愉しい自転車&生活

2013年08月 の記事一覧

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Category: [南米]ペルー

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チャチャポヤスへ  出発394日目


2013年7月25日

チャチャポヤス。なんか言いたくなる響きをもった名前だけど、チャチャポヤスは北部山岳地帯の観光拠点になっている町。周辺には遺跡やら何やら、観光資源は腐るほどある。たぶん遺跡系なんかは全部発見しきれていないだろうから、もう腐っているかもしれない。そんな場所なんだけどあまり有名ではない(たぶん)。少なくとも日本で普通に生活しているだけではチャチャポヤスのチャの字も聞かないし。

ペルーと聞いて有名なのは、まず沿岸部。これはリマを始め、都市が多い。
ピウラ、チクラヨ、トルヒーヨ、チンボテ、アレキパ、超有名なナスカもある。あとはセビッチェという、よく知らないけど魚介を何かであえた料理が美味いらしい。全般的に沿岸部は美味いみたいだけど。そして山岳部といえば中部のワスカラン。ここの山は世界一美しい、と言う評判がたってしまうほどの山らしい。そこから南にいくと、ご存知インカ帝国の首都クスコ。日本人が大好きな世界遺産マチュピチュ遺跡へはクスコが拠点になる。そこからボリビア方面に向かえばチチカカ湖。この湖も知っている人は結構いると思う。草を束にして水に浮かしてその上で生活してる人がいると聞いた事あったら、それはチチカカ湖です。

というように観光資源にこと欠かないペルー。
そんな一級の観光地に埋もれて目立たぬチャチャポヤス。がしかし、まだ知名度は低いけど、チャチャポヤス周辺は近いうちにもっと知られ、有名になるでしょう。そんぐらい面白い。交通の便が悪いらしいけど、どのくらいバスがあるかは知らない。バックパッカーじゃないし。でも、なぜ交通の便が悪いのかはこの先のブログを見てもらえれば分かると思う。

というわけで、チャチャポヤス周辺の魅力をぜひとも知っていただきたいと思います。


前置き長すぎたけど、まずはペドロ・ルイスからチャチャポヤスまでの道のりをどうぞ。


ペドロルイス出発。前日に引き続きこの日も川沿いの道。
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むきだしになった岩肌。こういうの凄く好き。
地球の刻んできた時間がこの目で見れてると思うとワクワクする。
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しばらくこんな景色の中を走り、ペドロ・ルイスから17km地点。
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ここで一旦幹線道路から外れ「コカチンバ」という村に行く。
ゴクタの滝という大変落差の大きい滝があるらしいので、見に行きます。



幹線はずれると当然未舗装。そして傾斜がきつくなった。ペルーは緩いと言われてるけど、
どうやらそれは太い道に限った話しらしい。
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この写真、景色が良くて撮ったわけじゃないんです。景色も良いんだけど、
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建物が・・・立地凄すぎだろ。ペルー人、半端じゃねぇ。
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天気があまり良くないけど、やはり未舗装は楽しいな。
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この道を通るもの。馬。
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犬。
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自転車。
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車?たまに通ります。まぁ、それを言えば自転車なんか、たまにどころじゃないだろうけど。
一番通るのは馬じゃないかと思います。それかバイク。



