愉しい自転車&生活

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Category: [南米]エクアドル

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Community: テーマ-自転車旅行  ジャンル-旅行

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グアモテの町  出発365日目 


2013年6月26日

リオバンバを出発。
クエンカは南にいけばいいんだろうと思って適当に南下していたら、どうやら一旦西から抜けて南に向かうようだった。お陰で道を間違えて1時間くらいロス。しかも街中が石畳で激しくウザかったし。


で、ですね、いつも通り道中を写真で振り返りつつグアモテに着くまでを綴ろうと思ったんですがね、道中の写真が1枚しかなかった。


これがその1枚。
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まぁそういう日もある。どのみち今回は道中ではなく、グアモテの町自体をメインで書こうと思っていたからいいんだけど。


で、そのグアモテ。
まず町に入った瞬間、強烈に寂れた空気が漂ってきた。それはもう本当に強烈に。思わず「うわ、何この寂しい町」という心の声が漏れていた気がする。

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線路が町中に。
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どうでしょうか。これでも活気のあるあたりを撮りました。
しかし、寂れているからといって、つまらなかった訳ではない。むしろ全く逆で、この町の雰囲気というのはこれまで感じたことないもので、かなり興味深かった。もし自分がガイドブック書くとしたら、キトみたいなコロニアル都市じゃなくて、このグアモテの町を強くプッシュする。キトなんかに時間を割くならここ行け、と。


もちろんこの町も他の町並みに近代的なものはある。普通にネットもあるし。
なんだけどこの町に色濃く漂っているのは、そんな近代的な空気じゃない。ここは、未だに何世紀か前の空気が漂っている。そんな昔の空気は吸ったことないけど、「これがそうなんだ」とハッキリ確信をもたせてくれるほど強烈に漂っている。古い町並みの場所にありがちな「昔の町並みを残しましょう」っていうような作為はなく、本当にそのまま。他の町が自然の成り行きで近代化して垢抜けていくのと同じように、この町はごく当たり前のように、自然に昔のままここに残っている。ただそれだけ。



かなり興味深い町だった。



でも、実はまだ続きがある。
到着したその日は、上に書いたように寂しい感じだった。
でも泊まった宿で、翌日マーケットが開かれるということを聞いて、その時は「ふ~ん」くらいに思っただけだったけど、昼過ぎ町に繰り出したらビックリした。



昨日と全然違う。
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そこらじゅう人だらけ、露店だらけ。
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今は鉄道が通ってないらしい。
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お昼ごはん。1ドル25セント。最初「1ドル」が聞き取れなくて「25ドル!?」ってビックリしておばちゃんに聞き返したら後ろにいたおばちゃんの娘に笑われた。そういえば、キトで泊まった宿のおばちゃんに「日本人はお金持ちだから100万ドルね」と冗談を言われたっけ。外国語だと聞きとるので精一杯で冗談を解する余裕なんぞ無いというのに。味の方は鶏肉がサクッとして美味かった。
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マジで大賑わい。昨日の面影ゼロ。
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皆楽しそうだ。いつもあの寂しさに溢れた感じではないと分かってなんか少しホッとした。やっぱこういう賑やかさも必要だよな。
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自分も市場でトマトを買ったんだけど、「レモンはいいの?この葉っぱもスープにするならいいわよ!」って感じで他にも色々買わせようとしてくるおばちゃん達とのやり取りが面白かった。
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そして、翌日になると、また静かな町に戻る。
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そして、最後にぜひとも書かなければいけないのが宿について。
これが非常に良い宿だった。朝食付きとはいえドミトリーで10ドルなので別に安くはない。しかしその価値は十分にある宿だった。
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宿泊者がほぼいないというのもあるけど、静かで落ち着いた雰囲気のめちゃくちゃ良い宿。
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ドミなのにバスタオルあるし、石鹸もあるし、シャワーは速攻お湯になるし温度調整も完璧。


洗面器も凄い。しかもね、お湯出るんですよ。洗面器の蛇口から。凄いよこれは。滅多にないからねそんな場所。こんな綺麗な洗面器日本でもそうそうないでしょ、きっと。もう日本がどんなか忘れかけてるけど。
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バスルーム。
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ドミは自分だけだった。
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朝食付き。ありがたいことに、パンが結構重くて腹一杯になる。
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キッチン。火力が強烈。中華料理つくれそうな気がするくらい強かった。
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暖炉もある。使ってなかったけど。
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といった感じでした。きらびやかでゴテゴテ装飾してあって大きくて古いだけの教会よりも、ずっと面白かった。エクアドルでは唯一クエンカだけ見ればあとの街はいいかな、と思っていただけに、このグアモテの町は思わぬ出会いでした。時代を超えて残り続けた「昔」。こんな町もあるんだ、と驚きを覚えたグアモテでした。


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comments
 
寂れた町と、原色の民族服が良いバランスですね。
Re: タイトルなし 
ヨーロッパだと皆洋服ですからね。
インディヘナの人たちは民族衣装が流石に様になっています。


> 寂れた町と、原色の民族服が良いバランスですね。
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プロフィール

染谷 裕太

Author:染谷 裕太
2012年6月カナダからスタートした自転車世界旅行をきっかけに始めたブログです。当初は単純な旅日記でしたが、現在は旅だけではなく日常も含めた様々な場面で自転車を楽しみ、その面白さを発見し、発信していきたいと思い書いています。

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