愉しい自転車&生活

2015年11月 の記事一覧

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Category: [欧州]ドイツ

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イエナからフランクフルトまで


ツウィッカウのあと、ステファンとバーバラに詳細な地図をプリントしてもらった僕は、マイナーロードを通り、ドイツの標識の分かり難さに若干、いや結構いら立ちを覚えながらも古い大学町のイエナに着いた。イエナは学生が多いからか街の雰囲気が若々しい。より東側の深く暗い森とは違って、広葉樹が増え、雰囲気も明るく滞在したくなる空気。


イエナはカールツァイス創業の地です。この写真もツァイスレンズです。
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キャンプ場近くの丘からの眺め。
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イエナのキャンプ場は良かった。7.5ユーロで、無料ホットシャワー、Wi-Fiは多分有料なんだと思うけど、フレンドリーなオーナーで2時間分タダで使わせてくれた。そして重要なのは街の中心から近い。ドレスデンとか次のボンとか遠すぎだわ。片道で50分くらいかかる。
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このイエナから1週間ほど、季節が逆戻りしたのかと思うほど暖かく、晴れた日が続いた。
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こういう道場の花に癒されていました。
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そしてワイマールの先、エルフルトからフランクフルトは電車で飛ばした。はっきり言って、あの南ドイツのアップダウンを走るのは面倒くさい。時間もそんなにない。ということで欧州初鉄道でアメリカ大陸を通じても初の鉄道移動。言語的不自由で、フランクフルト中央駅に行ければよいものを、間違えて空港までのチケットを買ってしまうというミスを犯したが、途中で降りれば良いだけの話だし、そのまま乗り込めるヨーロッパの鉄道は素晴らしく楽だった。エルフルトではエレベーターが壊れていて二階のホームまで自転車担がなければいけなかったりしたけど。


フランクフルト駅
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着いたのが夜だったので、ここで朝まで時間を潰したのだけど、まさかそこでアルバニア人に日本語で話しかけられるとは思わなかったな。


日本語が達者なアルバニアの青年。名前は聞いていなかったけど、イタリア語とドイツ語も喋れる堪能な語学力。ケルンで大学に通っているらしい。写真はしっかりジャパニーズスタイルでピース。
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そしてここフランクフルトからの西ドイツの旅はライン川沿いを走っていくことになる。正確にはライン川にぶつかるまではマイン川に沿って進むのだけど。


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西ドイツの旅はラインと共に


僕のヨーロッパの旅は常に川が身近にある。
ドレスデンのエルベ川、イエナのザーレ川、フランクフルトのマイン川、そして西ドイツでずっとその傍を走ってきたライン川。


フランクフルト郊外。すぐ右にはマイン川が流れている。
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現在フランスで、セーヌ川に沿ってパリまで走ったが、なんといっても僕はライン川が一番感動した。セーヌ川の風景も捨てがたいが、マイン川とライン川の合流した地点の、まるで地中海に出たかのような明るい陽射し(地中海行ったことないけど)。秋にもかかわらず、暑いくらいの気温。明らかに変わった風景。それまで曇りがち、雨がちな天候だっただけに、雲一つない空に、眩しいほど燦々とふりそそぐ太陽で輝く水面。これだけで感動に値するけど、河川敷がまた良い感じなんだ。背丈の低い草と土手の殺風景な河川敷ではなく、緑豊かで、川沿いに並ぶヨーロッパの街。交通、交易としても現役で使われる河川。同じ川沿いでも、どんどんと変わっていく風景。ライン川沿い、特にボンまでの走行は楽しくてしかたがなかったので、多分にやけながら走っていたと思う。


