愉しい自転車&生活

2012年04月 の記事一覧

07

Category: [出発前]日記

Tags: ---

Response: Comment 0  Trackback 0

はじめに


P1000302.jpg


2012年 4月7日 土曜日
仕事終わってコーヒーすすりながら最初の書き込み。
5月15日をもって今の仕事を退職して6月の後半から自転車で世界一周の旅にでます。
というわけでブログをつくりました。
「生きてるよ~」という報告の意味もあるけど
どちらかというと自分の頭の中を整理するためと、
記録として残すための旅の計画書兼日記という感じ。
形に残さないのは、あまりにもったいないことをやると思うので。
出発するまでは計画や装備品などについて書いていこうと思います。

12

Category: [出発前]計画・準備

Tags: ---

Community: テーマ-自転車旅行  ジャンル-旅行

Response: Comment 0  Trackback 0

旅のルート


world3.jpg


ざっくりと旅のルートを。
まずカナダのバンクーバーを出発。ロッキー山脈を越え、アメリカのスケールのでかい自然を堪能しながらジャンクフード三昧の生活を送り脂肪を蓄えつつメキシコに突入。そのまましれっと中米を走り抜け、パナマで道が途切れるので何とかして南米に渡る。南米はアンデス山脈を上ったり下ったりしながらマチュピチュ見て、ウユニ塩湖で野宿してパタゴニアの暴風地帯で風に吹かれながら最南端ウシュアイアまで行ってアメリカ大陸終了。


次はアメリカ大陸終了時点でその年のツールドフランスに間に合いそうだったら先にヨーロッパを巡り、ダメそうだったら先にアフリカに行ってその次の年のツールドフランスに参戦しコンタドールを倒す。ってのはもちろん冗談で、普通にツール観戦しながら
ガリビエ峠とかモンバントゥとかに上る。アフリカは危ない地域は即ワープ。マラリアに怯えつつも野良キリンとか野良ライオンとかが生活するサバンナを自転車でこっそりとすり抜ける。


アフリカ、ヨーロッパが終わったらトルコからユーラシア大陸を横断。中東の治安の怪しい地域を華麗にかわしながら
混沌としたアジアへ突入。一度訪れているインドに行くかどうかを迷いながらカラコラムハイウェイを通り、中国で毎日中華料理三昧。中国から船で韓国へ渡り縦断。また船を使い故郷ジパングは下関へ。日本に戻ったら、ずっと行きたかった屋久島に行って山ごもり。そろそろ社会に復帰しなきゃいけないので山から下りて、下界へ。あとは適当に走って自宅まで戻る。

という感じです。
自分で書きながら思うけど大体の行く方角しか決まってないな。大丈夫なのかこれ。「西の方に行ってくる」と言ってママチャリで旅した頃を思い出す。まぁ詳細に調べてルートを決定したところでその通りに走れるとは思わないし治安の状況もその時にならないとわからない。とはいえ世界一周は全く目安がないわけでなく、自転車旅行者が通る国というのは何となく決まっている。見所や季節的な問題などの制約があるからどうしても似通ってくる。大まかにはそれをなぞるような形になると思う。あとは状況を見ながらアドリブで走る。


期間としては一応3年。
今考えてるルートを走る場合、決して余裕のある設定ではなく、かなりカツカツだと思います。カツカツどころか結構無理に近いと思います。でも余裕がありすぎても間延びしてだらけちゃう。なさ過ぎても時間に追われ、何のために旅に出たのか分からない。余裕はあまりないけどちゃんと見れるのが「3年」かなぁと。勘だけど。期間は延ばしても半年くらいにしたい。


とにかく楽しむことが一番。この地球を、この星を、自転車で走り回るなんて考えただけでワクワクする。


13

Category: [出発前]計画・準備

Tags: ---

Community: テーマ-旅の情報・準備  ジャンル-旅行

Response: Comment 0  Trackback 0

旅の動機


79940280.jpg

なんでこんな自転車で世界一周なんてことをしたいのかというと
それは一言で言ってしまうと“ワクワクするから”だ。
自転車で世界、というより地球を走る。日常から少し離れて、地球からの自分とか宇宙からの地球という視点で自分や地球を見たときに、地球が存在していること、自分が存在していることって本当に奇跡としか言いようがない。とんでもないことだと思う。

