愉しい自転車&生活

[アフリカ]ウガンダ の記事一覧

08

Category: [アフリカ]ウガンダ

Tags: ---

Community: テーマ-自転車旅行  ジャンル-旅行

Response: Comment 0  Trackback 0

混沌のカンパラ


カンパラは混沌だった。
エジプトに戻ったのかと錯覚するほどの人間の数とエネルギー。車の多さ、排気ガス。とりわけ人が多い通りは毎日がお祭り騒ぎだった。
DSC06875-001.jpg


オールドタクシーパーク
DSC06896-001.jpg


DSC06897-001.jpg


カンパラで驚いたのはストリートチルドレンの多さと、その幼さだった。これまでも東アフリカの都市部には少なからずそういう子どもがいたが、カンパラは多すぎる。そして何であんなに幼いんだ。路上にいる子ども達を見ていて複雑だった。

近代的なショッピングモールのカフェのテラス席には、一杯、何百円もするコーヒーを飲んでいる人間が白人黒人問わず大勢いたが、そこから数十メートル歩いた路上には、一本がコーヒーの価格の1割にも遥かに満たない価格のバナナを売る子どもがいた。その子は、いたずらっぽく笑いながら僕にバナナをすすめてきた。複雑だった。すぐそこにある彼我の差を見て、この子らは何を感じているのか、と思った。 その子らは珍しいほうで、大抵は売るものもなく物乞いをするだけの子どもたちだった。身なりの綺麗な人間が、自分たちに見向きもせずに歩き去っていくのを、その子たちはどう感じていたのか。 眩暈がしそうなほどの、あまりにも強いコントラストに、同情や憤りや怒りなどの感情が噴き出して震えたが、そういう自分も日本という経済的勝ち組の国に生まれ住んでいる、カフェでコーヒーを飲む側の人間でもあった。


DSC06907-001.jpg


何度かアフリカでは経験した。どんなに貧乏旅行ですと言っても、日本にだって問題はあると言っても、こちらとあちらの間に横たわる格差は、こちらの言い分全てを言い訳に変えるほど有無を言わさぬ重さだった。

このどうしようもない人間社会の理不尽さは自分がどうこうして解決できる問題ではないけれど、同じ地球上で何が起きているのか、いまの自分の生活がどういうことの上に成り立っているのかを、少なくとも知っておく必要があると思う。


DSC06935-001.jpg



面白い形のシートポスト。こちらで乗られている実用車はシートアングルが寝ているので、サドルを前に出さなければ適性ポジションが出ないことがあるから、こういう風にしていると思われる。
DSC06950-001_20161006203108bfc.jpg


飲みかけのコーラを「くれ」と言われ、あげて一杯飲んだ時の顔。
DSC06959-001.jpg


空港はカンパラから30㎞か40㎞くらい離れた場所にあるエンテベにあるので、前々日にエンテベに移動。エンテベバックパッカーズというキャンプが出来る場所に宿泊。
DSC00170.jpg


そして、エンテベからトルコのイスタンブール経由で成田へと戻ったのでした。
今回初めてトルコ航空を使ったけど、自転車もタダだし、手続きもスムーズで素晴らしかった。

一時帰国は2度目だし、今回は1年もたっていないので特に感慨もなく、普通に海外旅行から帰ってくるようなものだった。というか、帰ってくるというより、スペインからカイロに飛ぶ、とかそういった感じに近かった。母国というより、数ある国の一つに行くような感じだった。

日本に戻って、反芻して、そしてもう一度白紙に戻して考え直す。回数を重ねることで、色々と分かったり、逆に自分が分かっていないことが分かったり。僕の自転車道の探求は、いま、また新たに始まっていく。って感じで一旦アフリカの日記は終わり。

05

Category: [アフリカ]ウガンダ

Tags: ---

Community: テーマ-自転車旅行  ジャンル-旅行

Response: Comment 2  Trackback 0

カンパラへ行く


前回書いた通り、日本に戻ることになったため来た道をバックしてカンパラまで向かうことに。といっても、既に帰るモードなのに未舗装行くぜって気にはならないので、今度は幹線道路で。


DSC06835-001.jpg


しかし、ほとんど同じ場所でも舗装か未舗装かというだけで、まるで見える景色が違ってくる。走り比べてみると、アスファルトというのは純然たる景観破壊だなと思った。そして自然破壊でもあるよな。というか、人間のやることなすこと大体何かしらの破壊か。
DSC06860-001.jpg


