愉しい自転車&生活

2014年06月 の記事一覧

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Category: [その他]自転車旅あれこれ

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スタンドは木


旅の自転車にはスタンドをつける人もいるし、つけない人もいる。
僕はエスゲのダブルレッグセンタースタンドをつけて旅をしたけど、あったら便利なのは間違いないと思った。ただ、フルパッキングの状態で使うとフレームが負けるので実質荷物を積んだ状態では使えない。空荷で走る時やメンテナンスをする時などに限定して使っていた。あと二本足のスタンドを使おうとすると、一度自転車を持ち上げなければいけない。50kg~60kgもある車体を持ち上げるのは中々重労働。
じゃあ荷物を積んだ状態で自転車を立てる時はどうしていたかというと、
そういった場合は木の棒をスタンド代わりにして使っていた。

前輪の向こう側に棒が見えると思いますが、こんな感じでスタンドとして使っていた。
JMGP8827.jpg

実際のところメンテナンスの頻度はそう多くないし、駐輪する時にも大抵立てかける場所はある。なかったら倒しておけば良い。風が強い時なんかはあえて倒しておくこともあった。そうすれば絶対に倒れないから。

スタンドというのは鉄の塊。当然重い。
それでいてあまり使わないので何だかなぁと思っていたところに、雨季のウユニ塩湖走行。あの塩水の中の走行でスタンドの調子が悪くなり、もういいやと思って、そのままウユニの町でスタンドをゴミ箱に捨ててきた。その証拠に日記を見てもらうとウユニ以降の自転車はスタンドついていない。最初は長い木を使っていたけど、使ってるうちに折れたので途中からは短い状態で使っていた。


具体的にはこんな感じ。
これはつい先日余った木で作ったものだけど。
DSC00649.jpg

現地で実際使っていたものは捨ててきた。
どうせ拾ったものだし飛行機に乗せるにはなるべく軽くしたいので。
DSC00651.jpg


あと、何も使わない止め方としてペダルを使う方法もある。
日本は自転車と言えばママチャリが圧倒的に多い。ママチャリには必ずスタンドが付いているので、自転車はスタンドがないと立たないと思ってる人は多いんじゃないかと思うけど、海外では欧米人もよくやるし、南米の人たちも普通にやっている方法で、ペダルとちょっとした段差を使って自転車をとめる方法がある(日本でもスポーツバイクに乗る人は結構知ってると思う)。ただしあまり安定感はないので注意は必要だけど。欧米人はフルパッキングでも結構この方法でとめてる。僕はペダル、BB、クランクに負荷かかるからフルパッキングではやらなかったけど。

こんな感じ
DSC00804.jpg



「あったら便利」は必要ない。これは旅で荷物を軽くするための鉄則。
だから、スタンドも別につける必要はないか、と思いました。
既製品と言うのは利便性は高いけれど、応用がきかず柔軟性に欠けることも多い。

軽量で丈夫。
失くしてもその辺に落ちてるからタダで手に入る。
フレームにダメージを与えることもない。
スタンドは落ちてる木で十分だと思いました。


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Category: [北中南米後一時帰国]日記

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アフリカのルート


今現在考えているアフリカのルート。
africa.png

アフリカは西と東で大きく変わるようだけど、今回は東側のみで行こうと思います。
エチオピアからのスタートを考えていたんだけど、西も行くならまだしも、東のみとなるとエチオピアスタートでは物足りないかなと。どうせなら北のエジプトから走りたい。

このルートでキツそうなのはまず最初のエジプト、その次のスーダン。なんたってサハラ砂漠ですから。なるべく夏が遠ざかってから行かないと酷いことになりそう。
次にエチオピアからケニアへ抜ける国境越え。メインルートではなく、ケニア側国境にイミグレが無いために「非公式国境」と呼ばれるルートがあり、そこを走ろうと思う。公共の交通手段がないのでバックパッカースタイルだと中々行きづらい国境だけど、自転車旅行者は自前の移動手段を持っているため結構通る人もいるみたい。といってもメインではないのだろうけど。

