愉しい自転車&生活

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Category: [南米]ペルー

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本気と書いてマジ プーノ到着  出発493~494日目


2013年11月1日


温泉出発。

2泊してリフレッシュしたからか、脚がよーく回るわ。
JMGP5005.jpg



1時間足らずでララヤ峠に到着。ここは峠でお土産品を売ってるんだけど、時間が早かったので準備中。
JMGP5008.jpg




で、この日どこまで行くか、という問題なんだけど、楽に行くならアヤビリという町。ただ、そこで止まると次の日に150km走らないとプーノに着かない。道が楽だから行けるだろうけど、150も走った上にそこそこの大きさの街でホテル探したりとかは正直めんどい。

だったら、今日なるべく距離を削って、明日楽して昼ごろまでにプーノに着ければ午後もゆっくりできる。ってことで180km先のフリアカという街まで行くことに決めた。

普段は「行けるとこまで」というのが基本だから、ゆっくり走ってるけど、いかに平地が多いとはいえ180km走るってなると、いつものようにおちおちとは走っていられない。



というわけで、この日は本気出してひたすら走っていました。
JMGP5011.jpg




2時頃、115km地点のプカラという町に到着。
ホテルもあり、レストランも数件あってそこそこ賑わった町だったので昼飯。流石にいつもより踏んでるので腹減る。



その後もひたすら走ります。
JMGP5015s.jpg



そして6時前、フリアカまであと3kmほど。何とか真っ暗になる前にはついた。そして脚いてぇ。
JMGP5026.jpg



それにしても夕日が美しい。個人的には夕日の綺麗さは、海≧平原>山岳の順、と思う。まぁ好みの問題だけど。
JMGP5029.jpg



山が赤く染まるのもそれは綺麗ではあるんだけど、その山があるせいで太陽が隠れるのが早く、影が大きい。暗くなるのも早く感じる。それに比べて海や周りに何もない平原は、空間すべてが赤い光に包まれ、染まっていく。実際、この日の夕焼けの色は高原地帯という事と標高の高さもあったためか、これまで見た夕焼けの中でもベスト3に入るくらい、最後まで、赤く赤く染まった。暗くなっていくのが惜しく思えるほど真っ赤に染まった。




翌日



前日の頑張りのお陰で今日は45kmくらいの走行。しかも最後以外はフラット。完全に勝ち戦。


このフリアカって街は非常にゴチャゴチャしている。デカイ幹線走っていたのに突然未舗装になったり、いきなり一方通行になったりと、抜け出すのがかなり面倒だった。標識作れよ。マジで。
JMGP5036.jpg



ちなみにフリアカはストライキ中で、ちょうど自分が通った時はストライキが停止中だった。



平地楽だわー。
同じアンデスにおいて、これまでのアップダウンが悪い冗談だったかのようにフラット。
JMGP5039.jpg



そしてプーノまで後10kmほどといった所から上りが始まる。
JMGP5041.jpg




少し上って、高い位置に来たところから、今日走ってきた平原を見渡した。その平原の奥には、これまで上ってきた山脈が小さく見える。


この辺りは「アルティプラーノ」と呼ばれている高原地帯。
JMGP5048.jpg



感動した。これまでの山岳風景に比べたら何てことのない平地の風景なのかもしれない。なのかもしれないけど、ここまでの凄まじいアップダウンの山岳を越えたその先にあった、広大な高原地帯。
標高3800mという高地にありながら、どこまでも、どこまでもつづく平原。
それがこんな山脈の中に広がっていることが信じがたかった。

ここまで来たか。
もう、いくつ越えたか分からないほど山を越えて、谷を越えて、ここまで来たのか。
この光景を見た瞬間に「アンデスを越えてきた」ことを実感した。まだペルーが終わっていないけど、おそらく、ここと、この先のチチカカ湖沿いの走行が自分にとって、このペルーでのハイライトになると思う。

厳しい山岳の果てに辿り着くって所にこの場所の価値があるんだな。きっと。





その後、150mくらい標高を上げて、



プーノ到着。いつものクラーロじゃなくてモビスターの看板とは珍しい。クラーロよりこっちのが爽やかで良い。というか撮った時は気がつかなかったけど、この写真ピント外してるし。
JMGP5051.jpg



って思ったらその先にクラーロも。どんだけウェルカムですか。
JMGP5054.jpg



チチカカ湖。
JMGP5058.jpg



そしてプーノ市街までは下る。
JMGP5060.jpg




その下りの途中の事。
車から身を乗り出して、こちらに向かって中指をつき立てて「チノ!」と言って侮辱してきた奴がいた。たぶん普段なら相当腹が立ってもおかしくない状況なんだけど、思ったほど腹は立たなかった。というのも、その挑発を受けた時、異常に車が多くてそっちにムカついていたってのと、あとは何て阿呆な奴なんだと思ったから。

ペルー人といっても色々いるけど、そいつは混血だった。
南米の原住民というのはアジアからシベリアを通り、アメリカ大陸に渡っている。つまり奴のご先祖はモンゴロイド=アジア人。その証拠にこちらの人の、特に子供の顔はビックリするほどアジア人に近い。だから、いま自分が馬鹿にいる血が自分の中にも流れているわけですね。自分の存在を落としてる事に他ならないその行為が何とも滑稽に見えた。

という風に、自分ももしかしたらそいつ以上に相手の事を馬鹿にしていたかもしれない。ってことで、お互い様だなこれは。



4kmくらい下ってプーノ到着。
JMGP5090.jpg



ここからボリビアまでは普通に行って2日の距離。
いよいよ終わるなぁ、ペルー。
その前にプーノで最後にダラけるか。


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プロフィール

染谷 裕太

Author:染谷 裕太
2012年6月カナダからスタートした自転車世界旅行をきっかけに始めたブログです。当初は単純な旅日記でしたが、現在は旅だけではなく日常も含めた様々な場面で自転車を楽しみ、その面白さを発見し、発信していきたいと思い書いています。

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