愉しい自転車&生活

2016年11月 の記事一覧

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Category: [その他]自転車旅あれこれ

Tags: 感想  

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サドルとかハンドルとかメーターとかの感想(ヨーロッパ、アフリカ編)


リクエストがありましたので、感想を書いておきます。


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まずハンドル。
ヨーロッパ、アフリカではプロムナードバーを使いましたが、これは、もちろん狙いがあった。本来、その土地の空気をよく感受するために自転車を使っているにもかかわらず、一日の距離をこなすことに追われ、目的地にたどり着くことや、先の街に着くことにとらわれ、目の前にある風景、今いる空間をなおざりにしてはいないか。そういう疑問をもっていたから、だからあえて速度を落とし、もっとリラックスして周りをよく見ることができるような自転車にしたいと思い、プロムナードバーを選んだ。

結果は、方向性は間違っていなかったと思う。しかし、荷物を積載した長距離、長期間のツーリングにおいて、グリップポジションが一つしかないというのは、やっぱり駄目。体幹などの胴体部分や首などについては、かなり楽だったのだけど、手の平と前腕に局所的に負担がかかって、そこがストレスになっていた。さらに言えば使っているグリップも良くなかった。素直にエルゴンあたりを使っていれば大分違ったかもしれない。アフリカの途中でバタフライハンドルを探し始めたのは、そういった理由だった。まあ、結局途中で日本に戻ったのでその必要もなくなったのですが。

ちなみに、いまロングホールトラッカーにバタフライハンドルを入れているのだけど、良いです。荷物を積んで長距離走ったわけではないが、左右に加えて上下方向にも持つ部分が散らばっているので、色々握れて何だか面白い。次に同じようなツーリングするならバタフライハンドルにするな、と思う。



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次にサドル。
これはプロムナード化に伴っての選択ですが、これは良かった。プロムナードバーとの相性はピッタリ。ただし、今更だけど、トロールにつける組み合わせではないよなと。だったらロングホールトラッカーの方がまだ合うと思います。ただ、トロールはシート角73度だからまだしも、ロングホールトラッカーなんかは僕が乗っているサイズ(50)は74度あるので、B67だとサドルの後退幅が足りなくてポジションが出ない。かなりオフセット量の多いシートポストが必要。

今回ばね入りサドルを試したけれど、重量さえ気にならなければ、乗り心地は間違いなく良いです。B67はかなりドカっと座るタイプのサドルだから、一般的にはフライヤーなどで良いと思う。ただペダリングの時にバネの音がするので、気になる人は気になるかもしれない。

ちなみに、次の旅では車体自体の軽量化もする必要があるのでブルックスは使いません。革ではない普通の現代的サドルを使います。


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最後メーターについて。
メーターはですね、はっきり言って要らない。無くて困ったと思ったことは一回も無い。個人的には余計な情報だと思っているので、無い方が僕にとっては良いのだけど、もちろん好き好きなので付けることを否定はしない。そんな事にこれが正しいとか正解とか、結論だすのおかしいし。

僕は、数字を基準にするのではなくて、自分が走って気持ち良い速度で走り、今日はこのくらいにしようと満足する距離まで走れればよいと思っている。そこで数字が見えてしまうと、それに引っ張られて、数字が大きい事が快感になる。そういう意識になってしまう。自転車の面白さって全然そこじゃないし、と思うので、だから持っていた自転車全部のメーターを外した。そしてその方が、気分いいぜ、と思ったのです。

でも、無しで走る場合でも一度メーターを付けて走り、距離感覚とスピード感覚を数字とリンクさせておくのは、旅をするためには良いことだと思います。別にコンピューターのように正確である必要はないので、体感速度と数字をある程度結び付けられていれば、走るに十分な計算はできますので。

と言いつつも、実はいま一個メーター買おうと思っていたりする。一応理由はちゃんとあってタイヤが何キロ持つのか耐久性を計りたいのです。旅中はどっちにしろメーターは付けないのだけど、どの程度の距離を走れるのかを把握しておけば、スペアの必要性や、現地で手に入れるタイミングといった計画が立てやすい。次の旅ではマラソンタイヤを使わないので、出る前に計って把握しておきたいなと思って。あと、オフロードを走る場合、舗装路とは速度感が異なるので、その辺も少し知りたいのもある。次の記事あたりで書こうと思いますが、次はオフロード中心で行くので。