ケニアまで乗り越えれば後はたぶん大丈夫だろ、思ってる。
人は恐らくエチオピア、自然はサハラ砂漠、ルート的にはエチオピアからケニアへの国境越えが最もキツそうかな。

アフリカは、治安や病気、自然など、恐らくこの世界一周で一番しんどい大陸になるのではないかと思う。でも、人類生誕の地であるアフリカ。いまだ文明化されていない社会で生きる民族。ゾウやキリンなどの巨大生物が野生で生息する環境。そんな場所であるかと思えば、先進国ばりの近代的な街もある。このアフリカという大陸は全く理解の範囲を超えた大陸だ。そして同時にとても重要な場所だとも思う。

弱肉強食のサバンナ、貧困、マラリア、差別や理不尽、子供のマネー攻撃、優しさ、アフリカに想像するのは生々しいリアルの世界。

アフリカの体験から自分が何を汲みとれるのか。
絶対に日本にはない環境で、何を掴んで帰れるか。
とても自分が問われる場所だと思うから、だからとても楽しみだ。


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Category: [その他]旅の情報

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アメリカ大陸走行距離



期間2012年6月26日~2014年3月16日
自転車での走行はカナダのバンクーバーからアルゼンチンのエルチャルテンまで。
その後バス移動でブエノスアイレスまで。


北米(カナダ・アメリカ・メキシコ)
日数186日
走行距離10742km
一日あたり57.7km

中米(グアテマラ~パナマ)
日数85日
走行距離2533km
一日あたり29.8km

南米(コロンビア~アルゼンチン)
日数357日
走行距離13881km
一日あたり38.9km

合計(カナダ~アルゼンチン)
日数628日
走行距離27176km
一日あたり43.2km


国別走った距離
1.アメリカ 5102km
2.チリ   4115km
3.ペルー  3886km
4.メキシコ 3168km
5.カナダ  2472km 

国別滞在日数
1.ペルー   115日
2.アメリカ  82日
3.コロンビア 73日
4.チリ    62日
5.メキシコ  60日

一日最長
距離 2014年1月27日 チリ 186km
時間 2014年1月9日  チリ 12時間40分


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Category: [北中南米後一時帰国]再出発へ向けて道具選び

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少なく持って軽くする


いま少しずつ再出発の準備をしていますが、
準備をするにあたって一つ意識していることがある。
それは「少なく持つ」ということ。

出発前もそれなりに装備は削ったと思っていたけど、実際に旅をしてみると無駄は多く、かなりの装備を削ることになった。一応そのことについては軽量化大作戦というタイトルでまとめてある。




初期の頃。本当に大荷物だった
IMGP0569.jpg




しかし、今の自分がそれを振り返ると、まだまだ無駄があると思う。
というか出発前の装備というのはもう根本的に駄目。

なぜかというと、出発前装備をを揃える上で決定的に欠けていたものがあったから。
それは「システム」で捉えるという視点。ものは単体で使うだけでなく、組み合わせて使うことでより多くの状況に対応することもできる。「バカとハサミは使いよう」と言うように、それがどういうモノかという事以上に、どう使うかというのはとても大事なこと。持てる物が限られる旅行ならその組み合わせも大事。出発前の装備を見ると全て個別のものを用意して対応しようとしていたことがよく分かる。それでは装備も増えて当たり前で、旅行中の軽量化も結局はその延長での軽量化でしかなかった。

登山なんかを割りと本気でやる人は装備を持つ時にそういった視点で選んでいるようだけど、自転車は人力とはいえ乗り物。運搬可能な荷物は相当多くなる。なまじ持てるものだから、あれもこれもと持ってしまいがちで大胆に装備を省くことができなかったりする。日常の延長上での利便性や快適さを求めると軽量化は失敗するか中途半端なものにしかならない。旅は、それがどれだけ長い期間に及んで、もはやそれが日常になったとしても旅は旅。日常ではない。

