愉しい自転車&生活

2016年10月 の記事一覧

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Category: [アフリカ]ウガンダ

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カンパラへ行く


前回書いた通り、日本に戻ることになったため来た道をバックしてカンパラまで向かうことに。といっても、既に帰るモードなのに未舗装行くぜって気にはならないので、今度は幹線道路で。


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しかし、ほとんど同じ場所でも舗装か未舗装かというだけで、まるで見える景色が違ってくる。走り比べてみると、アスファルトというのは純然たる景観破壊だなと思った。そして自然破壊でもあるよな。というか、人間のやることなすこと大体何かしらの破壊か。
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よい笑顔
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自転車旅行を始めて3度目の赤道越え。初めて記念撮影をした。越えたのはエクアドル、ケニア、ウガンダ。
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ご飯を撮ろうと思ったのではなく、RX1Rの画質を見るために撮った一枚。
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「アフリカ」を感じる看板の絵。
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そしてカンパラに着く前日、最後にキャンプしておくかということになり、キャンプ場へ。
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思った通り、誰もいませんでした。
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テント設営後、昼食のため町へ繰り出す。凄まじく重たい昼飯だった。
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知らぬうちに白黒になっていたのだけど、たまにはいいかなと思いそのまま撮影。
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昼食後はキャンプサイトにある森の中を自転車で走って遊びます。

そういえばムバララでサンダルを買いました。ソールが廃タイヤで出来ていて、よく見かける。
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トロール本領発揮。
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森の中を適当に走っていたら人里に出てしまったので、ここで引き返して終了。
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キャンプの翌日、昼過ぎにカンパラに到着したんですが、長くなったのでカンパラの写真は次回。

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Category: [アフリカ]ウガンダ

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混沌のカンパラ


カンパラは混沌だった。
エジプトに戻ったのかと錯覚するほどの人間の数とエネルギー。車の多さ、排気ガス。とりわけ人が多い通りは毎日がお祭り騒ぎだった。
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オールドタクシーパーク
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カンパラで驚いたのはストリートチルドレンの多さと、その幼さだった。これまでも東アフリカの都市部には少なからずそういう子どもがいたが、カンパラは多すぎる。そして何であんなに幼いんだ。路上にいる子ども達を見ていて複雑だった。

近代的なショッピングモールのカフェのテラス席には、一杯、何百円もするコーヒーを飲んでいる人間が白人黒人問わず大勢いたが、そこから数十メートル歩いた路上には、一本がコーヒーの価格の1割にも遥かに満たない価格のバナナを売る子どもがいた。その子は、いたずらっぽく笑いながら僕にバナナをすすめてきた。複雑だった。すぐそこにある彼我の差を見て、この子らは何を感じているのか、と思った。 その子らは珍しいほうで、大抵は売るものもなく物乞いをするだけの子どもたちだった。身なりの綺麗な人間が、自分たちに見向きもせずに歩き去っていくのを、その子たちはどう感じていたのか。 眩暈がしそうなほどの、あまりにも強いコントラストに、同情や憤りや怒りなどの感情が噴き出して震えたが、そういう自分も日本という経済的勝ち組の国に生まれ住んでいる、カフェでコーヒーを飲む側の人間でもあった。


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何度かアフリカでは経験した。どんなに貧乏旅行ですと言っても、日本にだって問題はあると言っても、こちらとあちらの間に横たわる格差は、こちらの言い分全てを言い訳に変えるほど有無を言わさぬ重さだった。

このどうしようもない人間社会の理不尽さは自分がどうこうして解決できる問題ではないけれど、同じ地球上で何が起きているのか、いまの自分の生活がどういうことの上に成り立っているのかを、少なくとも知っておく必要があると思う。


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面白い形のシートポスト。こちらで乗られている実用車はシートアングルが寝ているので、サドルを前に出さなければ適性ポジションが出ないことがあるから、こういう風にしていると思われる。
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飲みかけのコーラを「くれ」と言われ、あげて一杯飲んだ時の顔。
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空港はカンパラから30㎞か40㎞くらい離れた場所にあるエンテベにあるので、前々日にエンテベに移動。エンテベバックパッカーズというキャンプが出来る場所に宿泊。
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そして、エンテベからトルコのイスタンブール経由で成田へと戻ったのでした。
今回初めてトルコ航空を使ったけど、自転車もタダだし、手続きもスムーズで素晴らしかった。

