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愉しい自転車&生活

2013年06月 の記事一覧

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Category: [南米]エクアドル

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本当は寄りたくもないキトへ   出発346~349日目


2013年6月7~8日

イバラからキトまでは120km程。
山道ではあるけど2日で届く距離。


イバラを出てオタバロ通過。本当はここで泊まってもいいかと思っていたんだけど、オタバロからキトまで1日だと中々ハードだし、何よりこんな所で止まったら走り足りなくてエネルギー余って夜寝れないわ。
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一応、今日の目的地はグアイヤバンバという変な名前の町。グーグルマップで見るとめちゃめちゃ小さいんだけど、意外と大きい町。オタバロもグーグルマップだと小さいけど、実際来ると結構でかい。グーグルマップ当てならんね。もともと紙地図派だから当てにしてないけど。
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ちなみにグアイヤバンバは中々覚えられなくて、
この日は一日中「何とかバンバ」と言っていた。


朝、結構厚めの雲があったから心配だったけど、問題なさそう。なんだけど、一つ問題があった。
風がかなり強い。ちょっと鬱陶しいくらいに強い。
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風と工事の砂埃にあえぎながらも峠を越える。3000mくらいだったかな。
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そのあと下って、杉並木を通り、このまま下るのかと思いきや
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上りになってしまった。何とかバンバまでは標高下げることが分かってしまっていただけに、結構イラッときました。
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そんなイラッとし時どうするか。
解決法の一つ。それは・・・



飯を食う。下りになるから昼食わないでいけると思っていたけど、
ムカついたので食べて発散します。やけ食いしても太らない。それが自転車。
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スープ付き。あと飲み物もついて2ドル。ビバエクアドル。
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食べて出発したら道は程なく下りになった。


が、風が強すぎて下りがめちゃくちゃ怖い。
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このまま下って何とかバンバか、と思いきや


上るんかい!
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くそ!上ってやるわ!もう!



25分後、登頂。170mアップ。20分はムリだったか。 
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ちなみにさっきの上る前の写真でいうと、矢印のところです。
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そこまで行くのに30分ほど。
早いと思うか遅いと思うか人によって違うと思うけど、30分であんな高い所まで行けるのだから、自転車という乗り物は例え上りでも結構早いんじゃないかと、僕は思いました。歩きだったらもっと時間かかるしね。


その後は何とかバンバまでは下り。
しかしこの街ホテルが全然見つからず、一軒だけあったホステルとは名ばかりの
ちゃんとしたホテルに宿泊。値段は15ドル。たけぇ。

しかしそのあと商店で3リットルのジュースとチーズを買ったのに会計が2ドルくらいだった。
あまりの安さに騙されてるかと思った。





翌日

15ドルだけあってジャバジャバ出るホットシャワーだったので、朝もシャワー浴びてスッキリした目覚め。それにしてもグッスリ寝れた。何だかんだ昨日90kmは走ったからな。上りもあったし。


本日も晴れ!じゃーな、何とかバンバ!(翌朝撮影の何とかバンバのセントロです)。
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何とかバンバを出ると少し下り、標高は1900mほど。ここからキトの2800mまで上げる。
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いやー、これは好きな感じの景色だ。走っていて楽しい。
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ただ、このあと面白くないこともあった。
まぁこんなフル装備の自転車で走っていれば一度くらい経験はある人も多いかと思うけど、走っている途中、横からスーッとスピードを落とした車が寄ってきた。「何だ?」と思ってみると、車に乗っている奴らの運転手以外の3人がヘラヘラした顔でこちらにカメラを向けていた。何も言わずに。何の合図もなしに。

少しばかり珍しいもんを見てテンション上がってるのかもしれないけど、何も言われず、いきなり、不躾にレンズを向けられたら、こちらとしては気分が悪い。ただでさえ写真撮られるのは好きじゃないってのに。当然そんなものに応えてやる義理もないので、一切向こうは見ず、完全に無視して走っていた。そしたら車が止まった。止まればこっちも止まって撮影に応じるとでも思ったんだろう。もしそうだとしたら、なんという都合の良い脳みそだ。当然、それも無視して進む。そしたら後ろから「ノ~~!」という声が聞こえた。