よい笑顔
DSC00003-001.jpg


DSC00006-001.jpg


DSC09996-001.jpg


自転車旅行を始めて3度目の赤道越え。初めて記念撮影をした。越えたのはエクアドル、ケニア、ウガンダ。
DSC00020-001.jpg


ご飯を撮ろうと思ったのではなく、RX1Rの画質を見るために撮った一枚。
DSC00031-001.jpg


「アフリカ」を感じる看板の絵。
DSC00041-001.jpg


そしてカンパラに着く前日、最後にキャンプしておくかということになり、キャンプ場へ。
DSC00043.jpg


思った通り、誰もいませんでした。
DSC00049-001.jpg


テント設営後、昼食のため町へ繰り出す。凄まじく重たい昼飯だった。
DSC00092-001.jpg


知らぬうちに白黒になっていたのだけど、たまにはいいかなと思いそのまま撮影。
DSC00106-001.jpg


DSC00111-001.jpg




昼食後はキャンプサイトにある森の中を自転車で走って遊びます。

そういえばムバララでサンダルを買いました。ソールが廃タイヤで出来ていて、よく見かける。
DSC00128-001.jpg


トロール本領発揮。
DSC00143-001.jpg

DSC00164-001.jpg

DSC00157-001.jpg

森の中を適当に走っていたら人里に出てしまったので、ここで引き返して終了。
DSC00159-001.jpg


キャンプの翌日、昼過ぎにカンパラに到着したんですが、長くなったのでカンパラの写真は次回。

29

Category: [アフリカ]ウガンダ

Tags: ---

Community: テーマ-自転車旅行  ジャンル-旅行

Response: Comment 2  Trackback 0

ムバララ到着、そして帰ることに


キャンプ場の朝。
DSC06762-001.jpg


飲んで良かったのか分からないトイレの水を使って朝食(オートミール)をつくって食べたあと、国立公園出口に向けて走る。


朝の方が動物をよく見る。
DSC06776-001.jpg


しばらく走ると・・・


バッファローが・・・
DSC06790-001.jpg


これって危ないよな、と思って、横断するのをしばらく待っていたのだけど、じーっとこちらを見たまま動かぬバッファロー。
DSC06778-001.jpg


先にしびれを切らしたのは僕の方だったけど、かといって突撃するのも怖いのでゆっくりゆっくり近づいていくと逃げていったため、無事通過。


したと思ったら第2弾。
DSC06796-002.jpg


これは丁度車で通りかかったパークレンジャーが「デンジャーだ!そこで待ってろ!」と言って追っ払ってくれた。やっぱりデンジャーなのか(ちなみに第三弾もあった)。

来るときとは違うゲートに向かっています。
DSC06799-001.jpg


ゼブラ
DSC06803-001.jpg


ゲートを出ると出てきた牛。ここまで来れば安心感がある。
DSC06805-001.jpg


あとは幹線道路に向かっていくだけ。
DSC06809-001.jpg


地面が緩い場所が多い。
DSC06811-001.jpg


走ること十数キロくらい?かな、見えてきた町。あそこで幹線道路に出るはず。
DSC06815-001.jpg


幹線復帰。あとはムバララまでそのまま走るだけ。未舗装走った後だと舗装路走行は休憩に思える。
DSC06818-001.jpg


ムバララはナクマートがある程度にはデカい町です。
DSC06823.jpg


そして、到着して適当な宿をとったあと、大変、大変突然なのですが、ウガンダから日本に戻ることに決定しました(というか既にいま日本にいます)。これが幾つか前の記事で旅が急展開する、書いた意味です。理由は特にブログでは書きませんが、旅の続きについては、もちろんします(時期は未定)。しかし、その続きは旅の仕方を大きく変えると思います。それについてはまたあとで(とりあえずアフリカ日記を終わらせてから)書こうと思います。

というわけで、アフリカ旅日記はあと一つか二つ書いて終わりの予定。


マサカ~ムバララ間のルート


23

Category: [アフリカ]ウガンダ

Tags: ---

Response: Comment 0  Trackback 0

ムブロ湖へ


「ムブロ湖」
と聞いて知っている人は殆どいないと思いますが、僕も全く知らなかった。ただ、ムバララの途中にあり、地図に書いてあったので、なんも分からなかったけど興味本位で行ってみたわけです。

