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愉しい自転車&生活

2013年10月 の記事一覧

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Category: [南米]ペルー

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セクジャ   出発467日目


2013年10月7日


アヤクチョまでは140kmほど。この山岳地帯では1日で走れる距離じゃないので途中適当に野宿して明日着だな。まぁ山岳じゃなくても一日に140kmも走らないけど。そんな長い距離は疲れるので無理。


町を出る時に道を聞いた自転車屋のおっちゃんが凄く親切で、60km先のセクジャという町までの道のりをスペイン語で詳しく説明してくれた。ありがとう。でもそんなにベラベラとスペイン語喋られてもわけ分からんわ。
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おっちゃんのお陰でスムーズに町を脱出。もともと迷うほど大きい町じゃないけど。
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まるで大昔の家のようだけど人住んでるのかね。
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今日は上ります。どこまで上るのかは知りません。4000m以上ということだけは知ってる。
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風吹いてさみー!と思ってウインドブレーカーを着た後に風がやんで太陽が出てきた。およそ1分の出番だった。たぶん、出して、仕舞っていた時間の方が長い。
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青と白。爽快。
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気持ちいい道です。
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アルパカ。目印で耳にリボン、じゃないだろうけど、カラフルな何かをつけている。牛とかもよくつけている。お洒落だね。自転車で旅してる人より余程お洒落だと思いますよ。
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もう標高も4000mを越えた頃、前を見ると晴れてはいるんですがね。
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後ろがヤバイ。しかも段々迫ってきてる。逃げたいけど上りだからノロノロ上るしかない。頑張っても標高高いから速攻で息切れるし。
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これを上りきれば下りとみた!そして上りきれば当然・・・
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下らない! 長いわマジで。もう4300m越してますが。
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下りきた。結局4450mまで上った。
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しかしここからが大変だった。まずはガッタガタのオフロード。雨雲から逃げなければいけないのに自転車は前へ進むのではなく、上下に移動してるかのごとく跳ねまくる。
そしてそれが終わったと思ったら、締まった土の上にジャリを撒いたスリッピーな道。雨雲から逃げたい一心でスピード出してたら3回自転車を倒した。その内一回は自分もこけた。


そうしてようやく着いたセクジャの町。
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本当は野宿するつもりだったけど、もういいや。雨降ったら面倒だし宿とるか。問題は100ソル札しか持っていないことだ。果たしてお釣りがあるのか。なきゃ野宿するしかない。



結果としてはあった。宿のおっちゃんに「100ソルしかないんだけど、お釣りある?」って聞いたら「クラーロ(もちろん)!」といって快く出してくれた。
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日本だとお釣りがあるのは当たり前、という感覚だけど、こちらでは高額紙幣を使った場合はお釣りがない時が多い。特に100ソル札は崩すのが非常に難しい使えない紙幣である。その使えない紙幣が、普段使っているバンコ・デ・ナションという手数料のかからない銀行のATMで、例えば400ソルおろすとすると、全部100ソルで出てくる。

普段はそのまま銀行で「小さいのに換えて」と言って崩してもらうんだけど、今回はタイミング的に銀行が締まっていたので出来なかった。おっちゃんが良い人で嫌な顔せずにお釣りくれたので良かったわ。


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夕方、停電があったので蝋燭もってきてくれた。
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小さいけど、良い町だ。


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アヤクチョへ  出発468日目


2013年10月8日


目指すアヤクチョは標高2700m。一応、600mほど貯金がある。
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はじめはアップダウンの繰り返し。
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この日もガタガタの道で、振動と衝撃でフロントバックに入れていたレンズのフィルターが粉砕。あーあ、大きいフィルター高いのに。まぁ付けてて良かったということか。
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並木道
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セクジャの次の町。なんちゃらマルカ到着。
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そのあと少し上りになったあと、ようやく下りになった時の景色。たぶんあの川まで下る。
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そしてこの辺からかな。標高が下がってきたので奴らが出てきた。コロンビアで散々やられた吸血する小さい虫。たぶんサンドフライなのかな。サンドフライといえばオーストラリアが有名だけど南米にもいるらしいし。
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止まって写真を撮っていると来るわ来るわ大量に。こいつらは蚊よりも吸うのが下手で、ストローを刺した場所をみるとポツっと血が出ている。ただ、コロンビアの時よりも抗体が出来てきているのか、あの時ほど痒くはない。翌日にはほぼ痒みもなくなるし。ちなみに現地人は全く大丈夫のよう。
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サンドフライと格闘しながら、ようやく川まで降りてきた。この時点で標高2500mほど。
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そして川沿いを走っている時に走行距離2万キロに到達。ハイ、オメデトー。アリガトー。
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なんかねー、もはや走行距離とかどうでもいいですよねー。
興味があるのはせいぜい1万キロまでだな。それ以降はあまり嬉しくもないかな。ただ「節目」とは思うけど。