そんな奇跡的な地球を自転車に乗って駆け抜ける・・・。
考えるだけでワクワクする。だからブログのタイトルを世界一周ではなく地球一周にしたのはちゃんと意味があって、「世界」というと文化とか人間的なものも含むけど「地球」といったときは惑星としての地球であって、もっと宇宙も含めた引いた視点での地球。僕が体験したいのはどちらかというと地球そのものだから、感覚として地球一周のがしっくりくる。

ワクワク、ドキドキって大人になるにつれだんだん少なくなっていく。
だからこそ、このワクワク感を大事にしたい。子供のころ秘密基地を作って遊んだときみたいな、嬉しくて楽しくてニヤニヤしちゃうあの感じ。それを、この自転車地球一周に感じる。そりゃやるしかないでしょ。

IMG_1313.jpg

あと何で自転車かという理由。
歩きよりも圧倒的に速いし、楽だし、でも自分が前に進む意思を持たないと決して進んでくれない。地面が上に向けば地球の重力を感じる。下に向けば爽快なダウンヒル。向かい風ならしんどい。追い風なら楽。分かりやすいし、シンプルなのがいい。別に観光名所めぐりや、世界各国を訪れるのが目的ではないので飛行機で世界一周しても自分にとっては何の意味もない。行った先でどうするというより行く過程の方に面白さがあると感じる。身体のリズムに合うのが自転車。自分以上の力は決して出ない所がいい。頑張って無理してスピードを出せば必ずへばる。ちんたら走れば体的にはきつくないかもしれないけど全然前に進めない。

どう頑張っても自分次第だ。なにより自転車でずっと走っていると、たまにとんでもなく自分が自由になれた感覚になる。それが結構好き。自転車以外の選択肢は全部どこか合わない部分がある。たまたま自分には自転車が丁度よかった。だから選んだという感じかな。

14

Category: [第一次・北中南米持ち物]自転車

Tags: ロングホールトラッカー  サーリー  

Community: テーマ-自転車  ジャンル-趣味・実用

Response: Comment 2  Trackback 1

フレーム  サーリー ロングホールトラッカー


P1000299.jpg


自転車世界一周に適した自転車の条件を考えてGIANT、ルイガノ、KONA、KHS、オーダーフレーム・・・などなど色々調べた結果、2012年時点で最も長期海外旅行に向いた市販のフレームは、自分の調べた限りではSurlyのロングホールトラッカーです!はい。

もちろん全ての希望を見たそうと思えばオーダーが最も良いのだけど値段が高い。
ロングホールトラッカー(以後LHT)は完成車で買って16万程(オーダーするとフレームだけでそのくらいの値段になる)。フレームで買えば7万弱。世界一周に耐えうるフレームがそれで手に入るんだから安いもんだと思う。さらに僕の場合、自転車屋で働いていたのでもうちょっと安く手に入るし。

で、このLHT、自転車世界一周に必要な条件をびっくりするくらい満たしている。
ほんとこのフレームつくった人は自転車旅をよく分かってる。
サーリー良い仕事しやがるぜ。

じゃあ長期海外自転車旅に必要な条件とは何か?
僕が世界一周するならこれは必要だなぁと思うものをちょっと書いていこうと思う。これは僕にとってなので、走る場所や走り方によって変わってくるけれど、世界一周の場合、条件的には大体似通ってくるかと思う。

まず使用パーツがMTB規格であること。特に足回りは絶対26インチHE。長期旅行なので最低限の予備パーツは持っていくにしても、すべては持ちきれないし絶対、絶対に想定していない事態というのは起きる。そんな時に代替パーツが手に入らないというリスクをちょっとでも減らすためにも
世界中で最も普及しているMTBパーツを使っている方がいい。

さらに、オフロードの走行を考えているMTB系のパーツの方が当然頑丈なものが多いし、特に足回りなんかはパーツ自体の耐久性もそうだし、スポーク長などの条件的にも26インチの方がしっかりつくれる。

