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コロンビアまとめ


期間2013年3月25日~6月5日

日数 73日

走行距離 2382km(積算15657km)

通貨 ペソ 1800ペソ=1米ドル(2013年5月時点)
   






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治安
外務省の海外安全情報で見ると超危険地帯です。コロンビアは。
実際の所はどうかというと、基本的な所を気を付けて旅行すれば概ね問題はない。
ただ治安が良いかと言われると、yesとは言えない。「場所によって」という前置きをした上で「悪い」と言いたい。ゲリラ的な問題でなく、一般的な治安で言えば特に都市部。これはやはり多くの例に漏れず良くない場所がある。まず最初に悪さを感じたのはメデジン。途中で道を尋ねたコロンビア人に「メデジンは危ない」と言われた。
確かに綺麗な所は綺麗だけど、汚い所は汚い。そして綺麗な所と汚い所がごちゃ混ぜなので、全体として(といってもホントにメデジンのこぐ一部しかしらないけど)、油断は出来なかった。
あとはボゴタやカリなどの都市も同様、明らかに危なそうな場所はあった。カリはセントロに行く途中とホテル探しの時に妙な所を走ってしまったし。やはりその妙なあたりは雰囲気が悪く、街ゆく人のガラも良くなかった。
ただそこを外れると、カリは全体としてゴチャっとした感じの街なんだけど、同じゴチャでも雰囲気は明らかに良くなり、普通に街歩きできる感じになる。

最後に南部ポパヤン以南のエクアドルとの国境付近。
これは走ってる限り感じられないけど(というか感じられたら出たってことだからヤバイけど)、ゲリラやテロが多いらしい。まぁ走るなら必ず日中に走行を終わらせることが絶対条件でしょう。日曜は走ったけど特になんともなかった。むしろ休日にロードバイクでサイクリングをする人と沢山すれ違ったりして、雰囲気は平和そのもの。問題は夕方以降なんだと思う。どちらにせよ走る人はお気をつけて。




食事
普通に美味しかった。さすがにメキシコのクオリティと充実ぶりには及ばないけれど、味付けも問題なく、なにより量が多いというのが嬉しい。
定番はアヒアコというスープと大皿にご飯、肉、バナナ、サラダなどがのっているプレートもの。アヒアコは場所によってとレストランによって若干中身が変わる。ある所ではトウモロコシが入ってて、ある所では鳥、ある所では牛、ある所では魚・・・など。そしてこのスープ、大抵美味いです。必ず何かしらダシになるものが入っているし、コトコトじっくり煮込んでいるお陰で味もよくしみてるし。ただ中身が魚だと骨も沢山入ってて食いにくいけど。

それ以外ではハンバーガーとか、都会だとピザとか、あとは何処にでもあるエンパナーダとか、ですかね。あと屋台もいいですね。中米が食事に関してはアレだっただけに、コロンビアは食事は楽しみの一つだった。





そのまま飲んでた。といっても場所によるけど。
飲めそうな所では飲んでました。その飲めそうってのを何で判断するかにもよるけど、僕は見た目と味で平気そうなら飲むという感じ(何と言ういい加減な判断だ)。あとは他人が飲んでるかどうかも参考にする。




物価
高い、ような安いような・・・。節約すればホテル生活でも安宿に泊まれば1日12ドルほどで過ごせる。ただちゃんと節約しようと思わないと20ドルくらいは簡単にいく。
ただ飲み物に間しては高いとハッキリ言えるかな。
南部の方が物価は安く、食事に関しては北部は大抵3ドル~5ドルほど。南部は最安で2500ペソだったので、なんと2ドルもしません。1.5ドルほど。かと思えば同じ南部でも8000ペソしたりとか。きっちり節約するなら値段は聞くべきですね。



宿
多い。通り沿いにもチラホラあるし、結構小さめの町でもあったりするので、走行自体は結構楽に計画がたてられる。アンデス山脈が国の中央に走るので高地も多いのだけどホットシャワーが結構標高があがってこないと出てこない。1000mくらいの安宿はほぼ水。1500mでも厳しい。2000m超えてくれば流石にといった感じ。バックパッカー向けのホステルはほぼ間違いなくホット。そしてワイファイ付き。ネット環境は結構良く、速度も速かった、と思う。