小道を通り、
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見えた。ゴクタの滝。しかし、本当は2段のはずだけど雲で上が見えない。
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見えたけどコカチンバはもうちょい先なので進む。
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写真撮りながらダラダラ走っていたお陰で上も晴れてきた。
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この村から更にゴクタまでのトレッキングルートがあるらしいけど、めんどいので行かない。
歩くのはね・・・ちょっと。それにこの滝は遠目から見る方が良いんじゃないかと思う。
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子供に話しかけられた。
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どうせ向こうも適当に喋ってるだけなので適当に返事したり質問しながら、しれっと写真を撮る。写真に抵抗はないみたい。抵抗がないというかほぼ無視。彼らは自分の思うままに生きている。
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動く子供を撮るのにマニュアルフォーカスのレンズは厳しいので、
AFの利く広角に変えた途端どっか行ってしまった。嵐のようだった。
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さて、戻ろうか。
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ボッコボコの道に舌打ちしながら下って幹線復帰。未舗装は上りと平坦はいいけど下りは面倒だな。
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幹線は相変わらず川沿いだけど、先ほどと少し景観が変わった。
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削りまくってる。
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信じているぞペルー、マジで。落ちてきたら洒落じゃすまんから。
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自転車旅人のような積載量の車。
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チャチャポヤスは幹線から外れて上る必要がある。
分岐点の標高が1700mくらい。そこから2300mまで上げる。
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この日の出発点が1200mだから単純に1100mアップ。
さらにコカチンバ行くのに350くらい上ってるから、何だかんだ1500mは上ってるな。
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ペルーってそこそこ大きい町なら入り口にこれがあるんだけど、
周りは山しかない。町に近づけば家がポツポツと出てくるはずだけど、民家の一軒もない。
そもそもまだ標高2000mくらいだ。
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くぐってちょい下ると、あぁ天辺のあれですね・・・。
一つ言いたいけどね、あの門の場所手前すぎだわ!
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ヤケクソでフロントはインナーに落とさずにミドルで踏み倒して40分弱で上った。
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というわけでチャチャポヤス到着。
探すの面倒だったのとワイファイ使いたかったので、
いつもの倍以上でかなり悩んだけど(とっても1100円くらい)一軒目のホステルに泊まった。
ペルーに入ってからの1日分の生活費が1泊分の宿泊費だからそら悩むよな。


そしたら何とスイス人のサイクリストもそこに泊まってた。


まあルートは一緒だから会っても不思議ではないけど、これで5度目だ。
全く連絡とりあってないから偶然頼みなんだけど同じホステル選ぶとは。
何というか、縁というものはあるのかもね。同じルートでも会えない人は会えないし。


とりあえずチャチャポヤスは2泊する。
あすはペルーのインデペンデンス・デイでパレードやるらしい。


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チャチャポヤスでの一日  出発395日目


2013年7月26日

パレード。まっっったく興味がない。むしろ騒がしいので嫌だ。
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宿にいた子。高い高いしたら「オトロマス!(もう一回!)オトロマス!」といって何回もやらされた。
君くらいの大きさになると何度もやるのは結構大変なんだぞ。
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でもそれで仲良くなって、翌朝出発する時「行っちゃ駄目!」と引き止めてくる可愛い子だった。
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宿の値段半分だったらもう1泊しても良かったけどなぁ。




ホステルの中庭。左下で自転車いじっているのがスイス人のサイクリスト。
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プーリーを交換するのにチェーンを切ろうとしていたので「ノー!」と言って止めた。
交換作業したらクスケーニャというペルービールくれたけど、何というか、まぁ、はっきり言うと不味かった。元々ビール好きじゃないからな。ビール以前にアルコール好きじゃないし。人生で一度だけ美味しく感じたのはカナダでハイネケン奢ってもらった時だった。



猫。
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完璧に足並み揃ってて親子だなぁと思いました。
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チャチャポヤスセントロ
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細い路地
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以上チャチャポヤスでした。
この町自体は特に見る場所があるわけではないけど、これまで通ってきたペルーの町に比べると一番落ち着いてて綺麗だった。治安的な不安もあまり感じなかったし。
周辺の観光地に行くにはここが最も大きい町でツアー会社も沢山ある。ツアー使わないから内容は知らないけど。



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ソンチェの谷  出発397日目


2013年7月27日

ソンチェの谷。
チャチャポヤスから更に標高を上げること300mほど。ワンカスという小さな村がある。
そのワンカス村にあるのがソンチェの谷。

全く知らなかった場所だけど、泊まったホステルの人が「ワンカスにあるキャニオンは凄いぞ」と
言っていたので、行くことに。自転車だとチャチャから30分と言っていたけど、
フルパッキングじゃ絶対無理だな。実際無理だったし。帰りは下るから30分あれば戻れるけど。