IMGP0196.jpg

次に、前後にキャリアがつくこと。
これは当然といえば当然だけど、26インチのホイールで前後キャリアをつけられるとなると、意外と選択肢が少なく、一気に候補が絞られてくる。ダボ穴のないフレームでも工夫してつけることももちろんできるけど元々ないということは、そういう使い方は想定していないということでもある。短期の旅行ならいいけど、数十キロもの荷物を積んで長期間走るとなると、ちょっとどうなのだろうかと思った。

あとはカンチ台座があること。
自転車旅行に一番向いているブレーキはメカニカルディスクだと思うけど一般的なのは、まだまだリムブレーキ。理想はディスク台座がついていてさらにカンチ台座がついているものだけど、どちらかひとつ選ぶならカンチ台座。ただなぁ、間違いなく良いのはメカディスクなんだよなぁ。リムを削らず、整備も簡単で、制動力も良く、ウェットでも効きが落ちにくく、ブレーキパッドも減りにくい。でも、ディスクしか使えないってのは、ちょっと引っかかるので、そういった車種は候補から外した。

という上記3つが絶対ほしい条件。
で、絶対じゃないけど可能ならほしい条件が、まずクロモリであること。
アルミでも問題はないし、実際アルミフレームで世界一周を成し遂げた人もいるけど、より向いているのはクロモリ。クロモリの方が素材そのものとして丈夫でしなるので、長距離乗った際の体の負担は少ない。アルミはクロモリより錆に強く、軽いけどしならない。というより、もし鉄のようにしなってしまうと折れるのでしなれない。なので、しならせないために、どうしても高剛性なフレームになってしまう(だからアルミフレームのパイプは太くつくってある)。

あとクロモリなら万が一の時に割と簡単に溶接して修理ができるけれどアルミだとそうもいかない。

可能ならほしい条件2つめ。
水をたくさん積めること。具体的に言うとボトル台座がダウンチューブ下にも付いていて、フレームの前三角が大きいこと。自転車で世界を旅するには何が一番大切かを考えた時、もちろん色んな物が必要だし一個だけでは旅はできないけど、単純に生きるために必要なものは間違いなく「水」だと思う。この地球上、暑いところ、寒いところ色々な場所で人間は生きているけど、人がいるところには必ず水がある。逆に言えば水がないところに人間はいない。水がなければ人間は生きていけないから。ナイル、黄河、インダス、チグリス、文明が発達した場所も必ず水が近かった。

というわけで、水の積載量というのは非常に重要な性能の一つだと思う。
日本国内だったら、丸一日走って一軒の民家もないということは有り得ないけど海外を走る場合、十分に有り得る。
通常スポーツタイプの自転車にはボトルケージをつける台座は1つないし2つが一般的だけど、LHTはダウンチューブ下にもボトル台座があり、全部で3つついている。しかもホリゾンタルに近いフレーム設計なので前三角が大きい。これがもし前三角が小さいと、1.5ℓなどの大きめのボトルが入らないので台座はあっても、あまり大量の水が運べなくなってしまう。

こんな感じで、LHTは旅に必要な条件をほぼ満たしている(ディスク台座もついていれば満点だった)。
あとはチェーンステーの所に予備スポークを引っかける台座がついてたり輪行の時にチェーンを引っかける突起があったりとか、細かいところまで旅仕様になってる。まぁこの辺はあまり使わないおまけみたいなものだけど。

こっちにニップルひっかけて
P1000471.jpg

こっちにスポークの首をひっかける
P1000470.jpg



これだけ旅に適したフレームで、サイズ展開も豊富、値段も手頃とくれば当然LHTで世界を旅している人は非常に多い。しかし!多いからこそ、みんな使っているからこそこだわったらその分だけ差がでて面白い。
ちなみに鮮やかな原色系の青を選んだのもちゃんと理由があって写真に撮った時に映えるからこの色にした。
本当は赤が一番目立つし、良かったんだけど、LHTで欲しいと思える赤はなかったしまぁあったとしても選ばなかったと思う。なぜならば、染谷翔さんという方が2012年現在世界一周中なんだけど、自分の苗字も染谷。ただでさえ苗字かぶってんのにフレームカラーまで同じって、なんか嫌だったんで(笑)