といった感じで、以上簡単に感想でございました。


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Category: [欧州・アフリカ後一時帰国]日記

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オフロードツーリングの世界へ


これまで、北米~南米、そしてアフリカとヨーロッパを少し走りましたが、次回、第三次の旅はオフロードを中心に走ろうと思います。

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僕も色々な場所を走ってきましたが、やはりオフロードが面白いなと思った。
何度走ってみても、オフロードから見える風景の方が良いし、オフロード走行の方が楽しい。確かに、舗装路にはない大変さはあるが、それを突破していくのが一つの面白さであるし、なにより見えてくる世界が違う。ウガンダでほとんど同じ場所を舗装、未舗装と走り比べたけど、舗装路の移動はバス移動のようだと思った。見えはしないが、まるでガラス越しに景色を見ているようだと感じた。


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以前、エクアドルの未舗装路を走った時の記事で、未舗装路のデコボコはその土地の風景を感じるために必要な要素だ、というようなことを書いていたのだけど、全くもってその気持ちだ。自分と風景との間に壁がなく、自然とダイレクトに接している感覚、そして、地球をフィールドにしているという感覚と、自分の力で走っているという実感の強さ。これが舗装路にはない(と言ったら言い過ぎかもしれないが、殆どないと感じる)。




ペルーで走った峠の頂上付近からの眺望。もちろんオフロードだった。
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だったらもう舗装路なんか走らないで、完全にオフロードを中心にしたオフロードツーリングにしよう、いや、そうしたいと思ったわけです。



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そして、それに伴って、家財一式を積み込んだ所謂「自転車世界一周」というスタイルのツーリングは、もう僕の中では終了かなと思います。自分の中で最も未知の世界だったアフリカに少ないながらも触れることが出来たことで、今さら世界中満遍なく見たいとも思わなくなった。逆に、これからやってみたいツーリングにとって、大陸横断とか世界一周とかいった目的があると不自由ですらある。



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僕がこれからやりたいのは、オンロードのサイクリングではなくて、最初に述べたようにオフロード。それもツーリングと言うよりはMountain Biking



「Mountain Biking」でグーグルの画像検索かけるとこんなイメージ
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さすがに僕は跳びません(というか跳べません)が、イメージは上のような感じ。走っているフィールドがという意味で。

フルパッキングの冒険ツーリングは、旅ということで言えば、僕は最も旅らしいと思う。しかし、積載量が多すぎて自転車本来の走りの軽快感、操縦感は全くない。自転車のライディングを楽しむための旅行スタイルではなく、背後に大陸の縦断や横断、世界一周という目的をもった走行のため、どうしても「移動」という側面が強く出てくる。

もちろん、それが悪いわけではない。大陸をまたにかけて日々移動を続けるというのはロマンあることだと、今も思う。でも、日々の走行時間は一日の3分の1にも及ぶ。その走っている時間そのものを、もっと面白く充実させたいと僕は思った。移動であることは確かだけど、もっと、スポーツとか、アクティビティ、純粋な楽しみとしての走りを、自転車の持つそういった側面=世界を引き出したい

やはり、僕にとって自転車は趣味なのだろうと思う。自転車旅行をしているからといって、必ずしも自転車が趣味であるとは限らないものですが、僕にとって自転車はやっぱり趣味だ。もはや趣味を超えたような部分もあるけれど、趣味でもある。旅の足としてだけではなく、その部分だってもっと追求したいと思った。自転車の走りそのものを最大限に楽しむ。そしてキャンプしながら走れば、それは必然的に旅になる。そういう感じで走れたらなと思っている。


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てなると、ブログのタイトルが微妙な感じですが、まあ、まだ希望を書いただけで何もしていないので、とりあえずはそのままでいこうと思います。自転車地球一周という限定した感じじゃなくて、もう少し包括的な方が良いかもな。



特に走りたいのはこういう道
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いわゆるシングルトラックというやつ
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シングルトラック走って旅出来たら、そんなもの絶対楽しいでしょう。
道自体の難度も上がるし、補給とかその他色々と、安パイの幹線道路にはないスリルがあってスゲー面白そう。 この走り方の変更によって、自転車や装備があらゆる面で変わってきますが、そういうのはまた改めて書いていく事にします。


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How to use the Long Haul Trucker