いや、こっちがノー!だから。

そんで、まぁその人達は通り過ぎざまにまたカメラをこちらに向けて写真を撮っていた。
確かにその人たちの態度は腹が立ったけど、同時に自分の対応に対しても何か釈然としないものがあった。今度やられたらアッカンベーでもしてやろうかな。中指立てるのは・・・やり過ぎだな。とにかくせっかく頂いた失礼に対して何も返さないのは失礼だからね!次のために何か考えとこう。


キトまであと少し。向こう砂嵐が凄いな。
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この日も風が強く、上りと向かい風のコンボに歯を食いしばりながらキトへ。


富士山みたいな山がある。
分かりづらいけど、手前の黄色いタクシーから視線を上にずらしていくとあります。
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そんな感じでエクアドルの首都キトに到着。
ここに来た目的はコロンビアで発覚したBBのガタ。
それを直すために新しいBBを手に入れること。
あとエクアドルの地図を手に入れること。

BBは行く予定だった宿に行く途中の自転車屋でゲット。
簡単と思われた地図探しの方がむしろ難航。
あるにはあるがなんか使いづらそうなイケてない地図ばかり。かなりでかい本屋でエクアドルの地図が、しょぼい観光地図しかないってどういうことなんだ。観光情報とか全く要らないので普通の道路地図が欲しいんだけど。しかも着いたタイミングが悪くて土曜日にキトに着いたから閉まっている店もあったりで、妥協してマシな観光地図を街中の小さい本屋で買いました。見かけばかり立派でまともな地図もないとはな。

ちなみにBBの方も、ご立派な店構えの自転車には置いてなくて、バイク用品と自転車を併売しているような、絶対ないだろ!と思った店で発見して買いました。自転車屋6件回って一番無さそうな所にあるという摩訶不思議アドベンチャー。人も店も見かけで判断してはいけないですね。


というわけでキトでしたことはこれだけ。
観光はゼロ。完全にゼロ。赤道の記念碑みたいなのも行かなかった。
行っても100%「面白くない」という感想しか出てこないのが、
目の前のこのパソコン画面を見るよりもハッキリとリアルに目に浮かぶので。


キトから出たら、キロトア湖という湖に行くので少し幹線道路から外れます。
かなりの田舎ぶりらしいので、次の更新はそこそこ文明のある所に戻ってきたらします。



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キト脱出からサキシリまで 出発349~350日目



今現在、キロトア湖に突入する前に食料とか買い足そうと思ってサキシリという町に泊まってます。この町唯一(らしい)ホテルに泊まったらネットあったんで更新しときます。この先は再びパンアメリカンハイウェイに戻るまでは恐らくネットないと思うんで、更新は止まるかな。そんな長い距離じゃないから3、4日で幹線戻れると思うけど。




2013年6月10日~11日


キトを出た日。
本当は少し寄り道して「サンラファエル滝」という滝を見に行こうと思っていた。完全に行く気でそちらに向けて自転車を走らしたのだけど、いつの間にかキトを出て南下する道路にのってしまい、結局、滝は行かずにそのまま南下。しかも素直にキトから南に行けば近いものを一度サンラファエルに向かったためにわざわざ東から回り込んで通常の南下ルートに合流。完全に無駄走りした。

疲れた一日だった。けど、それより何より、途中からおかしいと思い始めて道を間違えてると思いながらも、そのまま進んで結局諦めてしまったことに後から「くそー!」と思った。違うとほぼ分かっていたけど引き返さなかった。来た道戻るの面倒だから。道が分かりづらかったとか標識が中々出てこなかったとか言い訳はあるけど、単純な事実として行こうと思えば行けた。簡単に。後ろを振り向くだけで。意志が弱いわ。