最後、参考までにサイズを。
身長172㎝ 体重62㎏、股下78㎝でサイズは50。
ホリゾンタル換算のトップチューブ長が530。
もともと設計としてはドロップハンドルで乗るように作ってあるのでフラット仕様で乗る場合、トップ長が足りない。
なのでステムは長めの120㎜にしています。サイズ50だからシートポストはもうちょい出るかと思ったけどブルックスのサドルが結構高さあるので思ったより出なかった。太めのタイヤはかせるとスタンドオーバーハイトがきつくなるし。あと3㎝くらい足が長ければ52のがよかったんだけど。残念ながら足が短かった・・・。


2012年10月16日追記
IMGP6226.jpg

走行6300kmほどで今のところ問題なし。
やはり水の積載力が高いというのはありがたい。
何よりも水。これがないと生きていけないですから。
はじめは、荷物満載の状態のしなりにビックリしたけど慣れれば全く問題なし。
むしろ荷物積んでないときのほうがフワフワして運転しづらいわ。

あとブレーキはやっぱディスクが良いですね。
今選ぶなら間違いなくディスクトラッカーを選ぶ。
代えのパーツという問題はあるけど、ディスクのブレーキパッドなんか
予備をいくつか持ち歩いても全然荷物にならないし、
ローターも念のため予備で一つ持てばいいと思う。
荷物が増えるといえば増えるが、ほとんど嵩張りはしないし、
予備を持ち歩いてでも選ぶ価値はディスクブレーキにはあると思う。

そんな感じかな。
あとはたまに「サーリー良いね!」と声を掛けられたりする。
アメリカメーカーだからね。
そしてたまにグッドでもナイスでもなく
「ビューティフルバイク!!」と褒められるのがちょっと嬉しい。



<南北アメリカ大陸縦断後追記>
AMGP1169.jpg

27000㎞走行して日本に一時帰国し改めて乗ってみると、ロングホールトラッカーが旅用自転車として大変良い自転車だということを再確認、というより、今頃になって初めて理解した。
やはりチェーンステイの長さというのは非常に大きい要素だと思う。基本的に今の自転車はツーリング車でもチェーンステイ長430程度しかないけれど、ロングホールトラッカーは460㎜とかなり長い。あの乗り心地の良さはチェーンステイの長さ、そしてスローピングではなく伝統的なホリゾンタルフレームという部分が大きく影響していると思う。またハンドリングに関しては意外と思うかもしれないけれど、結構クイックです。トロールの安定感が良すぎるのでそれと比べたからということだけど、荷物を積んだ状態のが丁度良かったと感じる。

フルパッキングでの走行を前提に考え、設計されたフレーム。耐久性のあるクロモリ。そしてランドナー以上の汎用性にMTBより遥かに良い乗り心地。豊富なサイズ。特に長期旅行の場合でメリットの大きいディスクブレーキ仕様のディスクトラッカーもある。これほどツーリング車としての適性を備えたフレームはそれほど多くないでしょう。走り方次第では700Cの方が良かったり、MTBの方が良い場合もあるので、問答無用でロングホールトラッカーとは言えないけれど、とても良い車体であることは間違いないと思います。



関連記事
サーリーは楽しい
世界一周第2ラウンドへ向けての自転車
ロングホールトラッカーとトロールのツーリングバイクとしての違いについて
ロングホールトラッカーはつまらない?


19

Category: [第一次・北中南米持ち物]自転車

Tags: DEORE  コンポ  シマノ  

Community: テーマ-自転車旅行  ジャンル-旅行

Response: Comment 6  Trackback 0

コンポ シマノ DEORE(9s)


P1000372.jpg
コンポーネントは、これは迷うことなくシマノDEOREに決めていた。
実際に組み付けて思ったけど、正直コンポはDEOREで十分だと思う。十分どころかオーバースペックにすら感じる。自転車旅行程度の使い方であれば1つ下のグレードのアリビオでいいくらい。

わたくし自転車屋で働いてたんでママチャリもスポーツバイクも普通の人より沢山組みましたよ。実際、組み立てるといっても大半は初級から中級グレードのもので、XTやらXTRなんてMTB上級コンポは、ほとんどさわる機会はなかったけど(ロードの上級コンポはそれなりに触る機会はあったけど)。だもんで普段はアセラとかアルタスとか、ママチャリだったらターニーとかあとはスラムというアメリカのメーカーのコンポとか安めのコンポをいじるのがほとんどでした。