というわけで、行きます。
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着きました。ワンカスです。
Canon del Sonche(ソンチェの谷)
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入場料2ソル(70円くらい)を払って谷へ。





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「ソンチェの谷」

谷底を覗き見ると、凄い強さの風が吹き上がってくる。風の谷。
あらためてアンデスの懐の深さは凄いと思う。
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結局2時間近くいた。




時刻はもう1時を過ぎている。ここからチャチャポヤスに戻って、
さらに今日はティンゴという村まで行きたいから、もう行くか。


ワンカスのパルケ
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牛。
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チャチャポヤス。
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町に戻った時点で2時。
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ここから幹線戻って、そっからティンゴだから遅くなるかなぁと思ったら、
思ったより近く、そして舗装路だったので、割とあっさり到着。
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本日の宿。
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本来、この規模の村に宿はないんだけど、ここは何といってもチャチャポヤス周辺、最大の目玉「クエラップ遺跡」の拠点になるので宿が2件もある。



レストランもあります。
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ここで2泊して、翌日はクエラップに行く。車で行けるから自転車でもいけるけど、
今回は自転車じゃなくて歩きます。久々のトレッキングだ。

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天空の都市クエラップ  出発398日目


2013年7月28日


「クエラップ遺跡」といっても知る人は少ないと思う。
今の時代、世界は探検され、色んな凄い場所が多くの人に知られるようになった。
でも、まだまだあるんですね。有名じゃないけど凄い場所。

いままで遺跡はパレンケとティカルを見た。両方とも世界遺産だ。
クエラップも申請を出せば世界遺産になるでしょう。間違いなく。パレンケ程度で世界遺産になるならクエラップなんか結果を聞くまでもなく合格だろ。そう思えるほどの場所でした。

ティカルは「行かずに死ねるか」の石田ゆうすけも絶賛していた場所で、実際行った人の感想を聞いてもかなり良いと思ったという人が多い。確かに僕もティカルはパレンケより凄いと思った。4号神殿から見下ろすジャングルの夜明けは特別な体験だった。でも僕の中では、クエラップはティカルを超えました。軽く。人それぞれ好みがあるから誰もがそう判断するとは限らないけど、高い場所から見下ろす景色が好物な人にはたまらん遺跡だと思います。

遺跡そのものも、マイナーゆえに修復があまり進んでなく、しっかりと刻まれた年月が見える遺跡だった。ただ、この先、有名になるにつれ修復が進んで綺麗になってしまうのかと思うと残念極まりない。"綺麗な遺跡"なんて興醒めもいいところだ。一度綺麗にされてしまった遺跡からは時間が消えてしまう。折角、自然に朽ち果てる中で刻まれてきた年月が消えてしまう。その国からしたら重要な観光資源だから修復したいんだろうけど。このクエラップも、数年前に行った人の写真を見ると、自分が行った時のほうがかなり修復されたり階段が作られたりなど、手が入っていた。


クエラップへ行くの起点となるのは谷底にある村ティンゴ。ここから車でも行けるし、トレッキングでも行ける。ほとんどの人は車で行きます。トレッキングだと距離は9km。ティンゴの標高は1800mでクエラップは3000mなので標高差1200m。時間としては上りで3時間の行程。ゆっくりの人でも4時間あればいけると思います。


これが入り口。
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歩いていたら犬がついてきた。ちなみにこの犬は朝、ホテルの外で飯を作っていたら寄ってきた犬。
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トレッキングルートも景色が良く気持ちが良い。
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休憩。
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見えてきた。
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到着。
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歩いていくと終点が丁度遺跡の入り口になるんだけど、入り口近くのチケット売り場は閉まっていて、チケットを買うのにわざわざ車の止まる駐車場まで20分も歩かされます。往復40分。9km歩いて1200m上ってきたのにその仕打ち。排ガス撒き散らしてきた人間に合わせなければいけないというのがマジで腹立たしい。「クエラップじゃなくてクソラップだ!」とグチグチ言いながらチケット売り場まで行きました。