で、しばらく川沿いを走っていると橋があり、川の反対側に渡った。メインっぽい道に行ったが、どうも違う気がする。不思議なもんで道ってのは間違って走っていると必ず「違うな」というのを感じる。それはまぁ直近の分岐や頭に入っている地図上の道、景色、方角、なんかを総合して勝手に脳みそがそう判断してくれているんだろうけど。ということで現地人に聞くと、やはり違うらしい。




そして、案内された道がこれだ。道というか轍ですな。仮にも幹線道路がなんでこうなってしまったのか。さっぱり分からない。
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意味が分からない。
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少し走ると道は二手に分かれた。分かりにくいかもしれないけど、左にそれまでと同じように轍が延びていて、右は川だ。そして見た目では明らかに川がメインだ。川がメイン・・・。
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しっかり石で道っぽくしてあるし。なにより先ほどまで反対側を走っていた道路の続きが向こうに見える。ショベルカーが作業してるので、工事で通れなかったってことなんだろう。
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洗車。
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石がカラフルで綺麗だなー。渡る時は裸足なので強制足裏マッサージです。痛いです。
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渡りきった。
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なんか絡んでるし。
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無駄な時間食ったわ。でも日没に間に合わないことはないだろ。
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道。勘弁してください。
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そして、何を隠そうこの日は雲が非常に良い。



というわけでここからしばらく雲の写真。
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ついにメインの幹線に復帰しました。ビバ舗装路。
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道としては上りなんだけど、舗装路楽すぎる。
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さっきも書いたけど、雲が良い。
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で、アヤクチョ到着。しかしね、毎回のことですが、ここからが長かった。ずっと上りだしさ。
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でも2件目に訪ねた宿が20ソル、ホットシャワーガンガン、ワイファイ付きの良物件。
なんか最近宿運が良い気がする。




もう記事分けるの面倒だからこのままアヤクチョの街も紹介してしまおうか。紹介するって言っても、ただ写真を並べるだけなんだけど。


こちらはパルケ。
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右で座っている人たちは体重計り屋さん。体重を計ってお金を稼ぐ、という商売をしている人達である。儲かっているのかは分からない。最近計ってないからちょっと計ってみたいな。あと自転車の重量を知りたい。野宿用に食料と水を多く積んでいるのと、冬装備の買い足しで最近チャリが重いんだよね。上りが大変。
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再びパルケ。
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カテドラル。
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歩行者天国の賑やかな通り。
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てな感じです。
アヤクチョは思っていたよりも賑やかで観光客とかも多いように感じた。レストランなども多く、毎回選ぶのが楽しくもあった。大抵同じ場所で食ってたけど。あとは着いた翌々日だったかな。街をぶらついていたら、ちょうど到着したところの欧米人のチャリダーを発見、一瞥して無視した。ということもあった。無視って言うとちょっと聞こえが悪いけど、別に多くの街ゆく人と同じように「おっ」と思ってスルーしただけです。自転車乗りとか別に珍しくないし。逆ルートじゃなきゃ道中で会うかもしれないな。会ったところで顔はもう覚えてないけど。


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これぞ山岳 アバンカイまでの5日間   出発471~475日目


2013年10月10~14日


アヤクチョからアバンカイまでの区間は稀にみる高低差の山岳コース。昔は全線未舗装。ちょっと前まで半分未舗装。で、自分が走った2013年の時点、約9割が舗装に変わっていた。なのでそこまで苦労する道では無くなっていたんだけど、まぁそれでも凄いアップダウンではあった。