なので普段の感覚で、自分の自転車をDEOREで組んだ時はあまりの良さにちょっと感激しました。変速、特にフロント変速はスパスパ決まる。ブレーキも調整が楽だし、タッチもカッチリでる。こんだけ性能良かったら、普通に使うならこれが上限でしょう。自転車世界一周というと凄いことみたいに思っちゃいがちだけど実際、走り方としては単なる「のんびりツーリング」。かなりの荷物を積むので足回り、ブレーキ回りには非常に負荷がかかるけど、それ以外の部分は街乗りとなんら変わらない。別にコンポにとって過酷な環境というわけではない。

これがレースとかになってくると話は別で、通常走行では考えられないことが起きる。
レースという使用状況は特殊で、だから想定外が起こらないように試行錯誤して進化して、デュラエースがあり、XTRがある。1つ下のXT、アルテグラもレースを想定してつくってる。というわけで使い方を考えてDEOREで十分以上と判断。そもそもコンポは壊れることを前提で考えているので(特にリアディレイラー)、高級なものを入れたくない。

P1000447.jpg

ちなみにフルDEOREでそろえると


シフター     SL-M590  5059円
Fディレイラー  FD-M590  2608円
Rディレイラー  RD-M592  4534円
クランクセット  FC-M590  8324円
Vブレーキレバー BL-M590  2549円
Vブレーキ    BR-M590  3586円
スプロケット   CS-HG61  3250円  
チェーン     CN-HG53  1605円

合計31515円
定価でそろえても3万ちょい。性能考えればとても安いと思います。

ギア比はクランク44-32-22、スプロケ11-34
普段ロードに乗っているので凄くギア比が低く感じるけど自転車が重いのでこのぐらいでちょうどいいと思う。Rディレイラーはシャドーリアディレイラーにしてます。シャドーというのはオフロード走るときぶつかりにくいように出っ張りが少ないタイプのことなんですがなるべくぶつかってほしくないのはツーリングでも同じなので。

2012年10月16日追記
走行6300km問題なし。快調。
チェーンはやはりフルパッキングの自転車だと伸びがかなり早いので、早めに代えたほういいかな。使用条件によるけど3000km~4000kmくらいと思う。使えるか使えないかで言えば、伸びても使えるけど、伸びたチェーンはスプロケ、チェーンリングの消耗を速める。チェーンの入手は比較的容易でも、スプロケ、チェーンリングの入手は難易度が上がるし、値段も高くつくので、チェーン交換はまめにした方がいいかと思います。

あとはシフターの2wayリリースが何気に便利ですね。
押しても引いても変速できるので、その時やりやすい方で変速してる。
なくても全く問題ない機能だけどあればあったで便利です。



<南北アメリカ大陸縦断後追記>
全然問題ない。チェーンをマメに変えていたのでプーリーすらまだ変えていない。
ただ、ツーリングレベルで使うならオーバースペックといえばオーバースペックだと思う。
変速段数に関してはハッキリ言って9速も必要ないと思います。8速で最もワイドなスプロケットは「11-34」になるけれど、それだけあれば十分といえる。1段増えたところで、結局ギア比の落差が小さくなるだけなので、そんなに細目にケイデンスの調整をしないのんびりした乗り方であれば、むしろ8速化によるチェーンの耐久性向上や値段などメリットが大きい。
高級コンポほど耐久性が良いと言われるけど、僕はそうは思っていません。現に今使っている8速のロードバイクは8年前に買ったもので、距離で言えば15000㎞以上は乗っていると思うけれど、8sのソラのSTIは全く問題ない。FDやRD、クランクは変えているけど、スプロケもずっと使っている。チェーンはまだ一度しか変えていない。そして旅で使ったDEOREだって27000㎞走って何も問題がない。ガタもない。

コンポの寿命はグレードよりも日頃のメンテナンスと乗り方が大事だと思います。
雑に使えばすぐダメになる。例えば、ペダルを踏み込み、トルクをかけながらの変速とか。そういう無理な変速でシフターを壊し、FDのプレートをひん曲げてしまう人はいる。変速機の性能が向上し、手元で簡便にシフト操作ができるようになった故に誤った使い方も簡単にできるようになってしまったのだと思う。