あの下のほうに見える建物の所にチケット売り場がある。
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という文句は置いといて、遺跡そのものは本当に良かった。
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これが入り口
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狭いです。
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マチュピチュと比べると、あれはまぁかなり修復されて綺麗になっているだろうけど、インカ文明のレベルの高い計画された都市に対して、クエラップはもうちょい庶民的というか、その辺の集落に城壁つけてポンと山頂に置いた感じ。
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ロケーションはマチュピチュが凄いけど、遺跡そのものはクエラップのが面白いんじゃないの?と思った。写真だけの判断だけど、マチュピチュは綺麗過ぎて、正直に言うと詰まらなそうだ。
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標高は3000mで山の天辺にあるので景色が開けていて、天空都市と呼ぶに相応しい景観だと思う。
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クエラップからの眺め
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4時間ほど遺跡にいたけど全く飽きなかった。



帰りも当然歩き。昔の人もこうして上り下りしたんだろうな・・・そう考えるとロマンが、なんて思うことはなく、アホだな、と思った。でも、そういうのが面白くて良い。
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さあもうちょいで底だ。
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午後4時半、無事ティンゴに到着。
行き2時間半、クエラップ4時間、帰り2時間でした。


「北のマチュピチュ」とか「マチュピチュ級の遺跡」と誰が言ったんだか知らないけど、そう言われているらしいクエラップ。そういう「ほにゃららのほにゃらら」とか言われる場所(人)ってほとんどの場合、オリジナルには劣る、と思う。例えば中米のスイスと言われるコスタリカのように。と言ってもスイス行ったことないけど。それ自体凄ければ特に何かに例えなくても自分の名前だけで売れるようになるはずだから。
でも、クエラップは違っていた。ここは十分以上に凄かった。





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レイメバンバの博物館  出発399~400日目


2013年7月29~30日


クエラップのトレイルを歩いた翌日、案の定、激しい筋肉痛。
グランドキャニオンの時よりはマシだけど痛い。幾ら毎日走ってるとはいえ、やはり自転車だけでは運動としては軽いからね。ハッキリ言ってしまうと自転車ってずっと座ってるだけだ。昼食わないでも走れるんだからそもそも大した運動では無いってことだし。競技レベルの運動強度になれば話は全く違うけど。


というわけで筋肉痛を抱えながらティンゴ出発。
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そんなちょっとしか砂掬わないとか舐めすぎだろコイツ、と思った看板。
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そういえば筋肉痛と言えば北海道の利尻島を思い出だす。あそこで登山した翌日の筋肉痛は筋肉痛のレベルを遥かに超えて肉離れでもしれるんじゃないかと思った。直るのに1週間くらいかかったし。
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こんな川の横を走る。水は緑っぽい色。
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このティンゴからレイメバンバまでの途中にラ・ハルカという場所にいく分岐点がある。予定ではちょっと寄り道してラ・ハルカまで行くつもりだったんだけど、分岐の看板を見ると距離は22km。片道で。しかも行きは100%上り。何故ならばここは谷底だから。ここでは川下に向かう以外全て上りしかない。
地図では10kmくらいかな?と思っていたけど予想以上に遠い。道が曲がりくねってるってことだろう。22kmといったら往復44km。行きは上り、帰りは下りでも未舗装だからスピード出ない。この44km入れてレイメバンバまでの距離は100km近い。しかもレイメバンバまでも上り(といてもほとんど平坦みたいなもんだけど)。しかも筋肉痛。


