愉しい自転車&生活

17

Category: [南米]エクアドル

Tags: ---

Community: テーマ-自転車旅行  ジャンル-旅行

Response: Comment 0  Trackback 0

キロトア湖への道のり   出発353日目


2013年6月14日


Sigchosからキロトアまではいよいよ未舗装区間となる。
キロトアまでの距離は42kmか。
IMGP4915.jpg



町を出ると早速始まったのは・・・石畳!
すげぇ走りづらい。これと比べると舗装路がいかにヌルいかが分かるな。
IMGP4916.jpg



とはいっても石畳はすぐに終わり、道は普通の未舗装になる。凄く走りやすい。
IMGP4918.jpg



さて、ここからの写真はエクアドルのど田舎の風景です。
普通の観光旅行では見れない景色をお楽しみください。
IMGP4922.jpg



ブタ。気持ち良さそうに寝ていたから、「チッチッチッ」と猫を呼ぶみたいにやったら「フゴア!」って飛び起きた。快眠を邪魔して申し訳ない。そしていつもお世話になっています。
IMGP4924.jpg



ロバ。
IMGP4927.jpg



ペロ(スペイン語で犬の意味)
IMGP4936.jpg



ペロとおばちゃん
IMGP4938_20130616122942.jpg



そんなペロとおばちゃんの見ていた景色。
IMGP4942.jpg



崩れてますねぇ。
IMGP4943.jpg



この辺に住んでいるのは先住民族(インディヘナ)の人たち。
IMGP4945.jpg



ペロその2。ワンワン五月蝿いので「うらあー!」と言って突進していったら、「ワンワンワン!」と言いながらもしっかりダッシュで逃げていった。所詮、犬なんてそんな程度です。恐れる必要はなし。
IMGP4951.jpg



ペロその3。途中の村でお昼休憩した時に寄ってきた犬。ピーナッツとクッキーで懐柔しました。舎弟です。というか眉毛が麻呂みたいね。あなた。
IMGP4954.jpg



ちなみにお昼を食べている時に、村民のおじいちゃんが隣に座ってきてタバコをぷかぷか。おい!と思ったけど、「ピーナッツいる?」って言ってピーナッツ差し出したら喜んで貰ってました。そしてピーナッツ食ったらすぐに何処かにいきました。ちょっと渋い眼で遠くを見るふりをするおじいちゃんでした。ペロとおじいちゃんの餌付けに成功した26の夏。



昼食っても当然未舗装。ちょっと休憩長くとり過ぎて気持ちが切れかけた。
IMGP4957.jpg



断崖絶壁。四字熟語。
IMGP4964_20130616124615.jpg



ちょっと、掃除・・・。
IMGP4970.jpg



ちょっと、傾斜・・・。
IMGP4973.jpg



しかし良い景色。
IMGP4988.jpg




と、ここまでは未舗装ながらも思ったより道は良く楽勝でした。
そしてキロトアまであと5kmといった所で工事をしていました。普通の一般車両はそのまま直進なんですが、工事のおっちゃんは自転車一台のために作業を止めるのが嫌だったのか、「あっち行け」と一般車両が入らない方の道を案内しました。VIP待遇です。


しかし、そこからの道がアホだった。
IMGP4991.jpg



まず、傾斜。平均勾配10%以上。10%といえば、舗装路でもかなりキツイレベル。というか空荷の車体重量10kg程度しかないロードバイクでもキツイ。自分のチャリは車体と荷物合わせて50kg以上。50kgてね、重力に従う力が半端じゃないですよ。ガリレオだったら「おお!これが重力の力か!!」と大喜びじゃないですかね。
IMGP4993.jpg



そして悪路。砂が深くて押すしかない。たとえ平地であっても、下りであったとしても押すしかない道。靴の中は砂だらけ。そして工事のダンプが来るたびに、端っこのもっと砂の深い場所に避けなければいけない。もう押せないから持ち上げて端による。
IMGP4996.jpg



正直最近、舗装路とか楽すぎて飽き飽きしていた。もっと全力でぶつかれる道はないのかね、とか思っていたら・・・あった。こんな所に。しかも全力出しても一回に4歩くらいしか進めない。4歩進んで休憩を延々繰り返す。しかもこの時点の標高が3600mと富士山クラスの標高。当然空気薄い。しかし空気の薄さを感じる余裕がないほどきつかった。
IMGP4997.jpg



幸いこの区間は短く1kmくらいで終わったのだけど、その1km。たったの1km進むのに何分かかったか。
何分だと思います?  正解は1時間20分。1kmで。時速にして800m。平均時速1km以下。たぶん徒歩なら4倍くらいの速度で上れるでしょう。もうね、「アホか!これー!!」と叫びながら上り、「あのエクアドル人今度会ったら殴る!」と思いながら上っていました。



とまぁ、かなりきつかったけど


その1kmが終わりに差し掛かったころ、ふと景色が開けた。




その景色の方を見ると、
いままでずっと見上げていたはずの雲が自分よりも下にあることを知った。
標高は3700m。いつのまにか雲よりも高い所まで上っていた。
IMGP4998.jpg




そしてそこからは普通に自転車に乗れるようになり、残った僅かな上りを上りきると道は下りに。
IMGP5005.jpg




下るとすぐに見えてきたのはキロトア村。
IMGP5006.jpg




村に着いたら、そそくさとホステルに荷物を置いてキロトア湖を見に。
火口湖だから淵まで行かないと湖は見えない。歩いて淵まで向かい、湖が見えてくるまでの間、もちろんどんな湖なのかワクワクはしたけど、もはやキロトア湖が綺麗かどうかはどうでもよかった。辿りつけただけで満足だった。
IMGP5028.jpg




最後の最後、あの上りがなければ、違う感情を持ってこの場に立っていたと思う。苦労が少ない分、感動もちょっと少なくなっていたかもしれない。この感動があるのは、あのエクアドル人のお陰だ。


だけど、それでもあのエクアドル人、、許すまじ!笑





てな感じで辿り着いたキロトア湖。
長くなったので湖の写真は次回のエントリーで。



関連記事
comments
leave a comment





プロフィール

染谷 裕太

Author:染谷 裕太
2012年6月カナダからスタートした自転車世界旅行をきっかけに始めたブログです。当初は単純な旅日記でしたが、現在は旅だけではなく日常も含めた様々な場面で自転車を楽しみ、その面白さを発見し、発信していきたいと思い書いています。

カテゴリ
検索フォーム
Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ


1
2
4
5
6
7
8
9
10
11
12
14
15
16
18
20
21
22
23
25
28
29
30
06, 2017 < >
Archive   RSS