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愉しい自転車&生活

2015年12月08日 の記事一覧

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Category: [欧州]オランダ

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「先進国」オランダ


世界で最も進んだ国はオランダである。
オランダを走って、オランダ人を見ての僕の感想。
「先進国」「途上国」という言葉は、「先進国」の人間が「途上国」の人間を下に見て使う場合が多く見られるけど、確かに経済、工業、生活水準としては少し進んでいるかもしれないが、「先進国」の人間が「途上国」の人間よりも人間的に優れているとは思わない(逆もまた然りだが)ので僕はあまり好んで使わないのだけど、題名で使ったのはオランダは本当の意味で先進的ではないかと思ったから。

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もちろん全ての国にいったわけでもないけど、目つき、顔つき、話し方、たち振る舞いなどからオランダ人の人間的レベルの高さを感じずにはいられなかった。街ゆく人、スーパーの店員、道を教えてくれた人、泊めてくれた人。色々な人と触れ合ったが、他者の顔色を窺うような軟弱な心ではなく、しっかりと自己をもった、精神的な自立をえた存在の多さに(大人だけでなく子供までも)、こちらは思わずたじろいでしまう。そのオランダ人に対して自分の存在のなんと弱々しいことか。男女ともにガタイがいいので余計そう思わされる。「イギリス人なら何とかなりそうでも、オランダ人にはちょっと勝てない。」そう思った。


モゴモゴしたり、どもったり、優柔不断、なんてない。はっきり。明瞭。
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そしてオランダに入って感じたもう一つのことは宗教的雰囲気の弱さ。
教会の存在感がとても弱いと感じた。僕の直観なので物理的に示せるようなものはないのだけど(オランダだって教会はあるしね)、ドイツからオランダへ入って、その違いはハッキリと明瞭に意識されるほど違っていた。全く違うのでロッテルダムでホストしてくれたArjenに「オランダは教会の存在感が弱い。ドイツはもっと強いと感じた」と言ったら、「イエス。でもオランダも15~20年くらい前まではドイツと同じようなものだったんだよね」という返事だった。

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彼も、もうキリスト教は信じていないらしい。「ノン・レリジョン」と言っていた。もちろんオランダでもキリスト教は慣習としては残るだろうが、世界の認識の仕方、社会のあり方やどう生きるのかという問いへの答えとしては、すでにオランダにおいてはその役目は終えているように思えた。


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以前、尾木ママがオランダの教育現場を取材した映像を見たけど、曰く「日本の3周先をいく」オランダの教育。確かに、あまりのレベルの違いで比較にならない。オランダを旅し、その成果が目の前にあり、それをまざまざと見せつけられた。


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そういえばArjenの仕事場のある街まで一緒にサイクリングしていた時に、「日本とオランダは同じだと思う。小さな国だから色々な工夫をしなければいけない」と言われ、「小さく資源なども無い分、よりインテリジェンスが必要だよね」と答えておいたが、答えながらオランダと同じという評価にこちらはいたたまれない思いだった(笑)


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僕の中で西欧はドイツ・イギリス・フランスの三カ国がメインでオランダは旅程上通るだけの国だったのだけど、とんでもない。とても面白く、とても考えさせられる国だった。前回も書いたが、もう少し滞在してじっくり見てみたかった国だった。今度行ったら(今度があるか分からないが)学校見学でもしてみたいものだ。


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ざっくばらんに写真でオランダ


これはDelftという街。
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木製バイク。たまに見かける。
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アムステルダムのコンセルトヘボウ(コンサートホールの意)
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30歳以下だったか28以下だったか29以下だったか忘れたけど、若年の人はありがたいことに15ユーロ(たしか)で聴けます。
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このホールを本拠地とするロイヤルコンセルトヘボウは世界3大オーケストラ。
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しかも無料ドリンクあり(アルコール類は有料)。僕は2回行きました。
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オランダは全体的に自転車使用率が半端じゃないが、アムステルダムは人口が多いだけに当然その分自転車も増える。
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駅前駐輪場。半端じゃない。ぬすっとの方はよりどりみどりです。
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基本的にオランダの自転車はプロムナードタイプのハンドルで、フラットやドロップを実用で使う人は稀です。
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こんなんもよく見ます。
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これは実際上の首都デン・ハーグ。
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これも。アムステルダムとは雰囲気が全く違います。アムステルダムは特殊。
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ハーグ。路面電車。
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ハーグ。
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これはロッテルダム。非常にモダンな街。
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ロッテルダム夜景。
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オランダ人の基本スタイル。このタイプのパニアは折りたたんで荷台の上にコンパクトにまとまるので、脱着が必要があまりないのであればオルトリーブよりも良いかもしれない。
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そしてオランダの風景といえば運河でしょう。
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僕は風車ではなく、運河にオランダを見た。
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ここまで写真を並べて、皆さんお気づきでしょうか。晴れた日の写真がたったの一枚だけということに。
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ロッテルダムに到着した日は晴れた。しかしそれ以降はほぼ全て雨か曇天。
アムステルダムには4日滞在したけど全部雨降りましたからね。曇りでもそれはそれで良いのだが、やはり晴れも見たいし。ここに僕がヨーロッパは夏と思う理由がある。恐らく南の方が天気が良い期間は長いので、もっとも暑い時期に北の涼しいところから走り、徐々に南下が良いかなと思っている。


アムステルダムの夜。売春とマリファナが合法の街です。
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そこら中からマリファナの臭いがして気持ち悪くなってくるので、この街は僕には合わない。面白いけど。
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これもアムス。
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チーズ屋さん
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これは野宿事情の話でチラッと書いたけど、ハーグで泊めてくれた方の家。
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猫。ボーイじゃなくてガールです。
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以上のようにオランダは非常に興味深い国です。
ウォームシャワーなりカウチサーフィンなりを使って、オランダ人の素の生活を見るとより面白いと思う。ドイツやイギリスとはまるで違う雰囲気だった。一言でいうなら「モダン」。街も人もモダンなんだ。この国は。一見の価値ありと思います。

プロフィール

染谷 裕太

Author:染谷 裕太
2012年6月カナダからスタートした自転車世界旅行をきっかけに始めたブログです。当初は単純な旅日記でしたが、現在は旅だけではなく日常も含めた様々な場面で自転車を楽しみ、その面白さを発見し、発信していきたいと思い書いています。

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