愉しい自転車&生活

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Category: [南米]コロンビア

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コロンビア人の優しさ  出発306日目


2013年4月28日

朝出るのが遅くなるのはいつものことだけど、
この日はとりわけ遅くなった。11時半だ。宿を出たのが。
自分でも何でこんなに遅くなったのかよく思い出せない。
さほど寝坊したというわけでもなかったのに。


再び山岳に突入するものの、この日予定している町までの距離が30kmちょいだからといって油断していた。ま、楽勝だろうと。しかしね、全然楽勝じゃありませんでした。


走り出した時点で既に暑さはMAX付近まで上がってる。
IMGP2070_20130505223024.jpg


休んではかりで全然進まねぇ。ちょっと走って日陰で休んで、を延々繰り返し上っていく。
IMGP2071.jpg


しかし、問題は暑さだけではなかった。
IMGP2072.jpg


日中の一番暑い時間帯はいないんだけど、気温の下がってくる夕方。奴らは出てくる。
IMGP2073.jpg



その奴らってのは吸血してくる小さい虫。蚊ではない。蚊の半分以下の大きさで、蚊と違って、ぷ~んという間抜けな羽音はならさない。静かに皮膚にとまり。静かに血を吸う。しかも大群。もちろん指された場所はかゆい。飛行能力はかなり低そうだから、風さえ吹けばどっか飛んでいきそうなもんだけど、残念ながら無風。
おかげで手と足、刺されまくった。特に足。後で数えたら、片足の片面の半分くらいだけで50個近く刺された痕があった。もう何処が痒いのか分からない。全部痒い。



上ってきた。
IMGP2074.jpg


暗くなってきました。もう力でなくて押して歩いていたら、向かいから歩いてきたコロンビア人が「あそこ見えるか?あそこから下りだよ。あと2kmくらいだよ」と教えてくれた。
IMGP2079.jpg


その人とは一旦はすれ違ったんだけど、通り過ぎた後に、後ろから口笛で呼ばれた。そして振り返ると、上に書いたようにこの先の道を教えてくれた。何気ない優しさというか、気遣いが身に沁みる。一度通り過ぎたんだし、別に放っておけばいいものを、その人はわざわざ教えてくれた。そこには見返りを求めるような思惑など全く無く、、単純でシンプルな「人情」とでも言うべき優しさだけがあった。言葉の端々から、それがよく伝わってきた。胸をノックしてくる優しさだった。ありがとう。・・・ただし、2kmは大嘘だったけどね。そこから5kmくら上ったし。


IMGP2075_20130505234926.jpg



結局、上りきった頃には、すっかり暗くなっていた。
ライトをまだ買ってないから、ここからライト無しで下らなければいけない。面倒だなぁ神経使うなぁ、と思っていたら、途中で原付で追い抜いたおっちゃんが頂上で自分のことを待っていて、後ろから付いてきてライトで行く先を照らしてくれた。おっちゃんにはおっちゃんの予定があるだろうに、貴重な時間を割いて、わざわざ頂上で待ち、ノロノロ下る自転車にずーっとついて来てくれた。先ほどの人といい、連続で味わうコロンビア人の優しさ。ありがたい。でも、真後ろから照らすから走る部分が陰になって全く見えなかったけど。先ほどの人といい、ちょっとおしいコロンビア。


下りきって標高1000m。
最初に見つけたホテルに入った。
翌日も何か疲れた感じだったので連泊。


翌日撮影のセントロ。
DSCN0808.jpg


DSCN0809.jpg


日本で手に入る情報では危ないというイメージが強すぎるコロンビア。
でも実際に訪れた人からの評判はすこぶる高いコロンビア。
すれてない人々、アンデスの山並み、雲、
人にしても景色にしても、「そのまま」「普通」が魅力の国。かな。

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プロフィール

染谷 裕太

Author:染谷 裕太
2012年6月カナダからスタートした自転車世界旅行をきっかけに始めたブログです。当初は単純な旅日記でしたが、現在は旅だけではなく日常も含めた様々な場面で自転車を楽しみ、その面白さを発見し、発信していきたいと思い書いています。

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