もちろん軽量化は絶対的な基準ではないのだけど、自身の旅のスタイルを知り、道具を選び抜く作業を怠れば、必然、無駄な荷物は増えるしかない。



これはチリを走っていた時。
最初に比べて荷物は減っているものの、大きくは変わらない。
AMGP1169.jpg


とりあえず今考えているのを少し書くと、まず服。
これを大幅に削る。

長袖Tシャツ  2枚
行動用ズボン 1枚
寝る用ズボン 1枚
ウインドブレーカー 1枚
ダウンジャケット  1枚
雨具
パンツ 2枚
靴下  2枚

このくらいで良いかなと思ってる。
旅中はこれにプラスして、ウインドブレーカーの下、フリース上下、アンダーウェア上下、ネックウォーマー、温かい帽子、手袋を持っていた。
ここからさらに省くなら雨具をウインドブレーカー代わりにできるけど、今回雨具はポンチョを持っていこうと思っている。流石にポンチョをウインドブレーカー代わりというのもできない。なにせ風に弱いのがポンチョですからね。
でもポンチョって自転車では大正解の雨具だと思う。下が開いてるのだから通気性の良さは最強で、ゴアテックスがどれほど透湿性に優れていようが、そんな微々たるレベルの透湿性などポンチョの前には無いに等しい。手にもバサッと被せれば手も濡れないし。ただし、上記したように風に弱い。風が強いと下から吹き込んでくる。まあそういう場合は走らなければいい話。


チリ、アウストラル街道で。
一応旅中、荷物は最もコンパクトな状態だった。
AMGP3328.jpg

あと寝袋をイスカのエア280という軽いものにしようと思っているんだけど、エア280はナンガのオーロラシリーズとは異なり生地が防水ではない。そのため、状況によってはシュラフカバーが必要になる。
しかし、そんな滅多にこない場面に備えてシュラフカバーを持つのもバカらしいので、その時は雨具をシュラフカバー代わりにする。完璧に防御するなら筒状のカバーが要るけれど、そんな状況はどんな状況だ、と思う。恐らくそこまでの環境になる場合は、そもそもそこは走らない。 ガチ登山じゃないからそれでも大丈夫だと思う。

あとエア280は2℃まで対応のシュラフだけど、もしそれを下回る場合は衣類を着込んでしのぐ。とりあえず夏の北欧とアフリカでは衣類と合わせた保温性はお釣りがくるくらいだと思う。問題はその先のユーラシア。時期次第では厳しいだろうけど、その場合は現地で何か保温性の高いものを購入するか、状況によっては飛行機で東南アジア飛べばよい。


服は頭の中で考えているだけで計ってないから分からないけど、とりあえず寝袋はカタログ値で比べると1kgも軽くなる。1kgと言うのはとんでもない軽量化ですよ。でも逆に言えば1kg分余計なものを持っていたことでもある。まあこれは単純に軽いものに換えたという話だけど、大事なのは単体での重量を減らすことではなく(それも大事だけど)、同時に全体として考えること。寝袋だけじゃなく、寝袋とマット、インナーシーツなどの就寝セット全体で判断すること。
寝袋とインナーシーツを別々の袋で収納すれば、とうぜん袋一個分重くなる。「いやいやたかが袋一つでしょう。一体何グラムあるんですか」と思うかもしれないけど、袋だって計ってみると以外にバカにできない重さがあったりする。その僅かな妥協の姿勢が積もり積もって膨大な荷物になっているのだから。


といった感じで、いま衣類と寝袋を例に少しだけ書きましたが、その他の道具についても色々と試行錯誤してるのでその辺を書いていこうと思います。

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Category: [北中南米後一時帰国]再出発へ向けて道具選び

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軽量化 工具編


どこを走るのか?どの程度の期間走るのか?で携行する工具は違ってきますが、僕の場合は世界一周。そして基本的な全ての作業をできる程度の工具を携行する、という前提で選んでいます。


とりあえずアメリカ大陸縦断時に持ち歩いていた工具は

・スプロケ外し
・チェーン(スプロケ外す用)
・チェーンカッター
・スパナ(BROOKS用)
・BB外し
・ニップル回し
・ハブスパナ(13mm、15mm、17mm)
・インサイダー(ドライバー)
・ピックツール
・ヘックス
・ハサミ
・ワイヤーカッター

あと最初はラジオペンチを持っていたけど錆びて使い物にならなくなったので捨てたので、これで全部のはず。重量は合計で1495g。全て持っててもさほど嵩張るものではないけれど、さすが金属の塊だけあって重い。ただこれだけ持っていればほとんどの作業はできます。他人に頼らなければいけないレベルの故障となるとヘッドパーツ関係のトラブルか、キャリアやフレームの破断といったところ。まあほぼ無いようなもの。


