愉しい自転車&生活

[北米]カナダ の記事一覧

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さようならロッキー 舞台はカナダからアメリカへ 出発45~46日目


2012年8月9日 カナダ走行も、もうじき終わる。
この日走って、次の日にはアメリカとの国境を越える。
とりあえずこの日はPincher creekという街まで走る。


途中の道。両側が湖という道は中々ない。
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本当はカナダ最後の夜も野宿と考えていたけど、途中にあった観光案内所でPincher creekに15ドルでシャワーつきWifiつきのキャンプ場があると知り、予定変更。最後の夜はキャンプ場で泊まることにした。


山羊。
この崖をピョンピョンと走り回る姿を見て、野生の生き物には敵わないなぁと感じた。この後、子山羊も崖を下り、その内の1匹がずるっと滑っていたけど、そこで転ばずに持ち直してしまう強靭で粘り強い脚。凄すぎ。
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最後の最後まで山です。まぁそういう道を選んでいるんだけども。
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でも走っている道は丘陵地帯。丘陵地帯と聞けば走ってて気持ち良さそうかもしれないけど、フルパッキンの自転車にとってはアップダウンを繰り返す、ただのいやらしい道。
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4時頃、キャンプ場に到着。川で水浴びはしたものの、6日シャワーを浴びてないのでテントをたてて速攻でシャワーを浴びに行った。
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シャワー浴びた後は、気持ちよすぎて、しばらく何もする気が起きなかった。
誰か飯作ってくれー!という感じだ。


国境は何もないので、この街で残ったカナダドルを使う。
50セントくらい余ったけど。


翌日も丘陵地帯を進む。
よく見る景色です。
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大体こんな感じのまっすぐな道を走っていた。
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最後ウォータートン国立公園に行こうか若干考えたけどスルーした。
それよりも、はよアメリカへ!という感じだった。

途中のレストエリアでお昼を食べる。
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そして最後の交差点を曲がり、道の先にはアメリカ国境があるのみとなった。
そしたら、でたよ。
凄い上り。
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国境越えはいくつも道があるけど、僕が選んだのチーフマウンテンというボーダー。名前のごとく山です。上りだというのは想定してたけど、予想以上に斜度がきつい。でも、他の国境よりも人が少なそうだし、良い景色の中で働いている人のほうがきっと審査も甘いはず、という勘で選んだ道だ。


水平で撮るとこんな感じ。
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一般に急と言われはじめるのが7とか8%くらいかな。
そのくらいの斜度だと道路標識で注意が出てくる。10%になると大体の人は急と感じると思う。それ以上はもう激坂という感じ。10%の勾配は角度で言うと約6度。8%の勾配だと4.5度。角度で言うと僅かだけど、実際は急なんです。きついんです。たぶんこの道は7か8%といった所。しかも距離がなげぇ。


最後まで楽ができないカナダの走行。
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そしてpincher creekから75kmほど走ったところでカナダ、アメリカのボーダーに辿り着いた。
いよいよ最初の国カナダを去る。
初の陸路国境越え。しかも帰りのチケットとか当然持ってない。
さぁどうなることやら。



05

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野宿、野宿、野宿!  出発40~44日目


国立公園をようやく離れたので、今までの鬱憤を晴らすかのように
キャンモア以降は野宿が続いた。

素直なルートで行けば、カルガリーまで行き、そこから南下するのが最も早く、最も楽だと思うんだけど、都会には近づきたくないので遠回りします。地図的にはこんな感じ。&の書き方ミスってますが面倒なので直しません。
無題