まあなんにせよ、世界を旅行するならシマノを選んでおけば間違いないのは変わりない。日本人なら安く手に入るし。シマノを使わないで世界一周用自転車を組む、と考えてみると分かるけど、かなりハードルが上がります。部品の入手という面でも値段的にも。シマノ以外、なおかつ日本のメーカーで組み上げる、というのはちょっとやってみたいとは思うんですがね。

24

Category: [第一次・北中南米持ち物]自転車

Tags: ブルックス  B17  

Community: テーマ-自転車  ジャンル-趣味・実用

Response: Comment 0  Trackback 0

サドル ブルックス B17スタンダード


P1000450.jpg

「サドル」、旅が始まれば一日の大半をこの上で過ごすことになる非常に大事な部分。

選んだのは旅行用自転車の定番、革サドル。ブルックスのB-17スタンダード。セラアナトミカのタイタニコなんかもいいかなぁと思ったんだけど、大きく穴が開いていて、初めからある程度乗り心地も良いようなのでブルックスよりへたるのが早そうだし、実際にモノを見るとブルックスの革の方が頑丈そうだったのでブルックスにした。タイタニコの「防水」というのは凄い魅力的ではあったけど。


ブルックスの歴史の始まりは、驚くなかれ、なんと1866年。19世紀です。今は21世紀です。
年期入りすぎです。本格的にサドルをつくり始めたのはその10年後くらいから。そして今回購入したB17スタンダードが誕生したのは、なんと1890年。120年って、ロングセラーにもほどがある。

革サドルというと、乗り始めは尻が超痛い、拷問椅子だ、などなどとにかく最初は「痛い」というイメージだけど、乗った感想は真逆。手で叩いてみるとゴン!ゴン!ゴン!と板を叩いているような音がしてこんなものに座って大丈夫なのか?とかなり不安を駆りたてる。でも実際座ると、適度にしなってむしろ乗り心地は良いくらい。
確かによくよく考えれば、サドル先端と後ろでつっかえて革一枚はってあるだけだから、そんな堅いはずもないんだよね。叩いた音と裏腹に、押せば非常に良くしなるのがわかる。ブルックスのサドルが軒並み拷問椅子だ三角木馬だという感想なのが、よく分からん。まぁお尻の相性もあるから、相性が良かったのだけかもしれないけど。

P1000456.jpg


でも相性抜きにしても、自転車始めたばっかの人はですね、すぐ尻痛い、サドル変えたいとかいうけど、初めは痛いもんですからね。僕もロードで千葉から北海道に行ったとき、初めの2、3日はケツが破裂するんじゃないかというくらい痛くて、あまりの痛さにサドルにタオルを巻いて、でもそれでも全然変わらなくてでも仕方がないから我慢して乗っていたら、ついには同じサドルで200㎞以上走っても平気になってましたよ。ただ痛みにも、慣れれば平気、という痛みと、どうにも無理という痛みはある。根本的に合っていないサドルは数分、数十分でも無理なので、その場合は換えた方が良いと思う。

あと革サドルは裏からもオイルをたっぷり塗るとか、裏には塗るなとか、手入れに関して諸説あるけど、オイルを塗る目的を考えればあまりベタベタ塗るのは良くないんじゃないと思う。オイルはあくまで革が乾燥してカサカサにならないように、革の劣化を防ぐために塗るのであって、決してサドルを柔らかくするために塗るものではない。
柔らかくして馴染ませる、のではなく堅い革が馴染んで柔らかくなる、のが正解と思うので裏からは塗らず、表から、たま~に塗る。というやり方で使っていこうと思う。旅が終わった時に良い感じにくたびれて使い込まれたサドルに育て上げるのが目標。もしかしたらこの旅唯一の目標かも(笑)


2012年12月2日追記
出発前に書いた↑の文では痛くないとか言ってましたが、
やっぱ痛ぇです。すみません。ごめんなさい。許してください。
といってももう9000kmほども走っているので、段々と形もついてきたのと
サドルの角度、革の張り具合、
履くパンツ(レーパンじゃなくて普通のパンツ)の選択(コレ結構大事)を
試行錯誤してきたので5、6時間の走行ならほぼ大丈夫になった。
ただ7、8時間の走行となってくると翌日に残るけど。