一時帰国は2度目だし、今回は1年もたっていないので特に感慨もなく、普通に海外旅行から帰ってくるようなものだった。というか、帰ってくるというより、スペインからカイロに飛ぶ、とかそういった感じに近かった。母国というより、数ある国の一つに行くような感じだった。

日本に戻って、反芻して、そしてもう一度白紙に戻して考え直す。回数を重ねることで、色々と分かったり、逆に自分が分かっていないことが分かったり。僕の自転車道の探求は、いま、また新たに始まっていく。って感じで一旦アフリカの日記は終わり。

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Category: [その他]ギアレビュー

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ロングホールトラッカーとトロールのツーリングバイクとしての違いについて


ロングホールトラッカーもトロールも一応装備品の欄で書いてはいます(ロングホールトラッカートロール )が、全く性格の異なる車体での旅行をしたので、両者使ったうえでの感想をまとめておこうかと思います。「ロングホールトラッカー」、「トロール」という固有名詞の比較として書いてますが、「ツーリング車」と「MTB」という一般名詞としての比較にも通じる話があると思います。


ロングホールトラッカー
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トロール
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自転車で走るといっても様々な走り方が想定されますが、今回は当然「海外ツーリング」という切り口からの比較です。そして更に、その海外ツーリングの中でも大陸を股にかけるような長期間のキャンプツーリングのお話です。
で、まず僕がしていたような、また他の世界一周サイクリストがしているような旅の仕方を伝統的な冒険ツーリングだと定義して、その意味のツーリングにおいてはロングホールトラッカーの方が適性が高い、と僕は思います。もっと言えば、ロングホールトラッカーではなくディスクトラッカーが良いですが。


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トロールとロングホールトラッカーを比べた場合、明らかに運動性能が高いというか、よりスポーティなのはトロールであり、スリックタイヤをはいたトロールは舗装路で想像以上に速く走る。少し言い方を変えると、(極めて感覚的な判断になるのだけど)走っていて楽しい速度がトロールはロングホールトラッカーよりも速い。そして加減速が楽しい(つまり加速の際のかかりが良い)と感じるのは、恐らくBBドロップが小さいことと、チェーンステイの短さに起因するのでしょう。無駄に荒れた場所を走ったり、段差に飛び込んだり、攻めたくなる、遊びたくなるのがトロールで、どっかりとサドルに座って淡々と走るような大人しい乗り方もできるけど、本来の姿ではないと感じる。その辺に、やはりMTBは純然たる「遊び」から生まれてきたんだな、というのを感じたりする。ということは、僕がヨーロッパ、アフリカを走っていた時のトロールの仕様はやはりちょっと半端だったなと思うのですが。でもまあ、あれはあれでアリだとは思う。なんてったってサーリーですから。しかもトロールだし、何でもアリでしょ。


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一方、ロングホールトラッカーはグッと重心が下がり、トロールのようなスポーティな感じはかなり薄れる。逆に淡々と一定のペースで巡航した時、車輪の転がるままに任せた時に最も気持ちが良いと感じられる。フレームもトロールほど固くはないので、乗り心地もよく、ずっと大人しい。悪く言えばもっさりしているというか、キビキビした感じは全然ないので、そういう意味での面白さはないが、スポーツライクなノリで走るというよりは荷物を運搬するという実用的な用途の車体なので、そこは短所ではなく長所でしょう。オンロードのロードレーサーとその対極にあるオフロードのマウンテンバイクは、やはり同じ「スポーツ」という地平の感覚で乗るものですが、ツーリングバイクはそれらとは異なるベクトルにある自転車だと思う。

個人的な好みで言えば、普段の足としてはトロールの楽しさを選ぶことのが多いけど(逆にのんびり行く時はロングホールトラッカーを選ぶ)、使用条件が前後荷物を括り付けてのフルパッキングのツーリングとなると、一定ペースで走った時の心地よさや、積載時のバッグ位置の良さ(チェーンステイの短いトロールはリアサイドバッグがかなり後方に寄る)や、重心が低くて積載時の安定感をもつロングホールトラッカーに非常に魅力を感じるわけです。大陸縦断レベルのツーリングといっても、基本的に舗装道路を走るので、実際の所マウンテンバイクである必要性は薄く、フレームのカタさとしなやかさのバランスや、キャリア、バッグの取り付け位置など、通常のツーリングバイクの方がよく出来ているわけです。