結局、諦めた。
行けば多分それなり面白かったと思うけど、行くと決意するための心理的壁を超えられなかった。筋肉痛で。



レイメバンバの20kmか10kmくらい手前から未舗装。距離が曖昧なのはスピードメーターが壊れたから。
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エクアドル後半くらいから、どうにも接触が悪く、塗り薬(接点に塗る液体)などで騙し騙し使ってはいたけど遂に全く反応しなくなった。チャチャポヤス分解して中を開け治療を試みたけど、電気ショック(叩く)、縫合(コードの繋ぎなおし)、ドリルで削る(ヤスリがけ)、などを手を尽くすも駄目。最後の最後は自分の手で誤ってメーターの動脈を根元からひき千切って絶命させてしまった。半田ごてとかあれば繋ぎなおして復活できたかもしれないけど、流石にそこまではできなかった。もう次のメーターは高くてもワイヤレスにしよう。



レイメバンバ到着。思ったよりでかい。といっても小さいよ。ギリギリ町と書けるくらい。
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早く着いたのでスイーツなんぞ食ってしまった。3ソル(110円くらい)。ちょっと高い、と思った。
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そのあと町を徘徊。
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ここで写真を撮っていたら女の子に話しかけられたんだけど、会話をつなげるのに「何歳?」と聞いた。けっこうしっかりした感じだったので大体10~12歳くらいだろうと思って聞いたら「オチョ(8歳)」と言われてビックリした。8歳って男子だったら鼻水垂らして遊びまくってるただのアホタレみたいな年齢じゃないか。やはり女の子の成長は早いんだなと思った。
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夕食。定番のポヨ(鶏肉)。右側のはユカ。イモをもっと繊維質にした感じのもの。というか今調べたらユカ=キャッサバらしいね。といってもキャッサバも何かよく分かってないんだけど。
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翌日は宿に自転車を置いて歩いてレイメバンバの博物館まで。町から歩いて5kmくらい。
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到着。
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ドクロ。
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これは・・・むっちゃ死んでる。
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以上です。何気にこの旅初めての博物館だったけど、まぁ、もう博物館は別にいいかな。恐竜博物館みたいなのだったらもっとワクワクしそうだけどね。何でミイラにしたかとか、その辺の説明も書かれていたんだろうけど、なんせ全部英語とスペイン語だから分からない。人間文化は背景も理解できなければ面白さは半減だからね。


でも博物館周辺も含めた雰囲気はのどかで非常に良かった。お弁当でも持っていって入り口を入ったところの芝にシート敷いてランチでもしたいような感じだった。


見終わったことだし帰ろうか。
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戻ったらお昼。
レイメバンバで一番美味いと思われるパルケにあるレストランでミラネーサが6ソルで食えた。美味い。ここはスープも美味いんだよね。写真はないけど。
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これでチャチャ周辺で見るものは終わり。
あとはここから3600mの峠を越え、900mまで下り、再び3000m以上まで上げ、下り、というのを繰り返す山岳地帯を走り、この辺では一番大きいと思われるカハマルカの街を目指す。予定では3日で着くはず。



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3時間通行止めの山火事でトイレなし宿  出発401日目


2013年7月31日


気持ち良い天気!さあ今日も元気に出発です! なんつって。この旅で、そんなテンションで出発したことは一度としてない。大抵いつも「行くかな~」という抜けた感じで出る。写真はレイメバンバからしばらく上った後のもの。左奥の小さいのがレイメバンバ。手前のは・・・知りません。
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ウネウネと山を上っていく。この日は3600mの峠越えがある。レイメバンバが2100mなので1500mアップ。さらにその先のバルサスという村は標高900m。ググっと上ってドカーンと下るコース。距離は90kmあるけど下り多いしなんとかなるだろ。
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傾斜は緩い。ゆるゆる。だるだる。よれよれ。
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未舗装とかもはや当たり前になってきた。
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上りに関しては特に書くことがない。淡々と上っていた。
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空が近い。
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もうちょいで天辺
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標高が上がるにつれて空は濃くなり大地は薄くなる。色の話ね。あとは空気薄くなる。といっても4000m以下ならペルーのこの緩い傾斜で上るかぎり息も切れない。
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そして午後2時頃、




