愉しい自転車&生活

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Category: [南米]ペルー

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天空の都市クエラップ  出発398日目


2013年7月28日


「クエラップ遺跡」といっても知る人は少ないと思う。
今の時代、世界は探検され、色んな凄い場所が多くの人に知られるようになった。
でも、まだまだあるんですね。有名じゃないけど凄い場所。

いままで遺跡はパレンケとティカルを見た。両方とも世界遺産だ。
クエラップも申請を出せば世界遺産になるでしょう。間違いなく。パレンケ程度で世界遺産になるならクエラップなんか結果を聞くまでもなく合格だろ。そう思えるほどの場所でした。

ティカルは「行かずに死ねるか」の石田ゆうすけも絶賛していた場所で、実際行った人の感想を聞いてもかなり良いと思ったという人が多い。確かに僕もティカルはパレンケより凄いと思った。4号神殿から見下ろすジャングルの夜明けは特別な体験だった。でも僕の中では、クエラップはティカルを超えました。軽く。人それぞれ好みがあるから誰もがそう判断するとは限らないけど、高い場所から見下ろす景色が好物な人にはたまらん遺跡だと思います。

遺跡そのものも、マイナーゆえに修復があまり進んでなく、しっかりと刻まれた年月が見える遺跡だった。ただ、この先、有名になるにつれ修復が進んで綺麗になってしまうのかと思うと残念極まりない。"綺麗な遺跡"なんて興醒めもいいところだ。一度綺麗にされてしまった遺跡からは時間が消えてしまう。折角、自然に朽ち果てる中で刻まれてきた年月が消えてしまう。その国からしたら重要な観光資源だから修復したいんだろうけど。このクエラップも、数年前に行った人の写真を見ると、自分が行った時のほうがかなり修復されたり階段が作られたりなど、手が入っていた。


クエラップへ行くの起点となるのは谷底にある村ティンゴ。ここから車でも行けるし、トレッキングでも行ける。ほとんどの人は車で行きます。トレッキングだと距離は9km。ティンゴの標高は1800mでクエラップは3000mなので標高差1200m。時間としては上りで3時間の行程。ゆっくりの人でも4時間あればいけると思います。


これが入り口。
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歩いていたら犬がついてきた。ちなみにこの犬は朝、ホテルの外で飯を作っていたら寄ってきた犬。
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トレッキングルートも景色が良く気持ちが良い。
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休憩。
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見えてきた。
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到着。
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歩いていくと終点が丁度遺跡の入り口になるんだけど、入り口近くのチケット売り場は閉まっていて、チケットを買うのにわざわざ車の止まる駐車場まで20分も歩かされます。往復40分。9km歩いて1200m上ってきたのにその仕打ち。排ガス撒き散らしてきた人間に合わせなければいけないというのがマジで腹立たしい。「クエラップじゃなくてクソラップだ!」とグチグチ言いながらチケット売り場まで行きました。


あの下のほうに見える建物の所にチケット売り場がある。
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という文句は置いといて、遺跡そのものは本当に良かった。
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これが入り口
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狭いです。
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マチュピチュと比べると、あれはまぁかなり修復されて綺麗になっているだろうけど、インカ文明のレベルの高い計画された都市に対して、クエラップはもうちょい庶民的というか、その辺の集落に城壁つけてポンと山頂に置いた感じ。
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ロケーションはマチュピチュが凄いけど、遺跡そのものはクエラップのが面白いんじゃないの?と思った。写真だけの判断だけど、マチュピチュは綺麗過ぎて、正直に言うと詰まらなそうだ。
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標高は3000mで山の天辺にあるので景色が開けていて、天空都市と呼ぶに相応しい景観だと思う。
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クエラップからの眺め
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4時間ほど遺跡にいたけど全く飽きなかった。



帰りも当然歩き。昔の人もこうして上り下りしたんだろうな・・・そう考えるとロマンが、なんて思うことはなく、アホだな、と思った。でも、そういうのが面白くて良い。
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さあもうちょいで底だ。
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午後4時半、無事ティンゴに到着。
行き2時間半、クエラップ4時間、帰り2時間でした。


「北のマチュピチュ」とか「マチュピチュ級の遺跡」と誰が言ったんだか知らないけど、そう言われているらしいクエラップ。そういう「ほにゃららのほにゃらら」とか言われる場所(人)ってほとんどの場合、オリジナルには劣る、と思う。例えば中米のスイスと言われるコスタリカのように。と言ってもスイス行ったことないけど。それ自体凄ければ特に何かに例えなくても自分の名前だけで売れるようになるはずだから。
でも、クエラップは違っていた。ここは十分以上に凄かった。





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プロフィール

染谷 裕太

Author:染谷 裕太
2012年6月カナダからスタートした自転車世界旅行をきっかけに始めたブログです。当初は単純な旅日記でしたが、現在は旅だけではなく日常も含めた様々な場面で自転車を楽しみ、その面白さを発見し、発信していきたいと思い書いています。

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