まずはアヤクチョを出発。アヤクチョの標高は2700m。ここから4200mまで上げる。
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途中のレストランでお昼。
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はじめは晴れていたけど段々怪しい雲行き。降られるかと思ったらちょうど雨雲の隙間を縫うように道路が延びていたので降られなかった。ただ路面は濡れていたのでもっと早いペースだったら降られていたかもしれない。ホテル10時に出て正解だった。
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夕方4200m到達。
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「やっと下りか!」と思いきや、フェイクだった。ムカつく。
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というわけでこの日には下りに入れず途中で野宿。




10月11日

朝です。結局夜も雨は降らなかった。時期的にはもう雨季のはずなんだけど。
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しばらく上ったり下ったりの道。
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そしてようやく下り。
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途中の町
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でお昼。ペルーはチャーハンがかなりポピュラー。特に中華料理屋じゃなくとも普通の食堂でもメニューにチャーハンがあることが多い。ただチャーハン頼むと米しか食えないので普段は頼まないけど。この時は炭水化物が欲しかった。
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その後もひたすら下り続ける。
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川まで下ってこの時点の標高2100m。ここから再び4200mまで上げます。
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といっても今日中は無理なので2600mくらいまで上げてこの日はストップ。
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10月12日


この日は2600mから4200mまで1600mのアップ。
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たまには小さい自然にも目をむけてみたり。
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豚。日本じゃ滅多に生の豚なんて見れないだろうから知らない人が多いと思うけど、豚は結構可愛い動物です。特に子豚の可愛さ。子猫には敵わないけど、子犬には匹敵するレベルで可愛い。って書くと犬好きの人に怒られそうだけど。でも、実はそんくらい可愛いです。
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途中のウリパという町。
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上ります。
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ひたすら上ります。
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そして4200m。
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で、下ります。
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2800mまで下る。
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そのあと100mほど上り2900m。この日はアンダワイラスという町でストップ。


アンダワイラスのホテルから。
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10月13日


ついに雨につかまった。この日は4100mまで上げる。
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雨宿り中。
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この日はもうずっと降っていたから淡々と上っていたんだけど、もうそろそろ天辺という所で向こう側の雲が晴れだして、隠れていた山脈が姿を現した。雨の日に走るのは楽しくはないけど、雨の日しか見れない景色があるのも事実。今日は走って良かった。



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そして下りに入ると青空!
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が、しかし3600mまで下ると再び上り。そして雲行きも怪しい。
雨の中の野宿は面倒なので、途中のキシュワラという町に行こうとした。ただこのキシュワラは幹線から外れて下る必要がある。距離は3kmくらいで大したことはないんだけど。

で、その町に入る分岐に一人のおっちゃんがいた。町といってもホテルがあるかは微妙な規模なんで、「あの町にホテルある?」と聞いたら「あるよ」と言った。町に行ったら、当然ホテルはありませんでしたね。町の人らもいい加減であるとか言ったり、無いとか言ったりするので無駄に探して、また幹線まで戻った。

まぁ、こう言っては悪いけど、ペルー人の言うことはあまり信じてはいない。道を尋ねても全く違う方向を教えられたこともあったし、実際今回も無かったわけだしね。だから特にムカつくとか思わなかった。もし分岐でおっちゃんがいなくても、自分の判断で町までは絶対行っていただろうし。

ただ、幹線に戻ってそのおっちゃんとまた会った時「ホテルは無かったの?」と聞かれて「無かったよ」と答えると、おっちゃんは「ポルケ(何で)?」と聞いてきやがった。ここで初めて少しムカッときた。「何で」じゃないよ全く。




お陰でこっちはタイヤにこんなドロが付いたっつーの(町中が未舗装で路面がネチョネチョだった)。
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有るのに無いと言われるより、無いのに有ると言われるほうが余程嫌だよね。存在しないものを有ると見込んで探すわけだから。まるで無駄。


でもそのあと、道端でおばちゃんが茹でた芋を売ってて、おやつ代わりに買ったんだけど、そのおばちゃんが良い人でね。ホテル無かった事など、どうでもよくなった。まぁおっちゃんも別に悪い人じゃなかったんだけど。


