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Category: [第一次・北中南米持ち物]自転車

Tags: ブルックス  B17  

Community: テーマ-自転車  ジャンル-趣味・実用

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サドル ブルックス B17スタンダード


P1000450.jpg

「サドル」、旅が始まれば一日の大半をこの上で過ごすことになる非常に大事な部分。

選んだのは旅行用自転車の定番、革サドル。ブルックスのB-17スタンダード。セラアナトミカのタイタニコなんかもいいかなぁと思ったんだけど、大きく穴が開いていて、初めからある程度乗り心地も良いようなのでブルックスよりへたるのが早そうだし、実際にモノを見るとブルックスの革の方が頑丈そうだったのでブルックスにした。タイタニコの「防水」というのは凄い魅力的ではあったけど。


ブルックスの歴史の始まりは、驚くなかれ、なんと1866年。19世紀です。今は21世紀です。
年期入りすぎです。本格的にサドルをつくり始めたのはその10年後くらいから。そして今回購入したB17スタンダードが誕生したのは、なんと1890年。120年って、ロングセラーにもほどがある。

革サドルというと、乗り始めは尻が超痛い、拷問椅子だ、などなどとにかく最初は「痛い」というイメージだけど、乗った感想は真逆。手で叩いてみるとゴン!ゴン!ゴン!と板を叩いているような音がしてこんなものに座って大丈夫なのか?とかなり不安を駆りたてる。でも実際座ると、適度にしなってむしろ乗り心地は良いくらい。
確かによくよく考えれば、サドル先端と後ろでつっかえて革一枚はってあるだけだから、そんな堅いはずもないんだよね。叩いた音と裏腹に、押せば非常に良くしなるのがわかる。ブルックスのサドルが軒並み拷問椅子だ三角木馬だという感想なのが、よく分からん。まぁお尻の相性もあるから、相性が良かったのだけかもしれないけど。

P1000456.jpg


でも相性抜きにしても、自転車始めたばっかの人はですね、すぐ尻痛い、サドル変えたいとかいうけど、初めは痛いもんですからね。僕もロードで千葉から北海道に行ったとき、初めの2、3日はケツが破裂するんじゃないかというくらい痛くて、あまりの痛さにサドルにタオルを巻いて、でもそれでも全然変わらなくてでも仕方がないから我慢して乗っていたら、ついには同じサドルで200㎞以上走っても平気になってましたよ。ただ痛みにも、慣れれば平気、という痛みと、どうにも無理という痛みはある。根本的に合っていないサドルは数分、数十分でも無理なので、その場合は換えた方が良いと思う。

あと革サドルは裏からもオイルをたっぷり塗るとか、裏には塗るなとか、手入れに関して諸説あるけど、オイルを塗る目的を考えればあまりベタベタ塗るのは良くないんじゃないと思う。オイルはあくまで革が乾燥してカサカサにならないように、革の劣化を防ぐために塗るのであって、決してサドルを柔らかくするために塗るものではない。
柔らかくして馴染ませる、のではなく堅い革が馴染んで柔らかくなる、のが正解と思うので裏からは塗らず、表から、たま~に塗る。というやり方で使っていこうと思う。旅が終わった時に良い感じにくたびれて使い込まれたサドルに育て上げるのが目標。もしかしたらこの旅唯一の目標かも(笑)


2012年12月2日追記
出発前に書いた↑の文では痛くないとか言ってましたが、
やっぱ痛ぇです。すみません。ごめんなさい。許してください。
といってももう9000kmほども走っているので、段々と形もついてきたのと
サドルの角度、革の張り具合、
履くパンツ(レーパンじゃなくて普通のパンツ)の選択(コレ結構大事)を
試行錯誤してきたので5、6時間の走行ならほぼ大丈夫になった。
ただ7、8時間の走行となってくると翌日に残るけど。

9000kmほど乗ったサドル
IMGP7732.jpg


肝はサドルの角度ですね。
通常のサドルから考えると、ビックリするほど前上がりにしている。そうじゃないと滑ってケツが前に前に出てくるので落ち着かない。この辺は個人差もあると思うけど、前上がり目でセットする方が良いかな。あとは張り具合。これは最初は結構張っていたので中々形がつかず、しかもそのせいでケツも痛かった。今はかなり緩めにしていて快適。


IMGP7729.jpg


手入れはブルックスのオイルを塗っているけど頻度は月に1回塗るか塗らないかくらい。最初の方は堅く絞った雑巾で軽く水ぶきしたあと乾拭きしたり、オイルをちょっと多めに塗ってみたりなど、試行錯誤したけど、今現在の手入れは「乾拭き」で落ち着いている。革は乾拭きすると元々含んでる油が浮いてくるのか、ツヤッツヤになってくるので、「お!これ正解じゃね!?」と思ってる。乾拭きでツヤがでなくなってカサカサしてきたらオイルを塗るという感じで使っていこうと思う。

途中で出会ったイギリス人サイクリストの革サドルはかなり良い感じに形がついていたので、
自分のはまだまだ変化すると思う。おそらく。9000km乗ってもまだなのか・・・って感じだけれども。

雨の時はビニール袋を被せて乗っている。
被せるの遅れてちょっと濡れたりはしたけど現状は問題なし。



2014年5月18日追記
1年9ヶ月使用した革サドル。
DSC00785.jpg

写真だと分かりにくいけど、さらに形が変わって完全にフィットするようになった。
オイルはたまに、と思ってずっとそうしていたけど、もう少し形つかないかなと思ってボリビアで2、3回に分けて塗りまくった(裏からは塗ってない)。その効果でさらにフィットするように。

DSC00791.jpg

さすがにチリで一日9時間とか10時間以上乗って、それを2週間ほど続けた時は痛かったけど、そういう極端な乗り方をしない限りは問題ない。つまり通常の使用で痛くなることはほぼない、というくらいまでにはなった。尻に馴染んだ革サドルを知ってしまうと、ちょっと普通のサドルを使う気にはなれないですね。


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プロフィール

染谷 裕太

Author:染谷 裕太
2012年6月カナダからスタートした自転車世界旅行をきっかけに始めたブログです。当初は単純な旅日記でしたが、現在は旅だけではなく日常も含めた様々な場面で自転車を楽しみ、その面白さを発見し、発信していきたいと思い書いています。

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