際にアメリカ大陸を旅をして感じたけど、自転車旅行は思ったよりも普通だった。場所によっては季節を間違えると過酷になるけれど、少なくともアメリカ大陸を一般的なペースで走る限り、それほど過酷な気象条件で走ることはなかった。最低気温はマイナス7度くらい。最高は40度ちょい。無補給区間の最長は200km。最高標高は5000m。って書くとちょっと過酷に思えるかもしれないけれど、暑さも死ぬほどじゃないし、寒さも大抵はフリースとウインドブレーカーでしのげるし、無補給区間も200kmなら大した問題にはなら無い。

はっきり言って、装備が過剰な面があった。
分かっていないことがあった(当然だけど)。
でも、いまは実際の経験がある。その経験から自転車旅行には何が必要で、何が要らないか、を改めて考えてみると当然出発前と答えは変わってきた。その辺のことをこれから書いていこうと思います。


とりあえず第一弾は最も重要な「自転車」


今回僕はサーリーというメーカーのロングホールトラッカーという旅用につくられた自転車を選んだ。理由は最初に書いたので書かないけど、いま振り返って見ても、まあ妥当な理由で選んでいると思う。

ただ、先日サーリーのHPを見てたら「これは!」と思うフレームを見つけてしまった。


それがサーリーのトロールです。
32192.jpg



このフレームは全ての条件が揃っている。
もちろん僕のスタイルで僕が考える旅自転車として、ですが。
じゃあ実際に旅をしてみて僕が必要だなと思った旅用自転車の条件をあげてみると

・26インチのMTBフレーム
・ディスクブレーキ
・クロモリ
・スローピングフレーム

以上の4つになる。


一つずつ理由を説明すると、
まず26インチのMTBフレームである理由。
これは出発前と同じだけどやはり実際に旅をしてみても26インチの方が間違いなくパーツを入手しやすい。特にタイヤ・チューブとホイールが手に入るか。26インチが世界旅行に良い理由はそこに集約される。その他のパーツ、例えばコンポやステム、ハンドル、サドルといったパーツは26インチだろうが700cだろうが変わらないからそもそも関係ないし。26インチのタイヤはボリビアのような田舎の国の中の田舎町でも手に入るけど、700Cは手に入らない。その事実が全てです。それとMTBフレームが良いのは、まず丈夫であること。加えて、例えば、粘土質の土の上を走るとする。MTBフレームは太いタイヤを履くためにフレームとタイヤのクリアランスが広くとられているので当然泥詰まりにも強い。走行時の安定感も抜群に良い。世界一周をするのならオフロードの走行は避けられない。苦しいオフロード走行を少しでも楽に進めるのは、それを考えて作ったMTBだ。

次にディスクブレーキ。
実際に旅をしてみると、パーツの入手性を考慮してもリムブレーキに対するディスクブレーキのメリットが大きすぎると思った。ブレーキパッドの持ち、悪天候時の制動力、リムへのダメージ。特にリムへのダメージ=リムを削らない点は非常に大きい。エクアドルで経験したけど、オフロードの雨というのはとんでもない勢いでパッドもリムも削れていく。パッドは簡単に替えられるからいいとしてもリムが削れていくというのは確実にホイールの寿命を縮めていることになる。それが分かっているから、自転車を止めるためとはいえブレーキをかけ続けるのに心理的抵抗が出てくる。つまりリムブレーキは物理的にも精神衛生上も良ろしくない、ということ。ちなみにトロールはディスクも使えるけど、カンチ台座も付いているのでディスクの替えパーツが手に入らなくてもVブレーキが手に入ればそれを使える。

次。クロモリフレーム。
これはまぁ単純に修理がしやすいからですね。あとは耐久性。サビとか乗り心地とかはそれほど大きなポイントではないと思います。あとダボ穴だけど、フレームに埋め込まれているタイプよりも溶接してあるタイプの方が良いと思う。単純に強いのはフレームに埋まってるタイプだと思うけど、いざ壊れた時の修理が難しい。溶接でくっ付けてるタイプであれば強度的には劣っても修理はまた溶接してくっ付けるだけなので簡単になる。もしかしてサーリーが溶接でダボを着けてる理由はそこにあるのかなとも思った。まぁ違うかもしれないけど。でも、つくづく"実用"を考えた自転車だとは思う。

最後、スローピングフレーム。
理由の一つは見た目。もう一つは重心。見た目ってのはそのままで、ロングホールトラッカーは一番小さいサイズを除いてホリゾンタルフレームですが、個人的にはスローピングフレームの方が好み。自転車を始めた頃はホリゾンタルに憧れを持ったけど、今はスローピングで、スマートで無駄がないと感じる。そもそも今時MTBでホリゾンタルなんてないけど。ロングホールトラッカーを選んだ際はホリゾンタルのほうが水を沢山積めるからと思ったのも選んだ理由だけど、確かに水は沢山積めた。でもバッグにも余裕はあったし、工夫次第でどうにでも積めると思った。もう一つの重心。当然スローピングの方が重心は下がり、安定感もでる。特に荷物を満載にして乗る場合は影響が大きいと思う。



以上が大きな理由。
あと細かい理由だと、ロングホールトラッカー同様、ダウンチューブ下にボトルケージ台座ある。フロントフォークにダボが沢山ついていてANYTHING CAGEなるものを取り付けられる。例えばフロントにサイドバックを付けるほどではないけど、後ろのみでは微妙に入りきらないなんて場合は余計なバックが減り簡素化できるので良い。僕も再出発時の荷物を見てフロントが必要ないと判断したら使おうと思ってる。あとはリアエンドがシングルにも対応していたり(流石に旅でシングルにはしないけど)、2.7インチのぶっといタイヤも履けたり(そんな太いの履かないけど)、トレーラー牽引できるようになっていたり(トレーラー付けないけど)、とにかく使う人次第でいかようにもいじれるような懐の深いフレームになっている。

一応お金に余裕があったらトロールにしようと思ってるんだけど・・・
たぶん買いそうだなぁ。自分が求めるものを完璧に満たしている自転車なんて、そうあるもんじゃないのだから、たぶん買うだろうなぁ。

<追記>
やはり買いました。


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プロフィール

染谷 裕太

Author:染谷 裕太
2012年6月カナダからスタートした自転車世界旅行をきっかけに始めたブログです。当初は単純な旅日記でしたが、現在は旅だけではなく日常も含めた様々な場面で自転車を楽しみ、その面白さを発見し、発信していきたいと思い書いています。

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