この先はこういう後悔をしない走り方をしようと思いました。


これは間違える前の時。このときは行く気満々だったんだけどなぁ。
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道はアスファルトじゃなく、石のタイルを敷き詰めたもの。ガタガタで走りづらい。この道の悪さも引き返さなかった理由の一つ。
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初っ端でそんなことがあったので、この日は楽しくなかった。メンタル大事。
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でもエクアドルの道自体は非常に気持ちが良い。
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この日はマチャチという町まで。


ホテルが分かりづらくて1時間くらいウロウロした末に7ドルのホテル発見。7ドルのわりに綺麗。
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ホテルに着いた後、ウロウロしている時に見つけた安そうな所へ夕食を食いに行くと、なんと!1ドルで食えた。ちゃんと肉もあって、サラダもあって、ご飯もジャガイモもあって、1ドル。量的には一日走ったあとに食うには若干の物足りなさを覚えるものの、腹8分目といったところ。適量といえば適量。エクアドルでは2ドルが最安だったけど、その半分とは・・・。良い国だ。



翌日、というかこのブログを書いている今日のことですが、
マチャチ出発。朝は晴れ。ちなみに1週間ほど前に雨季が明けたらしい。通りで毎日晴れるわけだ。
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ただこの日は雲が怪しかった。しかし、それでも降らずにもってくれた。
さすが乾季。コロンビアだったらこの雲がきたら120%雨ですわ。
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マチャチからはダラダラと上りが続く。緩い傾斜で嫌いな上り。
しかも向かい風で余計スピードでない。



しれっと標高3000m越え。この旅の最高点。といっても多分明日には更に高い所行くけど。
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コロンビアと違うのは、コロンビアはいかにも「上るぞ!」という道でグングン上って3000を越える。そして下りになれば3000mの世界も一瞬で終わり再び2000とか1000m台まで落ちる。でもエクアドルは山間の緩やかな起伏の高原地帯をダラダラと上っていき、いつの間にか3000mを越え、その高さでしばらく走る。平均の高さがグンと上がった。


曇っていることもあり、気温は10度。上るには丁度いいくらいの気温。
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畑から電柱。エクアドルは凄いなぁ。畑で電柱が育つのかぁ。いやー凄い!アンデスの恵み!
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ちょっと馬鹿にしすぎたか。すいませんでした。




ようやく下り。エクアドルに入ってから特にだけど、下りになった瞬間の景色の広がりかたが凄い。北米を思い起こさせる景色の広さ。最高。
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風が強すぎて・・・というわけではないと思うけど、お辞儀した看板。
この日、確かに風は強かったけどここまでではなかった。
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そして・・・


出たー!南米の珍獣リャマ!
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正直、リャマとアルパカとビクーニャの違いが全く分からないけど、これは多分リャマだと思う。


お尻の部分の毛が茶色い。ウ○コでも付いちゃったのかな?
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一見すると、表情とか姿勢とかで凛々しく見えなくもないけど、しかしどんなキリッとした顔をしようとも、ぬぐい切れない間の抜けた雰囲気。面白い。写真を撮りながら道路わきで一人吹き出してました。



そしてサキシリへ行くにはパンアメリカンハイウェイを外れる必要があるので外れると、片側3車線の太い道から一気にローカルな感じになった。こういう道のが走っていて遥かに楽しい。
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なに?だれ?笑
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豚野郎。子豚いるから「豚娘」かもしれないけど。
猫娘だと普通だけど豚娘だともの凄い悪口に聞こえるね。
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昼過ぎにサキシリに到着。


夜はスイーツを。大して美味くなかったけど。想像と大分に食感が違った。
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というわけで明日からキロトアループと呼ばれるキロトア湖までの道を走ってきます。
いやー楽しみだ。

