愉しい自転車&生活

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Category: [南米]ボリビア

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Community: テーマ-自転車旅行  ジャンル-旅行

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ボリビア最後の街 ポトシ  出発521日目


2013年11月30日


朝が来た。今日はポトシ到着の日。たぶん昨日と同じ感じのアップダウンかな。
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昨日の上り残しを上ると数キロの間はフラット。
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民家発見
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このままフラットで、とか思ったけど、そうはいきませんよね。知ってました。
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そういえば朝、いつものように手帳に前日の走行記録をメモしていたら、最近一日の走行距離が長いことに気がついた。ラパスを出てから、130km、110km、130km、140kmと連続で100kmを超え、走行時間も7時間とか8時間以上走っている。
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ペルーでは大体平均6時間くらいで終わらせていたことを考えると結構走ってるな。まぁ道が楽だから走れるというものあるけど、本当はそんなに頑張りたくないんだよな。過ぎたるは及ばざるが如し、と言う様に、勉強もしすぎればバカになり、運動もしすぎれば健康を損なう。といってもこの旅自体が既にやり過ぎの域に入っているけど。でもここまできたらやり切る以外の選択肢はないけど。




という事を考えつつ「ほどほどに頑張ろう」と諦めて上ったら昨日とはうって変わって心穏やかに上れたわ。別に人が変わったわけでも性格が変わったわけでもないのに、この変わりよう。人間という生き物にとって、心がいかに支配的かというのがよく分かる。これで今日の上りは安泰だな。
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遠くにバスケコート。
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ちょっと切り取ってみるとこんな感じ。すげぇロケーション。これ、ボールがコート外に出ちゃったらヤバイよね。ルーズボールとりに行くのに下山と登山する必要がありますよ。ルーズで済めばいいけど最悪ロストになるかもしれないし。もし見つからなかったら、「ボールながっだぁぁ(号泣)」と言いながらコートに戻るのか・・・切ない。
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上りきった。
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また上るけど。
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この区間は本当に景色が良い。南米ベストロードにノミネートだな。
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ポトシまであと60km。時刻は9時過ぎ。この感じの道なら楽勝だな。
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贅沢なことだけど、ずっとアンデスを走っているから、大自然というものが極当たり前に身近にある。ちょっとやそっとの景色では「雄大な自然だ」とか感じないほど当然になってしまった。でも、今日のこの景色は、そのすれた感覚をもってしても地球の大きさを十分に感じさせてくれた。
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たぶん、今の感覚で東京に行ったら街行く人が全員宇宙人に見えるな。




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ここに生まれ育った人にとってはこの景色は当然なんだよな。当たり前のように毎日アンデスの景色を見ているけど、生まれながらにしてこれが当たり前という感覚はちょっと想像できないわ。
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ポトシまであと45kmほどといった所で昼飯。ちょっと早いけど腹減ったわ。
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ミラネーサ。ボリビアの飯は不味いと聞いていたけど、そんなことは無く全然イケる。確かにバリエーションに乏しく、美味くないものが出てくる可能性はあるけど、このレベルの飯を150円で食えるなら食堂のおばちゃんを拝んでも良いと思います。
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アイス。約14円。この写真で皆さんが想像した味を5倍に薄めたのがこのアイスの味です。
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そして昼飯食ったら風が強くなってきた。扇風機の強レベル。って書くとちょっと弱そうだけど、全身に受けるとキツイ。
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ポトシまで42km。というか、先ほどから道がえらい下ってる。ポトシの標高は約4000m。これまで3800~4000くらいの間でずっとアップダウンを繰り返していたのに今現在3500mを切るくらい。
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結局川まで下って標高は3400mまで下がってしまった。ここから600mのアップ。残りの距離は40kmほど。
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当然上りになったわけだけど、地味に傾斜がキツイわ。写真は振り返って撮ったやつだけど。
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280mほど標高を揚げて3680m。このまま上げるのかと思いきや下りになる。
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どんどん下ってるんですけど。
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結局、先ほどの280mアップは何だったのかというくらい下り、3350mほどまで下がった。さっきの川よりも低い。
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ただ、そのお陰で凄まじい速度で走行距離が伸びていき、あっという間に残り20kmまできた。その後の5kmは緩く上っていく。さらにこれまで向かい風だったのが追い風に。




アメリカのキャピトルリーフ国立公園を思い出す景観。地層の年代は同じくらいなのか?
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残りは15kmほど。ここから再び向かい風に。
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しかもこの期に及んで下りが挟まれる。まぁ標高にしたら15mくらいの下りだし直ぐに終わるけどさぁ、もう残りの距離考えたら全部上りにしてくれやと思う。
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向かい風は更に強烈になるし。あの看板の顔。バカにしてんのか。と因縁の一つもつけたくなるくらいに風強いわ。
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看板きた。が、標高は3800m。ポトシは4000m。まぁ、何処に看板があろうが4000mまで上らなければいけないことには変わりはないけど。
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その後も当然市街地までは上りが続いた。



途中で見つけたお下がりのバス。ボリビアはお下がりの日本車が非常に多いです。
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というわけでボリビアで最後の街となるポトシに着いた。
これ以降は町はあっても街と書ける規模の場所はない。

さぁ、最後の街で最後のボリビアン都会ライフ、キチンとダラけましょうか。



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comments
 
>ここに生まれ育った人にとってはこの景色は当然なんだよな。当たり前のように毎日アンデスの景色を見ているけど、生まれながらにしてこれが当たり前という感覚はちょっと想像できないわ。
アメリカを自転車で走っていてものすごく感じたことです。こういうところで育って,こういう景色が当たり前になって感動できないのなら,僕はコンクリートジャングルに生まれてよかったと思いました。
Re: タイトルなし 
実際そこで生まれた人の感覚は分かりませんが、圧倒的な自然を見た時に僕らほどの衝撃は受けなくとも、たぶんそこに「感動」と言って適切かは分かりませんが、そういったものを感じる気持ちはあるんじゃないかなとは思います。都市で育った人間とは根本的に自然に対する捉え方が違うのかもしれませんが、美しい自然の中で育った人は、自然に生かされてる事を理解してそれを大事にしているように思います。まぁもちろんそうでない人もいますけど。




> >ここに生まれ育った人にとってはこの景色は当然なんだよな。当たり前のように毎日アンデスの景色を見ているけど、生まれながらにしてこれが当たり前という感覚はちょっと想像できないわ。
> アメリカを自転車で走っていてものすごく感じたことです。こういうところで育って,こういう景色が当たり前になって感動できないのなら,僕はコンクリートジャングルに生まれてよかったと思いました。
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プロフィール

染谷 裕太

Author:染谷 裕太
2012年6月カナダからスタートした自転車世界旅行をきっかけに始めたブログです。当初は単純な旅日記でしたが、現在は旅だけではなく日常も含めた様々な場面で自転車を楽しみ、その面白さを発見し、発信していきたいと思い書いています。

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