太い道は綺麗な所が多く走りやすい。傾斜に関してはきつい所はきついし、大したことない所は大したことない。キツイのはバルディビア~ヤルマル間、イバゲ~アルメニア間、かな。
あとポパヤンからパストまでは舗装が非常に悪い。舗装ボコボコで、工事区間も多い。パストを過ぎるとイピアレスまでは綺麗になる。



気候
赤道付近なので季節差はなし。雨の量で差があるくらいで、気温は標高次第。雨季だったせいもあると思うけど、コロンビアは湿気が多いです。コスタリカほどではないけど、蒸すので不快に感じることも多々あったかな。




優しい。「優しい」というのはどういうことか、を知りたければコロンビアを旅すれば分かるでしょう。
人の良い国と言えば僕の中ではメキシコも印象に残っている。ただ、メキシコ人は形容するならば「陽気」。ノリも明るいし、気さくに声をかけてくる。サボテンがニョキニョキと生えるカラッとした気候のように、メキシコ人の屈託のない笑顔と声援は気持ちが良いものだった。

それに対してコロンビアは一言で言うならば「優しい」。
そこには確かに自転車旅行者というちょっと珍しいもんを見たという興味や好奇心もあるのだけど、それ以上に、単純な他者に対する気遣いであったり、もっと言えば人間に対する愛情のようなものを感じることがこのコロンビアでは多々あった。コロンビア人もラテンの陽気さは持っているけれど、それはしっとりと湿気があって、緑深く静かに佇むアンデスのように少し控えめな、そっと心に入ってくるような明るさだった。「よく来たな!」と出迎えにくる感じでなく、「ようこそ」と迎え入れてくれるようなオープンな心を持った人たちが多かった。

あと評判どおり美人は多い国でした。写真?そんなもん無いので見たければ自分で行ってください(笑)



見所
コロンビアそのもの。
人も自然も含めて、魅力が溢れる国だった。
という印象だけではあれなので、具体的に例を挙げると、


「カルタヘナの街」
ここは夜が非常に良かったです。昼間はあまり・・・。

「ペニョン・デ・グアタペとグアタペの街」
岩に登ると360度のパノラマ。そしてカラフルな街。興味があればどうぞ。

「ボゴタの夜景」
これはですね、ボゴタ行ったら見る価値はあると思います。良かった。
あとは美術館とか興味があれば。タダだし。

「イバゲ」
もしかして自転車旅行者限定かもしれないけど、この近辺自転車乗りが多いからか声をかけてくる人が多い。
どの街より優しい人が多かった印象

「サレントとココラのパームツリー」 
ここは是非ともお勧めしたい。まずサレントが静かでとてもいいし、ココラのヤシの木も凄い。是非。

「ポパヤンのセントロの白い街並み」
思ったけどポパヤンの写真って一枚もアップしてなかった。白色で統一された綺麗な街です。

「ポパヤンからイピアレスまでのアンデスの景色」
この区間は凄いです。コロンビアのベストロードです。

「イピアレスのラスラハス教会」
これはお勧め。凄くカッコイイ教会。


という感じです。




国境越え

入国
船で入ったので船長のロイックが全てやってくれたから簡単とか難しいのレベルじゃなく何もしていない。
滞在許可は90日間。


出国
すごく簡単。ツーリストカードの記入や出国税も無し。
両替商はいるので必要であれば。
僕は必要なかったのでレートなんかは知りません。





南米最初の国コロンビア。思い出深すぎて逆に何を書こうか迷うけど・・・
やはりまずはアンデスの大自然。本当に凄かった。コロンビアの自然は、アメリカのような特異な自然ではなく、普通に人が住み、道路が通り、ホテルがあり、まちがある。そのへんにある普通の自然で普通の山。でもその普通の山が、こんなにも広くて、深いものだとは知らなかった。たしかに、とんでもない迫力をもったアメリカの自然や、ペルー、ボリビア、チリ、アルゼンチンといった南部アンデスの圧倒的な景色には単純な凄さという意味では及ばないのかもしれない。でも、それは種類が違う。衝撃的な自然ではなく、じわりと胸に入り込んでくる自然だった。

