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Category: [南米]コロンビア

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Community: テーマ-自転車旅行  ジャンル-旅行

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南米の旅とはすなわちアンデスの旅  出発290日目


2013年4月12日


いよいよだ。
この日、ようやく標高をあげる。もうこれをどれほどに待ち望んだことか。
アンデス山脈は南米大陸西側を縦走するこの地球で最も長い山脈。
果てのチリ、アルゼンチンはパタゴニア地方まで続いている。
つまり南米を旅するという事は=アンデスを旅するに等しい。
東側のブラジル方面行くなら別だけれども。

その大山脈様とのガチンコ対決、第一ラウンド。
楽しませていただきましょうか。


とりあえずは麓の町まで行く。この間は楽。
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滝。そこら中にある。水が本当に豊かな日本生まれの自分からすると、
やはり水が多い地域に来ると安心するし、日本を思い出す。ちょっとだけ。
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はい。で、麓の町に着きました。

この橋の向こうがアンデス山脈。そして橋を渡ると上りが始まる。
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この景色はインドのリシケシを思い出した。
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熱帯です。
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麓の町。
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さぁ、じゃあ行きますかね。標高上げるまでは暑いから大変そうだ。
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橋を渡ると速攻で上り。いきなり来たね。わかってたけど。
IMGP1102.jpg



しかし・・・これ、あ、あ、暑い。休憩だ。休憩。
IMGP1104.jpg



500m超えた。この辺になると空気の温度に変化を感じる。が、暑い。
というか、風、風よ吹いておくれ。この気温の上りで無風はキツイ。
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500m付近で景色がひらけた。そしてここは風が吹いていたので休憩。
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休んでいたらフランス人カップルがタンデム(二人乗り用自転車)に乗って上ってきた。タンデムチャリダーは初めて見た。というかタンデムとかよく乗るよな。どんなに相性良い人とでもタンデム乗るのは絶対嫌だわ。「自由」を激しく制限されそうだ。例えばおしっこしたいと思って止まるにも勝手には止まれないだろうから声かける必要あるだろうし、上りでしんどかったら「こいつ手抜いてんじゃねぇだろうな」とか思っちゃいそうだし、考えただけでもゾッとする。よく乗るよ。本当に。




で、坂を上っている時のこと。
普通に走っていたらトラックの運ちゃんが横に着いて速度合わせてきた。
なんだ?と思うと、「アグア(水)!」と叫んだ。袋水を2つ投げてきた。

「受け取れ!」
ポイ!ポイ!(水投げる)
パシ!ボト!(一個落とした)
「グラシアス!!」

そして、おっちゃんはウオンウオントラックを唸らせながら、走り去っていった。
コロンビア人、なんて粋な人たちなんだ。さらにこの後、別のおっちゃんから
ボトルの水を2本も奢ってもらった。コロンビア人の気前が良すぎてクラクラする。
IMGP1115.jpg



そんな出来事に心温められるが、それ以上に気温は、暑い。
ただ、坂の傾斜は思ったほどでもない。もっともっとキツイのを想定していた。一応、パレンケ~サンクリ間やコスタリカの平均勾配10%のオフロードを仮想アンデスにおいてイメージしていたから。特に驚くこともなかった。常識的な坂だ。脚もよく回る。むしろ脚の調子だけで言えば絶好調だ。力まずともクルクル回る。
IMGP1116.jpg


しかし、暑さがたまらん。ここまで上っても暑い。
しかも、いまだに湿気多いし。せめて風、風が吹いてくれれば。
IMGP1117.jpg


しかし、もう少し頑張れば涼しくなってくるはず。
とりあえず道路脇の滝で涼をとる。
IMGP1119.jpg



そして、この写真のあと、急激に山の機嫌が変わった。
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雲が暗くなり、まだ4時だというのに7時頃じゃないかと思う暗さ。
そしてゴロゴロと雷が鳴り始める。・・・。やばいな。降りそうだ。

と、思っていたら、降った。

しかも急に降るから合羽を着る隙も無かった。
そしてその天気の崩れっぷりが尋常じゃなかった。
貯水タンクをぶっ壊したような激しい雨。
近くに落ちただろ!ってくらいの轟音で鳴り響く雷。
激しい風。これ上ってる時に吹けや!と思った。

雨の中、少し走っていたけど、こりゃやばいと思って商店に避難。
当然、この間の写真は一切ない。あまりの風雨の激しさにカメラは出せない。

暑い暑い言っていた状況から、あっという間に体が冷えて寒く感じる状況に。
優しいコロンビア人とは違って、アンデスはしょっぱなから手厳しい。
とりあえず、時間もないのである程度弱まった所で上だけ合羽を着て出発。


そして、これまでの腑抜けっぷりは一体何だったのか、というくらいに
雨の中をガンガン走る。ガンガン踏みまくる。
今まで節約して節約して使わないようにしてきた脚。今使わずして何時使う。
最後のほうは道も平らに近くなってきたので時速25km超で駆け抜ける。


IMGP1128_20130417011322.jpg


ラスト7kmくらいは一瞬だった。
これを日中に出来ていれば、余裕で降る前に着いたのに・・・。
まぁ暑さに弱いのはどうしようもない。慣れるといっても限界あるし。
とりあえず全身びしょ濡れで不愉快極まりないので早くシャワー浴びて着替えたい。


ガソリンスタンド併設のホテルに宿泊。
水シャワーだったけど、標高も1000mを超えていたので冷たかった。
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最後の方、景色どころじゃなかったけど(というか雲で見えないし)、
ホテル裏から見るアンデスは最高の気分にさせてくれた。
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飯はつくるのめんどいのでレストランで。
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なんか全然距離は走ってないけど長い一日だった。色々あった。
一日を振り返ってこれだけギッシリ詰まった感じがするのも久々だ。
とりあえず、濡れた服、乾くといいけど・・・。
IMGP1178.jpg


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comments
写真と言葉で追体験 
う~ん、アンデスか。写真で追体験。ありがとう~~
「感じ」が伝わる写真が多くなったよ。
Re: 写真と言葉で追体験 
アンデスもこの辺はまだまだ低いですが、この先5000m、6000m級の山になってくるので楽しみです。そのかわり、上り下りの長さ、傾斜、未舗装路など、道も相当タフになってくると思いますが(笑)

> う~ん、アンデスか。写真で追体験。ありがとう~~
> 「感じ」が伝わる写真が多くなったよ。
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プロフィール

染谷 裕太

Author:染谷 裕太
2012年6月カナダからスタートした自転車世界旅行をきっかけに始めたブログです。当初は単純な旅日記でしたが、現在は旅だけではなく日常も含めた様々な場面で自転車を楽しみ、その面白さを発見し、発信していきたいと思い書いています。

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