愉しい自転車&生活

2017年02月28日 の記事一覧

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Category: [その他]雑記

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Community: テーマ-自転車  ジャンル-趣味・実用

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ニットーとてもいい


意外と電車で近かったのと、入場無料ということで、埼玉サイクルエキスポ2017に行ってきました。

無料にもかかわらず結構色々なメーカーが出展していましたが、個人的に一番楽しかったのは日東。
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何が楽しかったといえば、製品が見れたことより、吉川さん(日東の代表)の話が面白かった。
まず、代表がふつ~にブースにちょこんと立っているという所に日東というメーカーの親しみやすさが出ていてグッときますが、素材の話や、製品の話など、やはり出来たものを享受するだけのユーザーとは次元の違う説得力でした。裏付けされている体験の質と量が全く違う。


リヴェンデ―ルのラグを使い日東が作ったシートポスト。これ前から欲しい。オフセットが多い(37㎜)ので、ブルックスサドルを使う場合は良いと思う。
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話を聞いていて、やはりアルミ、クロモリ、カーボン、それぞれ特性があり、使い方によってどれが優れるのかは違うのだなというのをあらためて認識した。競技ならやはりもうカーボン一択のよう。普段クロモリに乗る競輪選手が国際舞台で乗る場合にカーボンを選ぶのは、皆がカーボンを使っている中でクロモリを使うのでは「勝負にならない」からだそうだ。僕もSワークスのターマックに少しは乗っていたので、カーボンの性能の一端には触れていますが、プロの場合はコンマ何秒の世界での決着なので、確かに素人には意味のない性能差でも、天と地の違いだろうなと思う。というか、素人にとってもカーボンの性能は相当ハッキリと感じ取れるし。

ただ、やはり耐久性の面では劣るようだ。カーボン自体の耐久性が高くても、接着剤(エポキシ樹脂)の劣化は避けられないわけで、しかも繰り返し応力がかかるのだから尚更。日東はカーボンハンドルをグラファイトデザインにOEM生産してもらっていますが、本音を言えば安全に使うためにはカーボン製品は2年くらいで買い替えて欲しいらしい。表面的に問題がなくても、確実に劣化はあり、内部で剥離する可能性もあるし、もしそうなったら極端に強度が落ちてしまうわけですからね。やはりカーボンはレース用ということでしょう。


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やはり長く使うならクロモリなんだなと思った。アルミは、アルミの軽さを活かしたフレームを作れば、当然耐久性は落ちる。かといって耐久性を上げるために肉厚にして径を太くすれば、重くなってアルミの意味がない。それにそんなことしたらめちゃめちゃ固くなるだろうし。多分、この辺のことを考えてサーリーはクロモリが一番バランスが良いと言ってるんだな。乗り心地、重量、耐久性。特に耐久性。長く愛用できるというのは、とりわけ大事な部分だと思う。というか、昔は長く使うなんて当然だったんじゃないかと思いますが、現代の消費社会の下であらゆる製品の寿命は相当短くなっているんじゃないだろうか。自転車も中国製の一番安いクラスのものは殆ど使い捨てみたいな感覚で使われますし。



あと試乗も2つほどしました。


今どきのカーボンバイク。これは試乗車じゃなく客寄せ。
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僕はヨーロッパの自転車に縁がなく、今まで所有してきたのはトレック(アメリカ)、スペシャライズド(アメリカ)、サンタクルズ(カナダ)、サーリー(アメリカ)と、全部北米メーカー。別に北米から選んでいるわけではないのですが、結果としてそうなっている。まあ、いまや製造は殆ど台湾ですが。

そういうわけなのでイタリアンバイクだって乗っておきたいところだなと思った。がしかし、コルナゴは人気過ぎて乗れませんでした。


今どきの4アームクランクはマジでダサいと思う。
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コルナゴ乗れないので、じゃあとりあえず小径を体験しておこうと思い、乗ったのはダホンのヘリオス。先に書いておきますが、ここから先、小径好きの人は腹が立つかもしれません。


乗ってみて、いやビックリしましたね。あまりの乗り辛さに。スピードという点での走行性能は車輪の径を感じさせないもの(つまり速い)でしたが、ハンドリングが無理。普段乗っているのがサーリーのロングホールトラッカー、トロール、クランパス、という抜群の安定感を誇る車体ばかりなので、余計にそう感じるのもあるだろうけど、あのバタバタバタバタ落ち着かないハンドルは僕には許容できない。というか、乗ってて楽しくない。本当に用途がハッキリしていて、それに合致しているのであればアリだと思いますが、そうではない場合は決して薦められるものではない。

特に初めてスポーツサイクルに乗るような人には薦めたくない。初めての人であれば、ジャイアントの傑作エスケープシリーズや、エスケープよりも機敏性は落ちるが安定感の高いトレックのFXなどの、走りの質の高い自転車で感動を味わった方がよい。もちろんマウンテンやロードを最初に乗ってもいいのですが、一番気軽に「本物の自転車」が味わえるのは質の高いクロスバイクだと思う。ロードやマウンテンの場合、その自転車固有の世界を味わうには少し場所を選ぶ。で、もし小径自転車の世界を知るとしたら、それはフォーストバイクではなくセカンドバイク以降が妥当でしょう。まあ、もちろんヘリオスの試乗でもって小径全部があんな感じだとはいえないのですが。

ただ、基本的に折り畳み自転車というのは、「都会の自転車」だと僕は思う。スペースの限られた住宅事情や、近距離でも用を足せるほど物に溢れた街、狭かったり人が多かったりする道。あるいは車で何処かへ行くことが好きな人とか。簡単に畳んで、車に乗せて出先で軽く、というのも小径折り畳みが活きるでしょう。が、もしそういう条件が無い場合は、あえて選ぶこともないでしょう。好きなら別ですが。ちなみに、僕は小径折り畳みも一台欲しいとは思っています。色々な自転車を知りたいし、楽しみたいと思っているので。ただ、畳めないただの小径は要らんけど。


あと、もう一台乗ったのはアラヤのスワロー。ランドナーですね。
持った時、かなりズシリときて重いと思ったのでそこそこ重量はあると思う。少なくともクランパス(11.7㎏くらい)よりはずっと重く感じた。なので、スタートダッシュはもちろんききませんが、走りだしてしまえば全く気にならない。むしろスムーズに進む。のんびりと、淡々と走ったら気持ち良いだろうなという印象。流石は旅行車。


以上、そんな感じです。あとは最新のカーボンバイクも乗ろうと思ったけど、試乗時間が終わってしまって乗れず。残りはふらふらと適当に見ていましたが、やはり一番は日東でしたかね。もちろん商売ですから利益も考えているでしょうが、利益以上にハンドル作るの好きなんだな~というのがよく伝わってきた。だから利益が殆どでない小ロットでも受注してしまうんだと思う。こういうメーカーこそ応援していきたいなと思う。

プロフィール

染谷 裕太

Author:染谷 裕太
2012年6月カナダからスタートした自転車世界旅行をきっかけに始めたブログです。当初は単純な旅日記でしたが、現在は旅だけではなく日常も含めた様々な場面で自転車を楽しみ、その面白さを発見し、発信していきたいと思い書いています。

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