結論としては、細かいことを気にしていたら南米は旅できない。




10月14日


予定では今日アバンカイに着く。
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しかし前日に引き続き良くない天気。
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道グチャグチャ。
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そして遂にちゃんと下りはじめた頃、アバンカイまであと60kmほど。この時点で既にアバンカイの街が遠目に見えはじめた。
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何回越えても山山山。山しかない。
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左の道で下っていき、右上の白い塊(アバンカイの街)まで上ります。
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下りまくって標高は1800mまで下った。
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ここからアバンカイの2400mまで上げる。
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お昼。
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アバンカイ到着。
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という感じの山岳コース。
アヤクチョの2700から4200まで上り、2100まで下って再び4200まで上る。
そこから2800まで下ったと、またまた4100まで上げる。
4100から3600まで下ると、そこから3850まで上り返し、その後はひたすら下って1800m。で、最後アバンカイの2400まで上げる。ちなみにアバンカイ以降も上りなので2400mから4000mくらいまで上げます。

歴代のサイクリストはこれを未舗装の時代に走ったんだから、ご苦労すぎるわ。
ほとんどが舗装になった今となっては、長い下りでかなり距離が伸びるので、この山岳コースにあって一日100km近く走れる、そんな程度のコースになってしまった。半分の50kmを自力で頑張ればもう半分の50kmは勝手に進むような感じ。とはいっても疲れたのでアバンカイで連泊する。



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アバンカイからクスコまで   出発479~481日目


2013年10月19~21日


アバンカイには5泊もした。そんなに滞在するほど見るところのある街じゃないんだけど、15ソル(600円くらい)でホットシャワーがんがんのワイファイ付きという物件を発見し、しかもYoutubeがサクサク見れるので、ずっと部屋で「古畑任三郎」を見ていた。「花瓶花瓶花瓶・・・」みたいに、それ証拠になんの?とか思う時もあるけど、あれはトリックとか証拠が云々ではなく、古畑が犯人を追い詰めていく過程を楽しむドラマだ(と思う)。最後の日は古畑にちょっと見飽きたので「僕の生きる道」を見ていた。リアルタイムでも見ていたけど、あらためて見て感動した。一度しかない自分の人生を精一杯生きよう!

というわけでね、

本題の方なんですが、今回はアバンカイからクスコまでの道のりでしたかね。


もう誰もが通るルートなので、どんな道だろう?みたいなものはないです。大体どんな景色で、どのくらい上ってというのが、ちょっと調べると分かってしまう。攻略本を見ながらゲームするようなもの。
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途中の商店のネコ。
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アバンカイを出ると4000m弱の峠を越える。峠の頂上までの距離は37kmほど。
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上って、
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その後は標高1900mまで約2000mのロングダウンヒル。
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この日は2000mほどまで下って、暗くなってきたので適当に野宿。




翌日 10月20日


前日の下り残しを下って、この日は1900mから3700mまでの上り。


標高下がったので暑いです。
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標高2600m。途中のリマタンボという町。ここでも泊まれるけどまだ10時くらいなのでスルー。
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ペルー人のセンス。
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暑くて汗だくになりながら3700mまで上る。
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夕暮れ時にちょうど町に着いたけどホテルはないので、先に進む。
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その辺で野宿しようと思って、見つけた場所でテントを広げたんだけど、思ったより良い場所じゃなかったので、テントたたんで再び出発。もう既に真っ暗で野宿場所探すのも面倒だし、何より民家が途切れない。ということで、ここまで来たらもうクスコ25km手前にあるイスクチャカという町まで押しきったる、と思い、久々ナイトラン。
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で、7時半頃イスクチャカ到着。




翌日、というかこれを書いている今日のことだけど、もうクスコまでは25km。上りはあるけど300mくらい上って、最後は下ってクスコに入るので、もはや着いたようなもの。ウイニングラン。


宿にいた猫。可愛かった。
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中国人アル
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で、のんびり走って10時前くらい、上りが終わり下りに入って少しすると



かつてインカ帝国の首都だったけど建物をスペイン人にぶっ壊されて欧州風の街並みに変わってしまったクスコ、の市街が見えた。インカのまち並みが残っていたら、どれほど価値があったことか。
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まぁそういう言い方をしたら南米のコロニアル都市全否定なんだけど、でも、インカは南米で栄華を極めた最後で最大の帝国。昔のクスコを見たかった。