旅なんて、すんなり行っても面白くないっしょ!
寄り道回り道してなんぼ!
というわけで青いルートで進みます。

キャンモアを出発し、4度目のバンフも素通り。結局バンフは最初の一回にキャンプ場に泊まっただけで、あとは全部目の前をスルー。街の写真とか一枚も撮ってない。

一泊目の野宿はいい感じの東屋があったのでここに決定。
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そして山なのでやはり上り。
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いよいよカナディアンロッキーから離れるのか、と思うとなんだかこれまでの色々なことが頭に浮かび、山と自分が写った写真を撮りたいと思った。今まで、お世話になった人との記念写真は撮ってきたけど、自分だけを撮った自分撮りはしてこなかった。景勝地で「撮ってあげようか?」と言われることがあっても「いや。いいっす」と断るほどに自分撮りはしてこなかった。でもこのロッキーから離れてしまう前に撮ろう、撮りたいと思い撮影。
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上りでへばってる時に撮ったので、グタっとしてるけど、それはそれで良いかと思った。




その後もつぶれたガソリンスタンドの裏にテントを張ったりして野宿が続いた。


ビックホーンシープ! 山を降りても楽しませてくれるカナダ。
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行く先は嵐!
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この雲は左に向かって動いていて、ちょうど去った後に、この先を通過したので嵐には遭遇しなかった。

そして着いた先のkembleyという街でその日も野宿をしようと思い野宿場所を探していると、スケボーパークにたどり着き、そこでスケボーをしていた3人組に話しかけられる。あらかた旅のことを説明して「今日の野宿する場所探してるんだよね~」というと「ああだったらこの先のマウンテンバイクのコースが良いよ」と案内してくれた。会話の中で「でもこの辺はdeerが多いからね~」と言われ、Deerが分からなかったので、「What is deer?」と聞くと「Ahh…シカ!」と日本語が返ってきたのでギョッとした。その後、日本に7年くらいいた事があるということが分かった。

そして「よかったらディナー食べない?」と願ってもないお誘いを受ける。
はい喜んで!と尻尾を振ってついてく。
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この日、初めて人生でビールが美味いと感じた。
そんなkembleyでの出会い。

しかしこの後、野宿ばかりしていたので、いよいよ我慢の限界が来た。
そうシャワーを浴びてないのだ。5日も。

もう本当に我慢ならんという気持ちだったので、
kembleyで野宿をした次の日は、絶対川の近くで野宿すると決心した。

ちょうど良い時間にとても良いレストエリアを発見。野宿も出来そうだ。
しかも川がある
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しかし、ここはカナダだ。しかも川の水だ。水温は低い。
試しに川に足を突っ込んでみる。

「ぐおおおぉぉ!!!超つめてぇぇ!!」

予想通りのキンキンに冷えた川の水。
しかし!5日もシャワーを浴びていない、この時の自分は微塵も怯まない。
川の冷たさを遥かに超える氷の意思を持って、入水の準備をする。

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生まれたままの姿になり、まずは頭をガシャガシャ洗う。
ちなみに洗剤はもちろん使ってませんので。水で流しただけです。
そして手、脚を洗い、いよいよ体に水をかける。
バシャバシャ

あれ?意外と冷たくない。

一日中走って体が熱いのか、慣れてきたのか、全然いける。
バシャバシャと体にも水をかけ、汗と汚れを洗い流す。


その後、体を冷やさないように速攻でフリースを着込んで夕食の準備。
をしていたら鍋の取っ手に袋を引っ掛けて米を地面にぶちまける。
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かき集めて洗いなおして食べた。


夜は満天の星。落っこちてくるんじゃないかというほど凄い明るさで長時間流れる星も見れた。
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そんな感じの4日連続野宿。
もはや野宿がデフォルトになってきてキャンプ場はイベントみたいな感覚になっていた。

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三度のキャンモア 出発38日目


2012年8月2日

安いスーパーがあり、近くにマックがあるので、キャンモアのキャンプ場は気に入っていた。一泊25ドルで高いけどね。まぁロッキー周辺はどこも高い。というわけで、バンフはスルーして、この旅3回目のキャンモアへ向かう。