東では見なかったブドウ畑。
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ちなみにここまで全てマイン川沿いの写真。
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ここがマイン川とライン川の合流地点。手前がマイン、奥がライン。見た瞬間で理解はしたけど、嬉しくなって通りすがりのドイツ人ご夫婦に「ここはラインですか!?」と聞いた。
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振り返ればライン川での感動のピークはこのラインに出た初日だったな。
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ドイツ人からは「父なる川」と呼ばれているライン川。実際に走ってみて、うん、確かにそうだ。「母」というにはちと小さい。母は大地や海だ。
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しかし海ほどでないが、交通で十二分に使えるほどの豊富な水と幅、長さ、周囲は緑にあふれ、ドイツ人の安寧の場になっている。
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海や大地のように、生命を生み出す大元としてではなく、また違った関わり方。確かに「父」と言うのがしっくりくる。
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ポイ捨て禁止の看板。ウンコですね。
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土砂などを運んでいる船。
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いつもライン川沿いで野宿。
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このような住宅は東じゃ全然見なかった。海沿いの陽射しのふんだんな場所に来たかのよう。
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気候風土が明るくなるからなのか、人も明るい(ドイツ国内比)。
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こういう道端のリンゴをよく食べていた。
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そしてボンまでの道のりは、川沿いを僅かずつだが下っていくのと追い風を受けたことで、いつになく楽勝な走行だったのだけど、それでもフランクフルトからボンまでの約200㎞を3日もかけて走った。かなりスローペースかと思うが、それほどライン川の走行が楽しかったということ。


そしてボンへ。
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ドイツも終盤にさしかかる。
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ワイルドキャンプ


人里離れた山。陽が沈み、暗くなる。

周りには誰もいなく、何もない。

山の谷間にテントを張る。
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火をおこし、ご飯を食べる。ふと気が付くと音がした。

山頂から吹きおろす風の音だった。
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そして、その風がばたばたとテントを叩く音。足元でも音がした。

パチパチと焚火が燃える音だった。
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なぜか明るい夜だったけど、三日月が沈んで、上を見ると、わけか分かった。星明り。

寝転がって夜空を見ると「宇宙にいる」と思った。
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ブログ更新が進まないので、数日前の話でお茶を濁す作戦。
本体の日記も時間のできた時に更新します。

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ボンでエロイカ


ドイツ西部、ライン川沿いのボンはベートーベンの生地。シューマンとクララの墓もある。

宿は高いと思われるのでキャンプ場泊。郊外にあり、片道40分くらいはかかるので1日1往復が限界。2往復はしたくない。
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あの広場の真ん中で睨みをきかせているのがベートーベン。
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この人。
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これはシューマンとクララの墓
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墓といっても色々な形がある。これはギリシャの神殿風。
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こんなのも。
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ちなみにベートーベンは「キリストなど磔にされたユダヤ人に過ぎない」と言っている。ヨーロッパも今は世俗化して、特に若い世代は宗教に興味がなくなっているけど、ベートーベンが生きたのはフランス革命前後。その時代にそんな発言するなんて、あんた凄すぎるわ。

それだけでなく、ベートーベンは平気で貴族や政治に対して批判をしていたのだけど、官憲はそれを知りながら黙認した。天才にありがちな、ちょっとおかしな行動だと考えたからだけど、本当にただのおかしなやつが、古典派音楽の時代を終わらせ、またロマン派音楽の時代を始まらせるほどの力をもった曲をつくれるわけないでしょう。つまり、彼らがどう考えていたにせよ、権力がたった一人の個人の才能と実力に事実として屈服していたことには変わりないのだから凄い話だと思う。


その凄い人間の生地で、傑作であり、飛躍の曲でもある交響曲3番「英雄(エロイカ)」を聴けたのは何という幸運。
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たまたまベートーベンフェスがあり、たまたまその最終日に、たまたまホールが開く時間にベートーベンホールを見に行ったという完全に偶然に偶然が重なった結果。

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ラストがエロイカだったのだけど、もともとナポレオンにあてて書いていたが、ナポレオンが皇帝の位についたのを知って怒ったベートーベンがボナパルトという題名と献辞をペンでグシャグシャに消したという有名なエピソードのある曲。