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Category: [第一次・北中南米持ち物]生活用品

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コイルヒーター


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だいぶ前から欲しいなぁとは思っていたけど、真面目に探していなかったので、中々手に入らなかったコイルヒーター。コロンビアのポパヤンをうろついている時に偶然発見して購入。これを使えばものの数分でお湯が沸く。コーヒー1杯分くらいの水なら1分もかからずに沸く。僕はよくコーヒー飲むので、何でこんな便利なものもっと早くに手に入れなかったんだ、と思うほど使いまくってる。パスタを茹でたり、スープを作ったり、ゆで卵つくったり、ラーメン作ったりなど、簡単な調理も可能。ドラゴンフライを使わなくて済むのでガソリンも節約できるし。

しかも最近発見したのが、鍋で湯を沸かして、買ってしばらく経ってパサパサになってしまったパンを蓋の湯切りする穴の所に置いておくと、水蒸気を吸って、熱々でフワフワの状態になるという事実!別にドラゴンフライでも出来るけど、そのためだけにガソリンを使うのも、もったいないし面倒。しかしこのコイルヒーターがあればタダで簡単に熱々でフワフワのパンが食える。なんという便利な道具。

お茶やコーヒーなどをよく飲む人、自炊派の人には結構使えるんじゃないでしょうか。

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Category: [南米]エクアドル

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サキシリからシグチョまで  出発352日目


2013年6月13日

結局サキシリに連泊してしまった。


一応この日はSigchosというなんて読んだらいいかよく分からない町を目指す。
そこに着いた時点の時間で進むか退くか(退くは無いか)決めようと思います。


サキシリ出発して最初の町。想像よりずっと大きい。
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馬鹿にしているわけじゃないけど、信号必要ですか?全然クルマ通らないけど?笑
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段々と幹線を走っていたら見られないであろう、景色に変わってくる。
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本当にエクアドル人は何処でも耕すよね。我輩の辞書に・・・ってやつですかね。
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ちなみに標高3400mくらいです。
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Sigchosまであと10kmほどという所から下りだす。
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そしてまた上る。これまでの経験からすると、遠目であの傾斜はかなりしんどい。
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ぐるっと回り込んで川まで下り、上り。傾斜は予想通りクソきつかった。
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山凄い。
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Sigchosまでもうちょい。
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再び上りの傾斜がキツくなってきた。
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天空の村。天空村。とか言える様な場所は沢山あります。アンデス山脈の中には。
マチュピチュ候補が沢山。って言ったら悪いか。
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Sigchosに着いたのは夕方。
出発が遅かったのと写真を沢山撮ったので思ったより遅くなった。そして無いと思っていたらホテルが普通に何件もあったので泊まりました。野宿のつもりしてたけど、まぁ8ドルだし。いいか。この日10ドルくらいしか使わなかった。野宿してたら2ドルか・・・。



ホテルから見た夕焼け。
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明日はキロトア湖まで行く日だ。



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キロトア湖への道のり   出発353日目


2013年6月14日


Sigchosからキロトアまではいよいよ未舗装区間となる。
キロトアまでの距離は42kmか。
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町を出ると早速始まったのは・・・石畳!
すげぇ走りづらい。これと比べると舗装路がいかにヌルいかが分かるな。
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とはいっても石畳はすぐに終わり、道は普通の未舗装になる。凄く走りやすい。
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さて、ここからの写真はエクアドルのど田舎の風景です。
普通の観光旅行では見れない景色をお楽しみください。
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ブタ。気持ち良さそうに寝ていたから、「チッチッチッ」と猫を呼ぶみたいにやったら「フゴア!」って飛び起きた。快眠を邪魔して申し訳ない。そしていつもお世話になっています。
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ロバ。
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ペロ(スペイン語で犬の意味)
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ペロとおばちゃん
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そんなペロとおばちゃんの見ていた景色。
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崩れてますねぇ。
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この辺に住んでいるのは先住民族(インディヘナ)の人たち。
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ペロその2。ワンワン五月蝿いので「うらあー!」と言って突進していったら、「ワンワンワン!」と言いながらもしっかりダッシュで逃げていった。所詮、犬なんてそんな程度です。恐れる必要はなし。
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ペロその3。途中の村でお昼休憩した時に寄ってきた犬。ピーナッツとクッキーで懐柔しました。舎弟です。というか眉毛が麻呂みたいね。あなた。
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ちなみにお昼を食べている時に、村民のおじいちゃんが隣に座ってきてタバコをぷかぷか。おい!と思ったけど、「ピーナッツいる?」って言ってピーナッツ差し出したら喜んで貰ってました。そしてピーナッツ食ったらすぐに何処かにいきました。ちょっと渋い眼で遠くを見るふりをするおじいちゃんでした。ペロとおじいちゃんの餌付けに成功した26の夏。