頂上に到着して前方の景色を見た瞬間、これまで見てきた山岳風景の中でも一際、抜群に素晴らしい風景に「うおおぉぉ・・・」と声が漏れた。







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向かう道。
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そしてペルーの得意技、全面通行止め。これね、もうタイトルにしちゃっているけど、3時間待ったからね。3時間。標高3600mの峠の上で3時間。2時に上り終えて通行止め解除が5時過ぎ。もうアホ過ぎてムカつくという感情は30回くらい通り過ぎて、やるせない気持ちになっていました。
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当然車もいて、自転車旅行をしてる自分は格好の暇つぶし相手だったらしく、取り囲まれ尋問され、酒を飲まされ(運転あるっつうの)、しかも相手も車なのに酒飲んでるし。少しもらって、また勧めてきたから「これ以上飲んだら崖から落ちる」と言ったら「ギャハハハハ!!」と大笑い。そんな面白くねぇだろ。でも良い人たちで、「これ食え」とパンとタマルをくれた。



お互い暇つぶしになった。ぴんぼけだけど。
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景色が良かったのも幸いだった。まぁ通行止めのイライラで台無しな気はしたけど。
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ようやくの通行止め解除。この標高の5時とかめちゃ寒い。早く下りたい。
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ガンガン下る!と言いたいところだけど、この道は無理。道幅は車一台分。先の見えないカーブ。落ちたら3000m以上の高さから一気に数千メートルは転げ落ちるような断崖。
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更に景色もいいからなおさら進まない。谷底の村まで全て下りとはいえ、あと60kmは残ってる。時刻は5時半。完全無理。日没なんか間に合うはずない。本当にあの工事・・・。
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それでもできるだけ急ぐ。なるべく日のあるうちに低いところへ。
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急ぐ!
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急ぐ!
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い、そげない!写真とりた過ぎて急げない!
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太陽が・・・隠れた。
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完全に日は沈み、真っ暗な中走っていると、





めらめら、ごうごう、ぱちぱちと音がするのが聞こえた。







よく見ると山が燃えていた。



山火事。マウンテンファイヤー。すげぇ。こんな近くで。街灯一個も無い山道なので、失礼ながら明るくて嬉しい、と思ってしまった。
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そして7時半ころようやく谷底の村に到着、したら峠の上で一緒に足止め食らってたおっちゃん達がいた。「おおお!!」と再会を喜び、写真撮られてお別れ。


そして宿探し。看板が出てないので村人に聞くけど皆、言うことが違う。何でこんな3分で一周できるような小さい村で宿探すのに歩き回らなきゃいかんのだ。まじでなんなんだこの国は。


そしてようやく見つけた宿は「3つベットのある部屋しかないから20ソルだ」と言われ、この時間だし仕方ないからもう「それでいいよ」と言ったけど、なんとトイレが無い。当然シャワーもない。トイレをするにはこの村にある公共のトイレ(1回 0.5ソル)を使わなきゃいかんらしい。トイレがない宿は初めてだ。しかも、それで20ソルもとるとは大した根性だ。いちいちムカつく日だな今日は。
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本当は予定ではこの村はスルーして900mから少し標高をあげておくつもりだった。低地からの上りは苦戦するのが目に見えているので。あの工事が無ければ余裕で4時台には着いてただろうから、そしたら2時間分くらいは上れていたのに。しかも下ってきてもこれだ。景色は抜群に良かっただけに残念すぎる。