インカ人もこうやって市街を見下ろし歩いたのかな。
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上から街をジックリ観察してたので、一切迷うことなく、誰にも道を聞くこともなく、1ブロック行き過ぎていただけで、ほとんど最短距離でアルマス広場まで辿り着いた。GPSとかいらねぇし。
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で、とりあえずアルマス広場まで辿り着き、さぁホテルを探さねばと歩いていると、ペルー人のおばちゃんに声をかけられた。「ホテル知ってるよ」と。

「オスタル・ヤグアタよ。値段は20ソルでワイファイもあるわ」って言うので、安いじゃんと思って案内してもらおうと思ったんだけど、よ~く聞くと「ヤグアタ」じゃなくて「ヤワタ」だった。ヤワタ(八幡)というのはクスコにある日本人宿のこと。日本人に会いたくないので「いやいやいや、ムリムリムリ」と言って断る。

断ったんだけど、おばちゃんはホテル探しに付き合ってくれる。先に言っておくとおばちゃんは旅行会社の人です。ヤグアタを紹介してくれた時に「そのホステルで働いているの?」と聞いたら「違う」と答えて自分の素性は特に明かさなかった。そこで突っ込んでいれば答えていたかもしれないけど。


そして良いホステルが見つかって、一息ついて宿でネットをしていると、「アミーゴ!」と言って、そのおばちゃんがホステルにやってきたのがついさっき。二言目に発した言葉は「マチュピチュ行くでしょ?」だった。

予想通りなんだけど、まぁそれは結局断った。これは別に他の旅行会社も見て吟味してとか、個人で行くから、というわけではなく、純粋にマチュピチュに行かないので断った。マチュピチュって個人で行くにしても面倒臭いし値段が高いし、ツアーで行くなら面倒は減るけど値段はもっと高くなる。その上で、超人気の観光地だから人の沢山いる中での遺跡観光しなければいけない。

はっきり言って、そこまでの値段と手間をかけてまで見たいとは思えなかった。あとペルーの観光戦略に乗るのも癪に障る。外国人料金をとるのはいいんだけど、とりすぎだと思うんですよね。


天地創造の造山活動、生命が誕生した大海原、みたいな大自然のために金を払うならまだしも、既に綺麗に修復された遺跡でしょう。なんだかねぇ・・・。

という感じに思ってしまうので、行かない。
楽しめる心を持ってる人が行けば良い。



これが発見した宿。ドミで25ソル(900円ほど)なので安くはないけど超綺麗。日中の光の入り具合とか最高。ただ、本当かどうかは知らないけど、「通常は35ソルだけど、特別に25にしてあげる」と言われた。35だったらちょっと高いけど。25なら泊まる価値はあると思う。キッチンもあるし。
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さぁ明日は街を練り歩くかな。


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クスコは嫌いだ  出発483日目


クスコに着いた。

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最初の予定では来るつもりはなかった。何故ならば、クスコの写真を見て、行きたいとは思えなかったから。なんかスカした街でいけ好かねぇ。と思っていた。でも、自転車屋に用事があるので行くことに変更した。あとはペルー山岳の凄まじいアップダウンに少々疲れたというのもある。というか正直な所はそっちが理由だと思う。


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そして、実際に来てみてどうか、というと、やはりあまり好きではない。何しろツーリスティックだ。客引きが多く、これまでスペイン語しか使わなかったペルー人がみんな英語で話しかけてくる。2ソルの買い物をして、Dos SolesをTwo Solesと言われ、スペイン語で喋っていると思い込んでいたから混乱した。なんで英語なんか使うんだ。中には日本語まで喋る人がいる。露店では微妙にぼったくってこようとする人もいた。


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街は綺麗で洒落ている。大きく整備された道路に近代的な店構えの店がズラリと通りに並び、どこかスカスカした感覚を覚える。地元民の生活が見えてこない。世界でもトップクラスに人気のある世界遺産を見ようと観光客が大挙して押し寄せる。その観光客が落とす金をかき集めるべく、これまでの田舎のアンデス山中では素朴だったペルー人も、ここでは商売っ気が盛んだ。


そういうクスコの空気が嫌いだ。


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ウソじゃない。ホントウに嫌いなんだ。


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でも、それなのに、この街の時間と空気の中を漂っているうちに