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引き続きライン川を北上し、次はケルンだ。


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ケルン


ボンからケルンまでは30㎞程度だったと思うけど、相変わらず追い風で楽な道。
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ドイツは街路樹がとても良い。ドイツのこの感じに比べると、オランダ、イギリスはイマイチ。
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ケルンは掘れば古代ローマの遺跡が出てくるほど古い歴史をもつ街。空前の大帝国を築いた古代ローマ人だが、彼らの北方への侵略はライン川に阻まれライン川左岸までに留まった。その時に左岸に出来たローマ人のコロニア(植民都市)がそのまま街の名前となりKöln(ケルン)と呼ばれるようになった。だからケルン左岸はローマに起源をもつ街で、ゆえに遺跡も出てくる。

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これは写真のAxelさんに教わったケルンの名前の由来。
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歴史解説をさせ、街案内をさせた上に、さらにはソーセージとビール、ポテトまで奢らせるという、本来こちらがお金を払ってしてもらうようなことを、タダ、というかむしろアクセルさんからしたら赤字だけど、やらせてしまったわけである。しかも野宿できる場所まで教えていただいた。そして振り返ればドイツでビールを飲んだのはこれが唯一だった。ケルンでしか飲めないビールだったのだけど、あれは良いビールですよ。良い味。といってもアルコールがあまり好みでない僕が飲んでの感想ですが。

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アクセルさんからは色々な話を聞いたけど、ケルンの人々はドイツの他の地域よりも、オープンな性格なんだそう。確かに、街の賑わいにはそれまでにない活気があり、ドイツの他の街とは少々異なる。古くはローマ時代に遡るのでラテン系の気質が少し入るのだろう。ちなみに同じケルンでもライン左岸と右岸で違うらしい。左、つまりローマが征服したほうのがオープンらしいが、さすがにそこまでは分からん。少し滞在しないと見えてこないと思う。

あと左側、右側通行のことでイギリスが話題になったので、ちょいと理由を聞いてみた。なんでイギリスは左で、ユーロも使わず、インチ、マイルを使うのかと。僕もこうだろうという答えは持っていたけど、ヨーロッパ人がどう捉えているのかを聞きたかった。
で、理由としては、まず「島国」であること。それと、かつて7つの海を制し世界の覇者となったから未だに「我々がチャンピオンだ」と思ってるんだろう、とのことだった。僕もその見解に同意。そしてこれは後にイギリスに入って確信に変わる。

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あとは、原発について、一番大事なものはネイチャーだということなど話してくれたが、環境に対するドイツの高い意識、おそらくこれが一般的なドイツ人の意識なのだろうと感じながら聞いていた。
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そして、それが確実に現実の社会に反映されるところがドイツ人の勤勉たるゆえんだな。
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話は変わりますが、これはかの有名なケルン大聖堂。
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ドイツ中盤からだけど、はっきり言って教会には飽きてきていた。いまフランスだが、教会などもはやどうでもよいと感じているので写真も撮っていない。パリのノートルダムも近くを通って、「ノートルダムみたいな教会があるな」と思っていたら、ノートルダムそのものだったというくらい関心が無くなってしまった。ただノートルダムだけを撮っても「パリ」が写ると思えないし。

一応ケルン大聖堂の時はまだ少し見る気があった。でも、確かに相当デカく、迫力はあるが、よいとは思わなかった。惹きつけられるような魅力はない。
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まだキリスト教社会とはいえ、ヨーロッパも宗教が世俗化して、若い世代になるほど関心も薄くなっている。こうした大きな教会は信仰の場ではなく、まるっきり観光資源である。現代の街並み、今を生きる人々の暮らしと、ゴツイ教会を見比べると、もはや時代遅れの建造物としか思えず、キリスト教の世界観も受け入れがたい僕にとっては「もう分かったから十分」だ。
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教会ではなく、ツウィッカウのマーケットのように、普通の街中で見えるようなドイツこそ面白いし、アクセルさんとの出会いのように、今を生きるドイツ人を見る方がよほどリアルにドイツを感じる。神は死んだとニーチェは言ったが、本当にそうなってきているのだと思う。
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ただ、ドイツはまだ教会の存在感が強い国の一つであると思う。逆に次のオランダは教会がもはや無いと思ってしまうくらい影が薄いのだけど、この話はオランダ編になってから。いよいよドイツも佳境。