キャッスルマウンテン
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この山は最初は名前も知らず、ただすげぇなぁと思って、ずっと眺めていた。
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カナダの好きな風景の一つ。
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でもこの日も朝は晴れていたけど、途中から雨。
しかも凄く寒い。フリース着てウインドブレーカー着ても降雨時は寒かった。

ちょうど降り始めでトンネルに入ったので雨宿り。
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雨が上がって晴れて、まあもう大丈夫だろうと思ったら、バンフを過ぎたあたりから、また雨、しかも向かい風。気温もさっきより下がって一桁。本当なら楽ちんな道がしんどい道に一変。風に雨に寒さに、この時はもうイライラしながら走ってたんだけどきっとロッキーマウンテンが

「てめぇ山なめてんじゃねぇぞ。山の天気なんてこんなもんなんだよ。
何でも思った通りにいくと思ってんじゃねぇ!若造が!」


と教えてくれてるんだ。そう思うようにして気持ちを誤魔化す。
そしてこれが意外にも結構誤魔化された。

気持ちとしては、どうしても晴れて気持ちのいい日に走りたいとは思ってしまうけど自然なんて思い通りにいくわけないのに、全てが順調にいくことなんてありえないのに自然に立ち向かってもかないっこないのに、いつの間にか忘れてしまう。
理想を思って、それと現実を照らし合わせてしまう。こんなんじゃイカン!と考えながら走っているとキャンモア到着。

で、ビックリしたのが、正面の山。山頂が白いの分かるでしょうか。
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そう。夏だけど雪が降ったということ。だって前回見たときは無かったもん。その証拠にスーパーで買い物して出てくるとすっかり晴れ渡っていて、山頂の白い雪は消えていた。
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侮り難し夏のカナダ。


キャンプ場に戻ったら、ここ最近雨が続いたし今日も降られたので自転車をひっくり返して水抜き。
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普通水抜き穴はあるけど、クロモリの自転車は濡れた後はシートポストを抜いて
ひっくり返して水抜きをする。

そして、ひっくり返したついでに、ちょっと気になっていた所をチェックした。
それはスタンドの取り付け部分。見てみると、うおぉ、やっぱり。結構凹んでる
IMGP2209.jpg


絶対なるだろうなぁと思って締めすぎないようにしていたけどやはりフルパッキングのまま何度も使っていたので凹んでいた。このまま使い続けて緩んでは締め緩んでは締めを繰り返していたらフレームが逝ってしまうので、スタンドは完全に荷物を降ろした状態でのみ使おう。まぁメンテナンスや空荷で走るときもあるからその時に使えれば十分便利だし。

ここで2連泊して、ちょいと疲れをとり、その後はいよいよアメリカに向けた走行。
いよいよ気持ちも自転車の走る向きもカナダから離れはじめる。

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レイクルイーズとモレーンレイク 出発37日目


2012年8月1日

この日は朝早くにキャンプ場を出たんだけど、大変だった。寒くて。
寒いなー、やたら寒いなーと思って温度計見たら
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1℃って、そりゃ寒いわ!


真冬で寒さに慣れた状態の1℃と日中、晴れれば25度くらいまで上がる夏の1℃じゃ体感温度がまるで違う。いつもの格好で走り出したけど、あまりに寒くて我慢できず靴を出し、靴下を履き、サンダルをしまう。当たり前だけど寒くない。さすが靴。それでも下は半ズボン。
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大丈夫、日本の女子高生だって真冬でもミニスカートなんだから耐えられないはずが無い、明けない夜はない(とっくに夜は明けてます)、昇らぬ太陽は無い、と自分に言い聞かせながらガタガタ震えていた。一応ダウンも持っているし、下もフリース、モンベルのアンダー、ウインドブレーカーは持ってるけどそんなに着込んだってどうせ脱ぐからと思い、着ない。

心頭滅却すれば火もまた涼し!心頭滅却すれば火もまた涼し!
なんて呪文のように唱えるけど、んなわきゃない。寒いもんは寒い。
我慢できずに、湯を沸かしてホットチョコレートを飲む。
若干温まるが、焼け石に水。いや逆か。凍った石にお湯。
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それでも我慢して走っていれば、いずれ日は射すもので・・・