昼食っても当然未舗装。ちょっと休憩長くとり過ぎて気持ちが切れかけた。
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断崖絶壁。四字熟語。
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ちょっと、掃除・・・。
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ちょっと、傾斜・・・。
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しかし良い景色。
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と、ここまでは未舗装ながらも思ったより道は良く楽勝でした。
そしてキロトアまであと5kmといった所で工事をしていました。普通の一般車両はそのまま直進なんですが、工事のおっちゃんは自転車一台のために作業を止めるのが嫌だったのか、「あっち行け」と一般車両が入らない方の道を案内しました。VIP待遇です。


しかし、そこからの道がアホだった。
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まず、傾斜。平均勾配10%以上。10%といえば、舗装路でもかなりキツイレベル。というか空荷の車体重量10kg程度しかないロードバイクでもキツイ。自分のチャリは車体と荷物合わせて50kg以上。50kgてね、重力に従う力が半端じゃないですよ。ガリレオだったら「おお!これが重力の力か!!」と大喜びじゃないですかね。
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そして悪路。砂が深くて押すしかない。たとえ平地であっても、下りであったとしても押すしかない道。靴の中は砂だらけ。そして工事のダンプが来るたびに、端っこのもっと砂の深い場所に避けなければいけない。もう押せないから持ち上げて端による。
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正直最近、舗装路とか楽すぎて飽き飽きしていた。もっと全力でぶつかれる道はないのかね、とか思っていたら・・・あった。こんな所に。しかも全力出しても一回に4歩くらいしか進めない。4歩進んで休憩を延々繰り返す。しかもこの時点の標高が3600mと富士山クラスの標高。当然空気薄い。しかし空気の薄さを感じる余裕がないほどきつかった。
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幸いこの区間は短く1kmくらいで終わったのだけど、その1km。たったの1km進むのに何分かかったか。
何分だと思います?  正解は1時間20分。1kmで。時速にして800m。平均時速1km以下。たぶん徒歩なら4倍くらいの速度で上れるでしょう。もうね、「アホか!これー!!」と叫びながら上り、「あのエクアドル人今度会ったら殴る!」と思いながら上っていました。



とまぁ、かなりきつかったけど


その1kmが終わりに差し掛かったころ、ふと景色が開けた。




その景色の方を見ると、
いままでずっと見上げていたはずの雲が自分よりも下にあることを知った。
標高は3700m。いつのまにか雲よりも高い所まで上っていた。
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そしてそこからは普通に自転車に乗れるようになり、残った僅かな上りを上りきると道は下りに。
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下るとすぐに見えてきたのはキロトア村。
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村に着いたら、そそくさとホステルに荷物を置いてキロトア湖を見に。
火口湖だから淵まで行かないと湖は見えない。歩いて淵まで向かい、湖が見えてくるまでの間、もちろんどんな湖なのかワクワクはしたけど、もはやキロトア湖が綺麗かどうかはどうでもよかった。辿りつけただけで満足だった。
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最後の最後、あの上りがなければ、違う感情を持ってこの場に立っていたと思う。苦労が少ない分、感動もちょっと少なくなっていたかもしれない。この感動があるのは、あのエクアドル人のお陰だ。