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ケルンからオランダまで


ケルン以降、大きな街としてはデュッセドルフがあるんだけど、そのままスルー。

例によってライン川沿いで野営する日々。
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度々川から外れて、まち中を通ったり畑の中を通ったりする。
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それはいいんだが、問題なのは標識が不案内なことがあることだ。こっちが見落としたこともあるだろうが、欲しいところで無い、というのが何度かあった。
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安く済ませるためにドイツは全国地図一枚で旅をしたけど、ライン川がなかったら無理でしたわ。野宿場所の確保と、あとは道しるべとしてライン川は常に頼りにしていた。
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鳥の大群
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上とは別の日。確実に風景がオランダに近くなっている。
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一言でいうなら田舎です。
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ドイツ最後の野営。これは橋の下。非自立式のテントなんだけど、試しにと思いペグダウンできない場所で張ってみることにした。 
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やはり、何とでもなるので問題なしだな。見てくれはシャキッとしないけど。


静かに、ゆっくりと終わりが近づいていくドイツ。
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良い国だった。ソーセージ、ビール、ジャガイモ、環境先進国、自転車。イメージ通りだったな。


さらばドイツ。
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同じ場所から振り返ってこれがオランダの景色。
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桁違いの自転車王国、オランダの片鱗が見える。


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西ヨーロッパ野宿事情


まだドイツが終わったばかりというところですが、ドイツ、オランダ、イギリス、フランスの野宿事情などのまとめ。

まず前提として、僕は基本的に街中では野宿をしません。街を外れていても誰か来そうな場所では基本しない(例えば工事の土砂が置いてある場所とか畑とか)。自転車旅行者も色々で、普通に街中とかで張ったりする人もいるので、当然そういった人とは評価が異なってくると思います。僕が好むのは森などの隠れられる場所。なおかつ綺麗な場所が良い。ここで言う「綺麗」は路面がフラットで、侵入しやすく出やすい、地面が乾いてる(これは前後の天候で左右されるが)、草ボーボーとかではない、というような意味。要するに、侵入も張るのも撤収も簡単であるということ。

その点からいうとドイツという国は素晴らしい。スーパーイージー。ドイツでその日の寝る場所を気にかけたことはない。簡単に見つかるからだ。

東ドイツは森の中で張ることが多かった。
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ドレスデンではエルベ川沿い。実は街中だけど。
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ライン川に出てからはライン川沿い。
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次のオランダだけど、ドイツよりもずっと隙が少ない。小さな国で殆ど人の手が入っているので橋の下とか、茂みの中とか何だか微妙な場所ばかりであった。オランダでは完璧な自転車道があるので川から離れて標識に従っていたけど、川沿いもドイツよりは張り難そうだった。思い返してみれば大して良い場所でもなかったので野宿した場所の写真も撮っていないな。ついでに風車も撮っていなかった。風車撮ったところで、どうということもないけど。

代わりに、この旅で初めてウォームシャワーを利用した。

ロッテルダムで初ウォームシャワー。ホストの方の家からの眺め。
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ホストのArjen。本当にナイスガイ。
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デン・ハーグで泊めてもらったCoby。
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美術の先生をやっていたらしい。素敵な家だった。
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ウォームシャワーでは予定を組まないといけないのと、自分から「泊めてください」とお願いする(しかも見ず知らずの人に)ので、抵抗のある人もいるだろうが、利用すべきである(特にヨーロッパ)と思った。僕も「どうなの」と思っていたが、利用してみると楽しく、その国の人の素の生活も見え、街で少し話かけられた程度では聞けないことも聞ける。しかも、タダで泊まれてディナーまであるのだから、それはもう凄いんである。

ただ、やはり先の日程を決めなければいけないのと、事前のやりとりがあるので、基本的にパリやロンドンやといった大都市で利用していた。その辺のさじ加減は人によるだろうけど、1日30㎞とかでも平気で走行を終わらせる今の僕の走り方ではやはり使いづらいので最近は使っていない。

