愉しい自転車&生活

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Category: [南米]ペルー

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Community: テーマ-自転車旅行  ジャンル-旅行

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3時間通行止めの山火事でトイレなし宿  出発401日目


2013年7月31日


気持ち良い天気!さあ今日も元気に出発です! なんつって。この旅で、そんなテンションで出発したことは一度としてない。大抵いつも「行くかな~」という抜けた感じで出る。写真はレイメバンバからしばらく上った後のもの。左奥の小さいのがレイメバンバ。手前のは・・・知りません。
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ウネウネと山を上っていく。この日は3600mの峠越えがある。レイメバンバが2100mなので1500mアップ。さらにその先のバルサスという村は標高900m。ググっと上ってドカーンと下るコース。距離は90kmあるけど下り多いしなんとかなるだろ。
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傾斜は緩い。ゆるゆる。だるだる。よれよれ。
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未舗装とかもはや当たり前になってきた。
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上りに関しては特に書くことがない。淡々と上っていた。
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空が近い。
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もうちょいで天辺
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標高が上がるにつれて空は濃くなり大地は薄くなる。色の話ね。あとは空気薄くなる。といっても4000m以下ならペルーのこの緩い傾斜で上るかぎり息も切れない。
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そして午後2時頃、




頂上に到着して前方の景色を見た瞬間、これまで見てきた山岳風景の中でも一際、抜群に素晴らしい風景に「うおおぉぉ・・・」と声が漏れた。







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向かう道。
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そしてペルーの得意技、全面通行止め。これね、もうタイトルにしちゃっているけど、3時間待ったからね。3時間。標高3600mの峠の上で3時間。2時に上り終えて通行止め解除が5時過ぎ。もうアホ過ぎてムカつくという感情は30回くらい通り過ぎて、やるせない気持ちになっていました。
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当然車もいて、自転車旅行をしてる自分は格好の暇つぶし相手だったらしく、取り囲まれ尋問され、酒を飲まされ(運転あるっつうの)、しかも相手も車なのに酒飲んでるし。少しもらって、また勧めてきたから「これ以上飲んだら崖から落ちる」と言ったら「ギャハハハハ!!」と大笑い。そんな面白くねぇだろ。でも良い人たちで、「これ食え」とパンとタマルをくれた。



お互い暇つぶしになった。ぴんぼけだけど。
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景色が良かったのも幸いだった。まぁ通行止めのイライラで台無しな気はしたけど。
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ようやくの通行止め解除。この標高の5時とかめちゃ寒い。早く下りたい。
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ガンガン下る!と言いたいところだけど、この道は無理。道幅は車一台分。先の見えないカーブ。落ちたら3000m以上の高さから一気に数千メートルは転げ落ちるような断崖。
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更に景色もいいからなおさら進まない。谷底の村まで全て下りとはいえ、あと60kmは残ってる。時刻は5時半。完全無理。日没なんか間に合うはずない。本当にあの工事・・・。
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それでもできるだけ急ぐ。なるべく日のあるうちに低いところへ。
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急ぐ!
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急ぐ!
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い、そげない!写真とりた過ぎて急げない!
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太陽が・・・隠れた。
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完全に日は沈み、真っ暗な中走っていると、





めらめら、ごうごう、ぱちぱちと音がするのが聞こえた。







よく見ると山が燃えていた。



山火事。マウンテンファイヤー。すげぇ。こんな近くで。街灯一個も無い山道なので、失礼ながら明るくて嬉しい、と思ってしまった。
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そして7時半ころようやく谷底の村に到着、したら峠の上で一緒に足止め食らってたおっちゃん達がいた。「おおお!!」と再会を喜び、写真撮られてお別れ。


そして宿探し。看板が出てないので村人に聞くけど皆、言うことが違う。何でこんな3分で一周できるような小さい村で宿探すのに歩き回らなきゃいかんのだ。まじでなんなんだこの国は。


そしてようやく見つけた宿は「3つベットのある部屋しかないから20ソルだ」と言われ、この時間だし仕方ないからもう「それでいいよ」と言ったけど、なんとトイレが無い。当然シャワーもない。トイレをするにはこの村にある公共のトイレ(1回 0.5ソル)を使わなきゃいかんらしい。トイレがない宿は初めてだ。しかも、それで20ソルもとるとは大した根性だ。いちいちムカつく日だな今日は。
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本当は予定ではこの村はスルーして900mから少し標高をあげておくつもりだった。低地からの上りは苦戦するのが目に見えているので。あの工事が無ければ余裕で4時台には着いてただろうから、そしたら2時間分くらいは上れていたのに。しかも下ってきてもこれだ。景色は抜群に良かっただけに残念すぎる。

まぁ、明日さっさと出発して切り替えよう。


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プロフィール

染谷 裕太

Author:染谷 裕太
2012年6月カナダからスタートした自転車世界旅行をきっかけに始めたブログです。当初は単純な旅日記でしたが、現在は旅だけではなく日常も含めた様々な場面で自転車を楽しみ、その面白さを発見し、発信していきたいと思い書いています。

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