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愉しい自転車&生活

2015年08月17日 の記事一覧

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Category: [第二次・欧州アフリカ持ち物]自転車

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Community: テーマ-自転車旅行  ジャンル-旅行

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フレーム SURLY トロール


Surly 【形容詞】 意味:無愛想な、むっつりした

鉄のフレームで重量は重く、単色で安っぽい塗装。フレームのブランドロゴは塗装ではなくて、ただのシール。流行の空力なども一切考えていない。完成車の値段も決して安くはない。消費者の購買欲をそそるような革新的技術も、軽さも、剛性も、空力性能もない。こんな自転車じゃ全然速く走れんよ。そのブランド名の通り、とても「無愛想」な自転車をつくっている。

すこし前よりは多様になってきたとは思うけど、競技志向が強い今の市場においては、「売り」となるところの無い自転車であるのに、しっかりと一定のユーザーを獲得する。こと海外自転車旅行に関しては、サーリーの強さは圧倒的とも言える。サーリーを使っている人はそれほど多い。

サーリの自転車は、ブランドストーリーにも少し書かれているけれど、現代の自転車マーケットに対するアンチだ。
軽さだの空力だの、自転車ってはそんなんじゃねえんだよ、自転車の本当の面白さってのはこうなんだよ。そういう主張が感じられる。だから面白い。自転車はもっと色々な場面で活躍できる可能性をもっているし、まだ発見されていない新しい面白さが隠れている。それを開拓しようとしているのがこのメーカーじゃないかと思う。

DSC00295-001.jpg


今回使うトロールは、MTBをベースにツーリングや街乗りをはじめ、何にでも使えるようにつくられた車種。元がMTBなので当然山も走れるし、キャリアを付けてツーリングや、実用としても使える。シングルスピードにもできる。ディスクブレーキも使えるし、Vブレーキも使える。装着可能なタイヤは26×2.7という太さまで保証されている。リアは微妙だけど、フロントは間違いなくもう少し太いもの(26×3.0)も入ると思う。一応元は26インチだけど、27.5インチも入れられるし、やろうと思えばタイヤの太さに制限は出るだろうが多分29インチも入るでしょう。

トロールは「どうぞ好きなように料理してくれ」というメッセージの入ったフレームだ。
ただ、何でもできるからといって、何でも得意なわけではない。むしろトロールの場合、得意というほど得意な分野が無い。でも不得意というほどのものもない。頑丈でカスタムの幅が広く、これといった苦手な場面をもたないというのは、あらゆる環境で走る必要のある人にとって、これほどありがたいことはない。

どこをとっても一番にはなれないが、用途を絞り込んでないが故に、あらゆる方向に可能性が開かれおり、基本骨格(フレーム)=それを元に自転車を組み上げていくベースとしては汎用性に優れたものになっている。

DSC01726_201508172110244c0.jpg


ちなみにトロールは北欧の伝承に出てくる妖精だけど、ウィキペディアにこんな風に書かれていた。

「北欧ではトロルド、トロールド、トラウ、トゥローと呼ばれる。当初は悪意に満ちた毛むくじゃらの巨人として描かれ、それがやがて小さい身長として描かれている。変身能力があるのでどんな姿でも変身できる。

なるほど、トロールと命名したのはそういう意味もあるのね、と思った。


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プロフィール

染谷 裕太

Author:染谷 裕太
2012年6月カナダからスタートした自転車世界旅行をきっかけに始めたブログです。当初は単純な旅日記でしたが、現在は旅だけではなく日常も含めた様々な場面で自転車を楽しみ、その面白さを発見し、発信していきたいと思い書いています。

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