9000kmほど乗ったサドル
IMGP7732.jpg


肝はサドルの角度ですね。
通常のサドルから考えると、ビックリするほど前上がりにしている。そうじゃないと滑ってケツが前に前に出てくるので落ち着かない。この辺は個人差もあると思うけど、前上がり目でセットする方が良いかな。あとは張り具合。これは最初は結構張っていたので中々形がつかず、しかもそのせいでケツも痛かった。今はかなり緩めにしていて快適。


IMGP7729.jpg


手入れはブルックスのオイルを塗っているけど頻度は月に1回塗るか塗らないかくらい。最初の方は堅く絞った雑巾で軽く水ぶきしたあと乾拭きしたり、オイルをちょっと多めに塗ってみたりなど、試行錯誤したけど、今現在の手入れは「乾拭き」で落ち着いている。革は乾拭きすると元々含んでる油が浮いてくるのか、ツヤッツヤになってくるので、「お!これ正解じゃね!?」と思ってる。乾拭きでツヤがでなくなってカサカサしてきたらオイルを塗るという感じで使っていこうと思う。

途中で出会ったイギリス人サイクリストの革サドルはかなり良い感じに形がついていたので、
自分のはまだまだ変化すると思う。おそらく。9000km乗ってもまだなのか・・・って感じだけれども。

雨の時はビニール袋を被せて乗っている。
被せるの遅れてちょっと濡れたりはしたけど現状は問題なし。



2014年5月18日追記
1年9ヶ月使用した革サドル。
DSC00785.jpg

写真だと分かりにくいけど、さらに形が変わって完全にフィットするようになった。
オイルはたまに、と思ってずっとそうしていたけど、もう少し形つかないかなと思ってボリビアで2、3回に分けて塗りまくった(裏からは塗ってない)。その効果でさらにフィットするように。

DSC00791.jpg

さすがにチリで一日9時間とか10時間以上乗って、それを2週間ほど続けた時は痛かったけど、そういう極端な乗り方をしない限りは問題ない。つまり通常の使用で痛くなることはほぼない、というくらいまでにはなった。尻に馴染んだ革サドルを知ってしまうと、ちょっと普通のサドルを使う気にはなれないですね。


関連記事
旅には革サドル
お尻に思いやりを、サドルにバネを


27

Category: [出発前]計画・準備

Tags: ---

Community: テーマ-旅の情報・準備  ジャンル-旅行

Response: Comment 1  Trackback 1

予防接種


前のインド旅行では注射なしで行ったけど
今回は長期だしさすがにした。

受けたのは破傷風、日本脳炎、A型肝炎、あと最後に黄熱病を受ける予定。
他にも長期旅行者がよく受けるものとしては狂犬病、B型肝炎といったところ。
予防注射は保険がきかないので結構金額がかかる。
また病院によって金額が違うので確認が必要。
何本、そして何回受けるかで金額は結構違うけど少なくても5万は見ておいたほうがいい。
たくさん打つ場合はプラス2~3万は必要だと思う。

一回目を打ってすぐに2回目は打てないのできちんと受けるには時間がかかる。
例えばA型肝炎の場合3回接種で約5年もつんだけど、
1回目から3回目打つまでに半年ほど空くことになる。
直前になってからでは遅いのでご利用は計画的に。
ちなみに黄熱病は生ワクチンで打った後、一か月は他の注射打てないので
タイミングを間違えると余計に時間がかかるので注意。
プロフィール

染谷 裕太

Author:染谷 裕太
2012年6月カナダからスタートした自転車世界旅行をきっかけに始めたブログです。当初は単純な旅日記でしたが、現在は旅だけではなく日常も含めた様々な場面で自転車を楽しみ、その面白さを発見し、発信していきたいと思い書いています。

カテゴリ
検索フォーム
Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ


1
2
3
4
5
6
8
9
10
11
15
16
17
18
20
21
22
23
25
26
28
29
30
04, 2012 < >
Archive   RSS