現代自転車旅行界のスタンダード、ロングホールトラッカー。先日、振れとり台製作のための資材を買いにホームセンターへ行きましたが、世界中のサイクル野郎を運んでいるこの自転車は、180㎝程度の木材ごとき、実に簡単に運んでくれます。固定にはキャリアも必要ありません。ヒモで縛るだけです。
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こうして長物を苦も無く運べるのは、古くて新しい永遠のスタンダード、ホリゾンタルフレームだからこそです。
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そして、やたら隙間の空いた後輪とシートチューブの間にはM16のボルトが非常に余裕をもって縛り付けられるのです。長いチェーンステイはこの為だったのか!(違います)
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さらに、曲がりに曲がった異形のハンドル、マルチポジションバーはお買い物袋を沢山ぶら下げるのに最適。ぶらぶらしてハンドリングが悪くなるのはご愛敬。
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低重心でホイールベースが長く、重い荷物も何のそので淡々と一定ペースを刻み続けて走るその様は、まさに動かざること山のごとし(動くけど)。抜群の安定感であなたと資材をホームセンターから自宅まで運んでくれるでしょう。一家に一台。長距離トラック野郎(ロングホールトラッカー)いかがでしょう。





ちなみに・・・




世界は広いのです。
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Photo credit: Alain Delorme


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クランパス


新たにSURLYのKRAMPUS(クランパス)が、マイバイクに加わりました。
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2012年に2013モデルとして登場したクランパスも今年で2017。
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2017モデルでついに大幅モデルチェンジをしましたね。買う前の時点で(フレームを買ったのは結構前)、サーリーのHPで過去モデルとして扱い始めたのでモデルチェンジするんだろうなと思ったら、思った通りしてきた。

もしモデルチェンジがあるなら、間違いなくフレームカラーも変えてくるはずなので、新モデルを待たずに買ってしまった(グリーンが気に入っていたので)。17モデルでは赤になりましたが、あの赤なら絶対にグリーンだなと思うので買っておいて正解だったな。ジオメトリ―が改良されているのと、スルーアクスル化したのはちょっと羨ましいですが、色のが重要。スルーアクスル化に関しては一応やろうと思えば出来るし。

でも、17モデルでダボ穴を増やしたのは無いでしょう。クランパスにはECRという兄弟がいますが、両方とも29×3インチのタイヤをはく自転車だけど、クランパスの生息域はツーリングではなく完全に山。それをツーリング向けにしたのがECR。 ダボ穴沢山でフルキャリアのツーリングにも対応します、というのはECRのやることであって、クランパスのやることではない。要らんものつけやがって、と思った。ECRは元々そういうコンセプトだからついているのが格好良いんだけど、クランパスの場合は無い方がスッキリしていて格好良い。ピュアなレース用ロードバイクに、キャリア取り付け用、ボトルケージ取り付け用の穴があちこちにぼこぼこ開いていたらダサいのと同じ事だと思う。ペーサーとかスチームローラーはボコボコ穴だらけにしてないんだから、クランパスだってそっち側だと思うんだけど。


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太いタイヤを入れるための苦労が分かる。
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ヘッドはゼロスタック。通常のオーバーサイズのヘッドだとワンとベアリングがヘッドチューブの外に位置しますが、ゼロスタックの場合、ベアリングとワンがヘッドチューブ内部に入る。剛性のアップと、ハンドルを低く出来るという利点があります。特に29インチの場合はハンドルが高くなってしまうので重要。
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あと、ゼロスタックが良いのは下ワンを変えれば上下異径のフォークにも対応できるという点。まあ、それで性能が十分に出るのかは分かりませんが。しかも、下ワンとベアリングがヘッドチューブの外にでるのでジオメトリ―が変わるし。



ロングホールトラッカーとトロールはそれほどでもなかったのだけど、このクランパスはネジ穴にまで塗装がモリモリで全くネジが入らなかった。ということで、タップをかける。
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あと、BBも特に左が全く入っていかなかったので、仕方なく高いBB用のタップを買ってタップがけ。ハンドルは無くても問題なかった。タッピングオイルが無かったので、ごま油で代用したらゴマ油臭くなりました。もちろん掃除したけど。
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シェル内部。
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一応、防錆スプレーを吹いて下処理。サーリー的には「やった方がいいぜ」とのこと。特にサーリーは行儀よく使う人ばかりじゃないと思うので(雨でも雪でも泥でも乗るでしょう?)、やっといた方がいいと思います。
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で、実は、とうの昔に組んで乗ってますが、長くなるのでその辺のことはまた今度。



プロフィール

染谷 裕太

Author:染谷 裕太
2012年6月カナダからスタートした自転車世界旅行をきっかけに始めたブログです。当初は単純な旅日記でしたが、現在は旅だけではなく日常も含めた様々な場面で自転車を楽しみ、その面白さを発見し、発信していきたいと思い書いています。

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