おお・・・おぉ・・・
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全身に陽の光を浴びて、太陽の熱を吸収する。温い・・・。
しばらく温まり、熱をもらったら再出発。
しかし、このあと再びさむ~い出来事が起こる。

普通に走っていると、前方に動く黒い影。
なんだ?動物か?と思って、そのまま走る。
近づいて、背筋が凍りついた。

熊だった。

こないだ見たときは沢山人がいて、熊さん草食べるのに夢中だったけど、
今回、自分ひとり、自転車に乗っている状況。
しかも熊さんとバッチリ視線が交わる
オレンジ色の朝陽を浴びてなんとも凛々しく見える熊の顔。
良い絵になるなぁと思ったけど、止まれるわけがない。写真を撮れるわけが無い。
もっとも接近し、熊のすぐ横を通過した時の距離は5mほど。
喰われる側と喰う側。弱肉強食。
草食動物の気持ちになれた瞬間だった。



朝っぱらからデンジャラスな場面に遭遇したが、生き延びた。
陽の光がよりいっそう暖かく感じる。
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途中の湖。水面に山が映るというよくある景色。
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お昼前にはレイクルイーズに到着し、キャンプ場にテントを張り、いざレイクルイーズへ。


結構な坂を上り到着。
ま、そーですよねー。という感じだ。人がめちゃめちゃ多い。
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観光地ですね。
景色って周りの雰囲気やその時の天気や自分の気持ちも含めてのものだと思う。
Bowlakeでは100枚以上写真を撮ったけど、レイクルイーズでは4、5枚しか撮らなかった。
まったく写欲が湧かなかったな。

続くモレーンレイクもまぁ人は多かったけどレイクルイーズよりかはくつろげる。
そして人は多いけど、水の色は凄かった。
水の色だけでいえばこの湖が一番凄かった。
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写真は撮ったけど、何をどう撮っても水の色が気になってしまって
そっちに意識がもってかれるので写真撮影は早々に諦める。


で、結局一番心を動かされるのは途中の道から見える景色だったりする。
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他の人も座り込んで撮影。
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明日は3回目のキャンモアに行く。
自転車世界一周してる人で、同じ所へ3回も行くというのも滅多にいないと思う。
これもバンクーバーでパソコン盗んだ奴のおかげですね。


02

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コロンビア氷河!からの~  出発35~36日目


2012年7月30日

コロンビア氷河手前のキャンプ場で一泊し
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そして翌朝、氷河へ。この道の向こうに氷河がある。
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朝早くだったので、ほとんど人は来なくて、来ても10分20分で帰ってしまうので、
ほぼ独り占め状態で氷河を見ていた。
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聞こえてくるのは、風の音、氷河から溶けでた水が流れる音、そして自分の呼吸の音だけ。
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2000年まではここまで氷河があったということ。
2000年て、つい最近のことなのに氷は遥か後ろ。
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ちなみにこの時の気温は10度。ただ結構風があったので体感は一桁。
上はネックウォーマーにロンT、フリース、ウインドブレーカーと万全だけど
下は短パンにサンダルというアンバランスな格好。
帰り際すれ違ったおじさんが、足元にチラリと目線をやったあと、
再び上に目線を戻し、ニヤリと笑ったのを、僕は見逃さなかった。


結局3時間近くいた。
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ぼちぼち観光客も増えてきたので、退散する。
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もちろん帰りもとんでもない景色の中を走る。
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でも、ずっと頭の中にあったのはまだ熊を見てないということ。
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自転車で走っている感じだと、ここで会えなかったら、
たぶんその下のレイクルイーズ、バンフでも会えないだろうと思っていた。
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まぁ、熊見れなくても、カナダの自然が凄いことには何も変わりはないし、
この感動が薄れることなど、これっぽっちも無いからいいさ!とか思いながら走っていた。
思っていたら、念ずれば通ずるのか・・・走っていると前方に人だかりが。
何だと思って自転車を止めてみると、