まあ使う使わないは自由だけど、一回くらいは利用してみても損はないと思います。



次のイギリスも野宿はやりづらい。オランダ以上にやりづらいと思った。
というか、僕はイギリスが好きじゃない。嫌いとまでは言わないが、かなり「嫌い」よりの「好きじゃない」だ。出会ったイギリス人はみな良い人だったけど、そういう個別の出会いとは別に、国の雰囲気、空気が嫌い。あ、嫌いって言っちゃった。でもイングランドの田舎の風景なんかには感動したりしたので、良い悪い両方の感情が混ざって一口にどっちとは言いにくい国。イギリスでもウォームシャワーは利用して、入国した日と、ロンドンで一日。ロンドンは2泊したけど1泊はホステル、それ以外はキャンプ場1回、あと野宿2回かな。多分6泊しかしてないはず。肌に合わな過ぎて速攻出たかったので。
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そしてフランスだけど、野宿に関しては場所はあるけど、ドイツのが見つけやすい。
フランスは農業の国なので畑が多すぎる。川沿いはセーヌ川沿いは駄目。スペースがない。ローヌ川はまだよいが、それよりもフランスの場合は川から離れた方が場所が見つかりやすいと思う。

何だかんだちゃんとあるので、ドイツが簡単すぎただけの話かもしれない。
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パリではウォームシャワー。ホストのファビアンさんは日本語が少しできる。
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セザンヌの生地、エクス=アン=プロバンスではキャンプ場を探している途中に声をかけられた方の家に泊めてもらった。
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という感じで、ヨーロッパでは人の助けをかりながら、のんびりと走っている。
基本的にホテルとかホステルに泊まらないのでその辺の宿泊事情は分からないのだけど、この間マルセイユでドアに貼ってあった値段を見たら、ボロそうなホテルが30ユーロだった。雹が降ってきたあと、野宿するのを挫けそうになり、チラっと見た。一番安かったのはベルリンで10ユーロくらいだったかな。イギリスは阿保みたいなポンド高なので問題外。無理。


キャンプ場に関して書き忘れていたけど、ドイツの場合、東は良い。西は駄目。5、6回しか泊まっていないのであまり当てにならないのだけど、総じて東のが安く、設備も良かった。西(ライン川沿い)は高いわりにWi-Fi無しとか、ホットシャワー有料とかで微妙。オランダはキャンプ場に泊まったのは2回だけなので何とも。とりあえず一つは高かった。もう一つはアムステルダムだったけど、10ユーロ。アムステルダムは週末になると宿が高騰するのでキャンプ場が安い。というかアムステルダムこそウォームシャワーを利用すべき街じゃないかと思う。
イギリスも高いんじゃないかな。一回しか泊まっていないけど、10月の終わり近くでハイシーズンの値段だったので「は?」と思ったのはよく覚えている。こんな曇天と雨ばかりの季節が何でハイなのかと。
フランスはもう一ヵ月いるが、宿泊代というものを払ったのはたった2回(キャンプ場)で、全然そういう場所に泊まっていないので分からん。11月になると閉まっているキャンプ場が多いし。ただ非常に多いので探すのはさほど困らないでしょう。


ちなみに気温だけど、ドイツは9月から10月後半、オランダは10月後半、イギリスは10月後半から11月初旬、フランスは11月初旬から中旬を北部、11月中旬から後半を南部という感じの日程で、一番冷えたのは最近(11月後半)の南仏で、テントや水たまりが凍っていたのでマイナスはいっていた。テント内部の気温が3度というのが最低。大抵テント内は10度くらいある。まあヨーロッパも上記の時期なら特に問題はないということ。
ただ、やはり走るなら夏にすべきである。ドイツはぎりぎりだったけど、オランダ、イギリスはとにかく晴れない。曇りと雨ばかり。フランスも南部に行けば11月でも晴れは多いが、風が強くて大変。東進、南下なら追い風だけど西進、北上は基本向かい風になる。夏は夏で別の苦労があるだろうけど、天候の良さには代えがたい。


プロフィール

染谷 裕太

Author:染谷 裕太
2012年6月カナダからスタートした自転車世界旅行をきっかけに始めたブログです。当初は単純な旅日記でしたが、現在は旅だけではなく日常も含めた様々な場面で自転車を楽しみ、その面白さを発見し、発信していきたいと思い書いています。

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