そして、人。
これは現地人だけではない。思い返せばコロンビアは初めから出会いと別れの国だった。パナマからヨットで渡ってきて、6日間お世話になったAmande号のクルー、ロイックとフランクとイザベルとの別れ。そして船で一緒になった仲間との別れ、その中の2人、ガースとデイブはパナマで出会ったサイクリスト。目指す場所は同じ。「ウシュアイアで会おう!」と言って別れた。そして、中米を一緒に走りぬいた成田君との別れ。僕は暑いところホント苦手なんで、クソ暑い中米では常に成田君から遅れていた。だいぶに迷惑をかけたけれど、あのクソ暑い中米をあれだけの期間で走りきれたのは間違いなく成田君と一緒に走ったからだった。今更ながら感謝。

そしてコロンビア人だ。コロンビアは人が良い、とはコロンビアを旅した旅人ならば誰しもが思うことで、コロンビアに入る前の情報収集でもそういった話は沢山見た。実際に旅をして、やはり僕も思った。「コロンビアは人が良い」。ブログにもコロンビア人からの親切話しは載せてきたけど、あれでも一部だ。とても全ては書ききれないほどに沢山の優しさを頂いた。もちろんムカつく奴もいたけどね。まぁそれは一部。

コロンビアの印象を一言で言うなら、と考えた時に、これは自分でもビックリだけれど「人」だった。雄大なアンデスの自然も凄かった。でもどちらか選ぶなら、人だと思った。何度もこのブログで「人との出会いはメインじゃない」と書いてきた。僕の最大のモチベーション、この旅の原動力になるのは自然=地球を見たいという気持ちだから。でも、この国では初めて「人」が上回った。シンセレホで飲むヨーグルトをくれた青年。日陰で休んでいるとイスを出してくれたおっちゃん、トラックから袋水を投げてくれたおっちゃん、コーラ買ったらオレンジくれたおっちゃん、自転車のワイヤーをくれたおっちゃん・・・・・おっちゃん多いな(笑) あと、コロビア人ではないけれど、ボゴタではこのブログがきっかけでボゴタ在住の日本人の方との出会いがあった。その節はご馳走様でした。
そして・・・やはりイバゲでの出会いだろう。この国の印象で人が上回ったのは、あの出会いがあったからこそだと思う。本当にありがとうございました。


切りがないからそろそろまとめますが、この国は今までの国にない、特別なものを自分にもたらした。まだコロンビアから出たばかりだけれど、きっとこの国はこの先どんな素敵な国に出会おうと、自分の中ではずっと特別であると思う。大好きでしたコロンビア。またいつか会いましょう。その時はバス・・・いや、また自転車かな(笑)


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comments
 
無事コロンビアを走破されたようでおめでとうございます。
本当によかったです。
また、コロンビアを気に入ってもらえてコロンビア在住者としましては嬉しい限りです。
ブログの文面もコロンビアの魅力が伝わる内容で読んでいて楽しかったです。
染谷さんにとってコロンビアが良い意味で特別な国になってくれたことが本当に嬉しかったです。
これからもブログを楽しみにしております。
エクアドル以降も引き続き気をつけて自転車の旅を続けて下さい。
Re: タイトルなし 
ボゴタでは本当にありがとうございました。
コロンビア南部、無事抜けられてホッとしました。
今はキトに到着し、ガタの出ていたパーツと地図も入手できたので、
明日早々にキトを出ます。長くいてもダラけるだけなので(笑)



> 無事コロンビアを走破されたようでおめでとうございます。
> 本当によかったです。
> また、コロンビアを気に入ってもらえてコロンビア在住者としましては嬉しい限りです。
> ブログの文面もコロンビアの魅力が伝わる内容で読んでいて楽しかったです。
> 染谷さんにとってコロンビアが良い意味で特別な国になってくれたことが本当に嬉しかったです。
> これからもブログを楽しみにしております。
> エクアドル以降も引き続き気をつけて自転車の旅を続けて下さい。
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プロフィール

染谷 裕太

Author:染谷 裕太
2012年6月カナダからスタートした自転車世界旅行をきっかけに始めたブログです。当初は単純な旅日記でしたが、現在は旅だけではなく日常も含めた様々な場面で自転車を楽しみ、その面白さを発見し、発信していきたいと思い書いています。

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