だけど、それでもあのエクアドル人、、許すまじ!笑





てな感じで辿り着いたキロトア湖。
長くなったので湖の写真は次回のエントリーで。



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キロトア湖の写真


前回のせきれなかったキロトア湖の写真です。


今回は写真メインで。
決して手抜きではないです。書くことがないだけです。



全景。
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多分ぐるりと一周できると思います。半周弱しかしてないから分からないけど。
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色はグリーン。夕方見たときは青に見えた。写真は朝。
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下まで降りれるけど降りなかった。キツそうだったんで(笑)
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周辺の景色も良い。
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風でなびく水面。
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着いた日に見た夕雲。
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そして宿。暖炉が素敵だった。
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以上、キロトア湖でした。
やっぱ手抜きだな、こりゃ。


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キロトアループからの脱出  出発354日目


2013年6月15日


昨日、あの上りのせいで到着が遅くなった分、朝も2時間ほどキロトア湖を見てから出発。


泊まっていたホスタル。観光地だから当然と言えば当然だけど、いくつか宿泊施設はあった。とはいっても賑やかさは全くない。そう言うと聞こえが悪いけど、観光地的な空気がないので僕は好きだった。この辺は周囲を高い山に囲まれている所為か、パンアメリカンハイウェイ上にある街とは隔絶されたような空間で、インディヘナの暮らしから出る空気がそのまま漂っていた。
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スンバウアという町までは未舗装と聞いていたけど
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舗装路に変わっていました。なんだつまらん。まぁ楽だけど。
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しかし、スンバウアまでは舗装路でもスンバウアの町に入ると未舗装になった。
そして、「ラタクンガどっち?」と町民に聞くと、みんな「真っ直ぐだ」と言う。


いや、、真っ直ぐって・・・これ!?
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・・・マジなの?




そんなはずはないと思って一度せっかく上った道を下り、
もう一度聞く。「ラタクンガどっち?」
町民答える「まっすぐだ」と。





くそーー!!最近こんなんばっかな気がするぞ!
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いきなりめちゃくちゃ疲れた。




でもそこからはちゃんと舗装。楽ちん。といっても上りだけど。
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リャマ!
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遠くに道が見える。どうやら正面の山を越えてくらしい。
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にしても気持ちいい道。標高は3500mくらいでちょっと風あるけど、
キロトア村手前の坂に比べたらエクササイズです。アレは修行。
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雲の流れが速く、大きな雲がかかったり、晴れたりを繰り返す。
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上って上って
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標高3800mを越えた。ついに富士山より高い所まで来たか。
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空気の薄さはさほどでもないけど、風が強くて寒い。
指きりグローブはキツイわ。そろそろ何処かで買っておくかな。
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ここから少し下って、そのまま下るのかと思いきや、
また上りになって100mほどアップした後、ようやく下りに入る。
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この下りは本当に気持ち良かった。この下りに転じたとき、景色が広がったその瞬間に感じる、見えるもの全てがいっせいに襲ってくるような感覚。これは写真には写らない。
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標高3000m超えても羊はいるんだね。羊的には何処が限界なんだろう。
毛むくじゃらだから結構寒くてもいけんのか?
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そして3600mから2600mまでのダウンヒルを終えてキロトアループの終点ラタクンガへ。
1000m下がると完全に別世界。2600mは適当でも生きていける。
3600mになると自然が厳しくなる。
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以上がキロトア湖への道、キロトアループでした。
幹線道路にはない空間がとても楽しかった。
そして、自分が本当に見たいのは有名な観光名所じゃなく、
こういった所なんだと、そう思ったキロトアループでした。


プロフィール

染谷 裕太

Author:染谷 裕太
2012年6月カナダからスタートした自転車世界旅行をきっかけに始めたブログです。当初は単純な旅日記でしたが、現在は旅だけではなく日常も含めた様々な場面で自転車を楽しみ、その面白さを発見し、発信していきたいと思い書いています。

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