さてではこれをどう減らしていくか。
先に結果から書くと、なんと!マイナス381g!!
・・・多いのか少ないのか分かりにくいかもしれませんが、一円玉にして381枚分。iphone5sだと3.4個分。と言われても分かりづらいでしょうか。でも軽量化をやったことのある人ならどれほどの事か分かってくれるはず。


具体的にどんな減量をしたかというと、まずはチェーンカッター。
初めシマノの普通のチェーンカッターを使っていたんだけど、これをよりコンパクトなものにした。


それがこちら。このチェーンカッターも同じくシマノ。
DSC01282.jpg


これだけでも軽くはなるんだけど、しかし、本気の軽量化をするなら、ここで終わるようでは駄目です。軽いものに替えてオッケーではないのです。もっと無慈悲に、数字を追いかけなければなりません。こんな僅かな軽量化意味あるのだろうか?とふと我にかえっても、無視します。
まずカットの際、しっかり持てるように取り付けられた柄の部分ですが、これは取り外せるようになっているため外します。
そしてハンドル部分。これは両端が若干膨らんでいて抜けないようになっています。当然です。これを回さないとピンが抜けませんから。しかし、これもヤスリで削ってこれも外します。結果、本体のみになります。

左から4番目のやつ。
DSC01279.jpg


当然、このままではチェーンカッターとして機能しないので、実際に使うときはプライヤーレンチで本体を鷲づかみにし、ハンドルは4mmのヘックスを挿して使います。

こんな感じ。
DSC01281.jpg

実際使ってみたけれど、柄もハンドルもより大きく(長く)なったのでむしろチェーンを切断しやすくなりました。


次にBB外し。
これは柄がついたものを使っていましたが、柄のないものに交換。
使う時はプライヤーレンチで挟んで回す。これで70gの軽量化。

あとはよくやる方法ですが、工具の切断。
ハブスパナの要らない部分カット。加えて、3本持っていたのを1本減らす。外側のナットはプライヤーレンチでも挟めるので要らないでしょう。これで110gの軽量化。

あとはインサイダー(ビットドライバー)の使わないビットを外して14gの軽量化。

ヘックスも一番細いものは使わないので外す。ケースも無しにして12g軽量化。

ハサミも持っていたけど多機能ツールに付いているので外す。54g軽量化。

ピックツールは無くても何とかなるので外す。17g軽量化。

といったように減量した結果こんな感じに。
DSC01294.jpg

①ハブスパナ15mm
②ハブスパナ13mm
③チェーンカッター
④スプロケ外し
⑤BB外し
⑥六角レンチ
⑦ニップル回し
⑧折りたたみプライヤー
⑨ブルックス用スパナ
⑩インサイダー(PBのドライバー)
⑪プライヤーレンチ(クニペックス)
⑫ワイヤーカッター
⑬チェーン(スプロケ外す時用)

厳選旅行用工具たち。
重量的にも減ったけれど、それ以上にかなりコンパクトになった。ちなみにこの記事をここまで書いた段階でワイヤーカッターのバネと収納時に開かないように止めるわっかも要らないなと思って外したので、さらに5g軽くなり、マイナス386g。合計が1109gまで落ちた。これ以上の軽量化はやろうと思えばできなくもない(穴をあけて肉抜きするとか)けど、流石に意味がないといえるレベルになってくるのでやりません。



ちょっと話が変わるけど、改めてクニペックスのプライヤーレンチは凄いと思いました。
BBの脱着、スプロケの脱着、ペダルの脱着、チェーンの切断、ハブの分解などなど、あらゆる重要な場面で登場する。一本で一体何役できるのか。非常にお勧めできる工具。
DSC01290.jpg



一応軽量化の目標としてはフロントバックとフロントのサイドバックを無しでいける程度。それくらいまでいけば単に走行中楽というだけでなく、飛行機にのせる時なども相当楽になるはず。まあ絶対に達成しなければとは思ってないけど。




プロフィール

染谷 裕太

Author:染谷 裕太
2012年6月カナダからスタートした自転車世界旅行をきっかけに始めたブログです。当初は単純な旅日記でしたが、現在は旅だけではなく日常も含めた様々な場面で自転車を楽しみ、その面白さを発見し、発信していきたいと思い書いています。

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