熊がいた
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みんな熊見たさに、あれよあれよという間に人が集まってくる。
命知らずな人が熊まで3、4mという距離まで近づいて写真を撮っているので、
もし熊の気が変わって襲ってきても、この人たちが襲われてる隙に逃げられるな。
万が一そうなったら車の中に非難させてもらって・・・などと襲われた状況をシュミレート。









レンズを中望遠のものに交換し、接近、そして激写!
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熊はギャラリーのことなど完全無視で、ひたすら草を食っていた。

夢中になって興奮していたので自転車が遥か後ろに。
パスポートとか財布置きっぱなし!
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熊渋滞。サファリパーク状態。
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そして熊を見て興奮したのか、写真を撮り終えた後、しばらく
何故か全力でペダルを踏み続け、上り坂でも時速25kmの全開走行。
すると今度は、雷雨。また別の意味で急いで走る。もう少しいけばストアーがある。



途中のストアーで非難。
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1時間半ほどで晴れる。
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朝のんびり、昼ドタバタの振り返れば面白い一日。


ロッキーでは雨の降らない日は無かったんじゃないかというほど
コロコロコロコロ天候が変わり、そのせいで気温も低く、大変だった。
でも大抵、1、2時間で晴れて、雨の後は空気も澄んで
雲が凄いことになったりする。快晴よりむしろありがたいくらい。
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山と雲の感じが凄くて皆車を止めて写真撮影。
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ロード乗った人に抜かれるとか、よくあることです。悔しくなんかありません。
でもこの景色の中で、しかもカナダの道は基本斜度が緩く、道も広くて走りやすいので
ロードで走りてぇなぁ、とは良く思った。
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景色が凄すぎて本当に全然進まない。この道を車やバイクでバーーーーっと走るとか
もったいない!なんてもったいない!みんな分かってねぇなあ!と思いながら走っていた。
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上って上って標高も2000mを超える。
上りは涼しくていいけど、そのまま下ると、凍ります。ウインドブレーカーは必須。
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少し下った先の山の麓にはBow Lakeという湖がある。
行きは時間が無かったから寄らなかったので、帰りは寄っていく。
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Bow Lakeの前のロッジ。お菓子とか、サンドイッチも売ってる。
山価格で高いけど。
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で、このBow Lakeが天候にもある意味恵めれ凄い景色だった。
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全く、晴れではないです。むしろほぼ曇り、雲の合間から一瞬太陽見えたり、
ポツポツと雨がぱらついたり、うぉい!ハッキリしろ!という天気。
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でも、そのせいで雲の感じが凄い。そして湖の色も。
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皆さんくつろいでます。観光バスが来るとガヤガヤするけど、落ち着ける所だった。
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本当はレイクルイーズまで南下する予定だったけど、
のんびりしすぎたので、手前のモスキートクリークというキャンプ場に泊まることにした。
というかモスキートクリークって・・・もうチョイましな名前にしたらいいのにと思う。
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夕食は炊き込みご飯を作ってみた。これはイケル。簡単だし、別でおかず作らなくてもいい。
この時はキノコとウインナーが余ったので作ってるけどね。
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往路はひたすら景色に圧倒され
復路は氷河!熊!雷雨!絶景!と盛りだくさんのアイスフィールドパークウェイ。
出来ることならもっと北上したい!と思ったけど、
時間が無いので南下。
アラスカとカナダ北部はいずれ走りたいなぁ、と思った。

プロフィール

染谷 裕太

Author:染谷 裕太
2012年6月カナダからスタートした自転車世界旅行をきっかけに始めたブログです。当初は単純な旅日記でしたが、現在は旅だけではなく日常も含めた様々な場面で自転車を楽しみ、その面白さを発見し、発信していきたいと思い書いています。

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