「やっぱり、ちょっと良い・・・所もあるのかもしれない・・・」

と、感じている自分がいる。インカ人の技術に驚嘆している自分もいる。

夜景を綺麗だと思っている自分がいる。


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そういうクスコが僕は嫌いだ。





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インカの石組み  出発484日目


非常に高い精度で加工されたインカ人のつくった石組み。

当然、首都であったクスコにはその石組みが数多く残っている。
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多角形に削り、それを寸分の隙間もなく左右上下の石と組み合わせる。3次元の立体パズルを、堅く、巨大な石を削りだしてつくったわけだ。
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この石組みを見て感じたけど、恐らく、この先現代人がこの技術に追いつくことはもうないのだろうと思う。建築の際、こんな手間のかかる石組みをつくる必要も需要もないから。
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インカ帝国が栄えたのは14~16世紀あたり。今は21世紀。様々なものが発明され、技術は進歩した。だけど、手作業という意味での技術力は、むしろ昔の人の方が優れている場合も多くあるのだろうと思う。
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火を起こすのはコンロのつまみを捻るだけ。温めるだけならレンジでチン。文字を書くのも、手書きは少なくなり、パソコンでボタンを押すだけ。
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食べ物だって自分で作らなくてもコンビニで買える。歩くことは少なくなり、車を使い、電車を使う。アナログの人間関係が少なくなり、バーチャルの世界で手軽にコミュニケーションをとれる。
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全てがお手軽、簡便になってきて、自らの手を使わなくても色々なことができる。2次的な情報が溢れ、自分の感覚で、直接の体験や経験から得ることはどんどん減っていく。簡便になることで自由な時間は増えるはずが、文明化された社会ほど時間は速く流れていく。

そういうものに反抗したいと思う心が、自分が自分をこの旅に出させた力の一つになっている、のかもなぁ、と石組み見ながら思ったんだけど、まぁ、実際にそうかどうかは分からない。

どうかは分からないけど、そういう時代に抗うように自分で何でもやりたいとは思うかな。

石組みから話が逸れまくったけど、以上です。




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クスコ百景


何だかんだ結構滞在したクスコ。写真で振り返りたいと思います。



宿代より高かったアルパカのステーキ。食感は豚に近いと思った。ちょっとニオイがある。別に不味くはないけど大して美味くもない。高いし二度と食わない。
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それと、このレストランで日本人のご夫婦と出合った。英語で「エクスキューズミー、ジャパニーズ?」と聞かれて、スペイン語で「シー」と答える摩訶不思議なやり取りをしてしまった。流石に1年以上もどっぷり浸かっているだけはあって、とっさに出てくる単語は完全にスペイン語になった。約3ヶ月ぶりの日本語、と思ったらワラスで日本人と会って話していたわ。だから2ヶ月弱ぶりか。
食事のあとは、お茶しながら少しお話しをさせていただいた。どうもありがとうございました。コーヒーご馳走様でした。

一応、南米では自ら日本人がいる場所に赴くこと、つまり日本人宿に行くってことだけど、それはしないようにしている。メキシコでは2ヶ月日本語を喋っていなくて、我慢できずに日本人宿に行ったけど、やっぱり基本は今回のように、本当に偶然の出会いのみで旅をしたい。





アップルパイにコーヒー。ペルーはインスタントコーヒーばかりなので、久々に飲んだ本物のコーヒーの美味さに感激した。そしてアップルパイも美味かった。
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宿に向かう途中の小道。日本人宿の八幡に行くのもここ通るらしい。
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バック開いてる。
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凄いダレてる。
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男子ってバカだよね
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夜景は結構綺麗です。
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夕景も良い
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クスコといえど、当然雑多でいつも通りなペルーもあります。
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メルカド。
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仲がよろしいことで
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男の子。懐っこくてすげぇ可愛かった。
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ちょっとビートルズのあれを狙ったんだけど、上手くはいかないもんですね。当たり前だけど。
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そして虹。
良い瞬間を捉えられたかな。
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以上、クスコでした。

ツーリスティックで好きな感じじゃないんだけど、

意外と面白いじゃねぇか、ちくしょう。





プロフィール

染谷 裕太

Author:染谷 裕太
2012年6月カナダからスタートした自転車世界旅行をきっかけに始めたブログです。当初は単純な旅日記でしたが、現在は旅だけではなく日常も含めた様々な場面で自転車を楽しみ、その面白さを発見し、発信していきたいと思い書いています。

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