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さらに、じゃあ未舗装の時はMTBのトロールが優位なのかと言えば、確かにトロールの安定性は高い。まあ、ダートならトロールの方が良いでしょう。しかし、フレームがいかにマウンテンバイクであっても、足回りが舗装路仕様であったなら、それはもうマウンテンバイクとしての性能は半分も出ない(更にフルパックなら尚更)わけです。スリック系のタイヤでパンパンに空気を入れて走るのであれば、逆にブロックタイヤで空気圧を落としたロングホールトラッカーの方が余程走り易いことでしょう。

つまり、いかにフレームがオール・テライン(全地形対応)であっても、足回りのセッティングでオフロード性能が大きくスポイルされてしまうため、オフロードとはいってもマウンテンバイクである優位性は少なくなってしまう。であるならば、ほとんどの時間を過ごす舗装路を中心に考えた方が良い、というのが僕の考え。それに大抵、海外ツーリングに使われる車体は太いタイヤをはけるようになっている。ロングホールトラッカーの場合は、リムをライノライト、タイヤをビッグアップル(26×2.35)にして、さらに泥除けを付けられるほど余裕がある。海外走行だと、通常、1.75~2インチ程度の太さのタイヤを入れると思いますが、それだけ太いタイヤであればダートが来ても対応できるし、さらにディスクトラッカーであれば、トロールに対してのブレーキ面での不利もなくなる。

簡単に言えば、両方ともフルパッキングで同じパーツ構成ならば、ロングホールトラッカーで走れないようなダートは、トロールでも走れないということです。トロールが、マウンテンバイクとしてのライディングが可能な仕様であれば話は別ですが。


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ということは、こうして考えていくと逆に、確実にトロールの方が良いと言えるスタイルのツーリングもハッキリしてくるわけだ。それはつまり荷物が少なく、ブロックタイヤで空気圧もある程度低くしてダート中心に走るのであれば、あるいはシングルトラックなどもコースに折り込んでいくのであれば、これはもうロングホールトラッカーの出る幕ではなく、絶対にトロールということになる(仮にそこまで荷物が減らせなくても、ダート中心ならトロールでしょう)。そういう意味で、トロールはバイクパッキングとの相性が良いと思います。どちらの車体にせよ軽い方が楽なわけですが、ある程度積載した時に真価を発揮するのがロングホールトラッカーであるならば、身軽な方が本領発揮するのがトロールではないかと思う。



そして、ここまででロングホールトラッカー、トロールともに安定感が高いと書いてきましたが、その質の違いについて少し書いておきたいと思います。まず、ロングホールトラッカーの安定性はBB位置の低さやチェーンステイの長さからくるもの、という風に感じる。それは巡航時の気楽さや重量級パッキングの時の安定感に繋がっているのでしょう。対して、トロールの安定性の高さはリアではなく、明らかにフロントセンターの長さからきていて、ハンドリングが安定し車体がふらつかず真っ直ぐに進む力が強い。それはやはり舗装路ではなくて、もっと荒れている難度の高い道=オフロードでより活きてくるような類のものだと思う。両者とも安定性が高い車体だと言っても、その内容はハッキリと違っているわけです。





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ということで、まとめると
オンロード仕様で旅をするならロングホールトラッカー
オフロード仕様で旅をするならトロール

という考える必要なかったくらい当たり前の結論が導き出されてしまった。なんてこった。


最後に、僕が乗っているトロールは旧型で、新モデル(2017)は、汎用性の高さは継承しつつも全面的に刷新されており、よりツーリング方向に振った設計になっています。旧型がキャリアの付くMTBなら、新型はストレートにダートツーリング車

あと、長期旅行ならブレーキはディスクのが利点が大きいと思います。リムブレーキは軽くて、部品が手に入り易い(どこでも売ってるし、ディスクのようにキャリパーごとにパッドが異なるということがない)ですが、ブレーキとしての性能はディスクの方が上です。コントロール性の高さ、耐候性、リムへの攻撃性・・・ヘビーに使うほど、ディスクの利点がリムブレーキの利点を大きく上回ってくると思います。街乗りでライトに使うなら、シンプルさや手軽さ、軽さなど、リムブレーキの良さも捨てがたいと思いますが。


プロフィール

染谷 裕太

Author:染谷 裕太
2012年6月カナダからスタートした自転車世界旅行をきっかけに始めたブログです。当初は単純な旅日記でしたが、現在は旅だけではなく日常も含めた様々な場面で自転車を楽しみ、その面白さを発見し、発信していきたいと思い書いています。

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