まぁ、明日さっさと出発して切り替えよう。


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魅惑のアンデスルート  出発402日目


2013年8月1日



谷底の村バスサスを出発。6時40分に起きて、7時に出た。過去最短記録。涼しいうちにある程度上りたいのもあるけど、それ以上にバスサスはあまり好きな雰囲気じゃない。
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この日はセレンディンという町まで。距離は55km。標高は2500mくらいと読んでいたので2000m上るようなことはないだろうと思っていたんだけど、結果としては2100m上った。
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この日は文字通り「一山」越えた。巨大な山脈に囲まれ、山の谷間らしい場所などないので ほとんど天辺まで上って山の向こう側へ出るような道だった。
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しかし標高900mにもなると暑いね。無理だわ。この暑さ。しかも朝なのに何故か涼しくない。いくら熱帯に位置する地域でも朝は涼しいものなんだけど(特に900mも標高あれば)、ここは朝から暑い。太陽が隠れればいいけど出るともう焼けるよう。日に焼けるではなく、単に焼ける。
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でも、そんな中やはり苦労しながら上ってはいたけど、この日の山越えは自転車の旅の醍醐味というような道だった。
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乾いた空気、山、舗装されていない道
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まさに旅路。自転車の旅そのものという道。
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面白いもので、国が変わるとやはり景色もそれなりに変わってくる。コロンビア、エクアドル、ペルーと同じアンデスでもその表情は全く違う。国境って適当じゃなくて、やはりそこに線が引かれるのはそれなりに何かあるということなんだろうと思う。
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コロンビアのアンデスも良かったしエクアドルも良かった。しかしこのペルーも凄い。もの凄く旅情に溢れている。それに一役買っているのがペルー人の道の作り方だと思う。
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何度も何度も折り返し、カーブを曲がり、あっちでグネグネ上ったと思ったら、今度はそっちでグネグネ。向こうでグネグネ。同じ景色を違う角度、違う高さから何度も見る。
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たっぷり景色を堪能できるわけだ。何十キロも走ってもまだすぐそこに出発した町が見えたりするほど。この日だって出発した場所が視界から切れたのが、ほとんど丸一日走ってようやくだった。
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向こう側の山に薄っすら見える筋が昨日下ってきた道。
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標高2000mほどの所にある商店で休憩。犬の寝方・・・。
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正面、山の麓に見えるグリーン場所にある白い塊が今日出た村。いまだに見えてる。
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なんか絵面がマチュピチュみたいだなぁと思った。
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何回繰り返したか分からない九十九折れ。ようやくその一番高い道まできた。これが終わったら下りだろう。
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そして、長い長い上り終え、遂に下り。
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960mから3060mまで2100mのアップ。セレンディンの先に3200mの峠があるので、もう少し上り短いと思ってた。朝、速攻で出たから朝飯食ってないというのに。しかも昼も食ってないというのに・・・予想外。一応、補給食として買ったパサパサのマフィンは6つ食ったけど。マジで腹減った。



逆行で見づらいけどセレンディンも見えた。
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町ってね、着いた時が一番嬉しいんじゃなくて、見えた時が一番嬉しいんですよ。着いたら宿探したりとか面倒だからね。
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セレンディンの宿探しは苦戦。
どこもかしこも高すぎ。30ソルとか50ソルとか、無理。結局、最初の方に見つけていたトイレ・シャワー共同の20ソルの宿に決定。トイレ・シャワー付きの部屋はホットシャワーらしいが、共同のシャワーは水シャワーという仕打ちだった。セコイ・・・。標高2700mの夜に水浴びできるか。レイメバンバの2100mでも雪解け水じゃないかというくらい尋常じゃない冷たさだったというのに。



しかし、この日の夕食はマジで美味かった。料理自体も安心のペルークオリティだったけど、それよりも腹減りすぎて美味かった。流石にレストランだけでは補給しきれず屋台でも鶏肉とポテト食ったり、食べる事を堪能した。正しく腹を空かせばご飯もより美味しく食べられる。まぁ今日はちょっと腹空かしすぎたけど。


明日はカハマルカだ。

プロフィール

染谷 裕太

Author:染谷 裕太
2012年6月カナダからスタートした自転車世界旅行をきっかけに始めたブログです。当初は単純な旅日記でしたが、現在は旅だけではなく日常も含めた様々な場面で自転車を楽しみ、その面白さを発見し、発信していきたいと思い書いています。

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