リャントンデから少し幹線道路を走ると看板が出てくるので、そこを曲がると一気に人気がなくなる。
DSC06583-001.jpg


本当に少し、幹線道路から外れただけなのに、瞬間で野生動物が棲息するエリアに切り替わるこのアフリカの懐の広さ。
DSC06586-001.jpg


アップダウンの続く道を10㎞ほど進むとゲートが現れる。
DSC06601.jpg


そして、当然国立公園なので入園料がかかるわけだけど、僕は値段を聞いて驚愕した。入園料40ドル。それも、1日で40ドル。アフリカは観光すると金がかかるというのは聞いてはいたけど、ここまでとは。わざわざ未舗装のアップダウンを走ってきたわけだけど、入るかどうか真剣に悩んだ。悩んだ末に、入った。「最初で最後(かもしれない)のチャンス」と「1日40ドル」を天秤にかけたら、まあ40ドルくらいなら入るかなと思えたので。ただし、1日が限界。80ドルは無理。

ドル紙幣は使いたくないので、ウガンダシリングで払ったんだけど、十何万シリングという一回の支払いでは、到底払った事のないような額。財布が一気に軽くなりましたよね。


地図が売っていたんだけど、商売っ気がない人だったのでタダで写真を撮らせてくれた。手持ちの地図だと道が分からないので助かる。
DSC06599-001.jpg


どうやら肉食動物はいないっぽい。ただ、草食でもバッファローなどの危険なやつらもいる。
DSC06605-001.jpg



DSC06625.jpg



シマウマ横断中。
DSC06635-002.jpg


本日の目的地。ムブロ湖畔のキャンプ場。トイレ、シャワー、レストランがあるくらいの簡素なキャンプ場。
DSC06763-001.jpg


とりあえずテントを張ったら、自転車でビューポイントへ向かう。
空荷でオフロードを走ると非情に楽しい。
DSC06646-001.jpg


ビューポイントなので丘を上らねばならず、最後の方は凄まじい傾斜で上らされる。
DSC06654-001.jpg


振り返って。
DSC06656-001.jpg


DSC06680-001.jpg


注)ムブロ湖ではありません。
DSC06695-001.jpg


と、いう感じのビューでした。
DSC06716-001.jpg


キャンプ場に戻ると、来たときにもいたイノシシがまだいた。いや、もしかして違うイノシシかもしれないけど。
DSC06735.jpg


草を食べる時に前脚を折る。
DSC06732-001.jpg


ムブロ湖
DSC06743-001.jpg

DSC06752-001.jpg

20

Category: [アフリカ]ウガンダ

Tags: ---

Community: テーマ-自転車旅行  ジャンル-旅行

Response: Comment 0  Trackback 0

マサカからムバララまで 舗装路に復帰する



あまり遅くまで学校に居座るわけにもいかないので、結構早めの時間に出発したため、久しぶりに朝日を拝みながらの走行。
DSC09908-001.jpg



DSC09927-001.jpg


途中の村で休憩すると、あっという間に子ども達に包囲される。
DSC09932-002.jpg


180度全て囲まれ(後ろは壁)、完全な包囲。暑いし、足踏まれまくったし。
DSC09949-001.jpg


よく使いこまれた足。
DSC09950-001.jpg


度々見かけるカンムリズル。僕が持っている最望遠はα6000の70㎜(35㎜換算で105㎜)ですが、全画素超解像ズームとデジタルズームを併用すれば、ここまで写せます。デジタルズームはそれなりに粗いけど、超解像ズームは使える。余程大きなサイズにプリントしない限りは十分だと思います。
DSC06549-001.jpg


遠くに見えるのはリャントンデの町。
DSC06571-004.jpg


もう少し
DSC06574-001.jpg


で、到着。来た道を振り返っての一枚。奥に見える茶色い道から走ってきました。
DSC06581-001.jpg


とりあえず、オフロード走行で身体が非常に汚いのでこの日はリャントンデで宿をとって、次はちょっと国立公園に寄り道する予定。
DSC06582.jpg


プロフィール

染谷 裕太

Author:染谷 裕太
2012年6月カナダからスタートした自転車世界旅行をきっかけに始めたブログです。当初は単純な旅日記でしたが、現在は旅だけではなく日常も含めた様々な場面で自転車を楽しみ、その面白さを発見し、発信していきたいと思い書いています。

カテゴリ
検索フォーム
Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ


1
2
3
4
5
6
7
8
10
11
12
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
08, 2017 < >
Archive   RSS