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愉しい自転車&生活

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Category: [国内]2017信州・関東自転車旅行

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信州・関東自転車旅行の帰り道 2日目その1 地蔵峠~コマクサ峠~車坂峠~嬬恋パノラマライン~草津


2017年6月24日

朝が来た。まだ6時前ですが、バッチリ明るい。旅行中は5時台に起きてました。下手すりゃ4時台に眼が覚めたり。
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自転車旅行やると、なんだかんだで健康的になる。まあ自然のサイクルに従う(従わざるを得ない)のだから当然か。


毎朝欠かさなかったコーヒー。長野県で展開するスーパー「ツルヤ」で買ったコーヒーなんですが、ふつうに美味いですわ。
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紙のフィルターでドリップしてるのですが、これがドリッパー。非常に軽くて良い。モンベルの再利用可能なフィルターを使っていたこともあるけど、結局洗ったり乾かしたりが面倒なので、ペーパーで淹れたら捨てる方が楽。これと全く同じ形状で金属製のものもあるんですが、それだと全然重量が重くなってしまう。
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撤収し、朝飯を済まして、いざ地蔵峠。地蔵峠という名前の峠は至る所にありますが、今回上るのは湯の丸高原へと続く地蔵峠です。
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上っていて思ったが、この峠そこそこキツいぞ。そこそこの傾斜がとどまることを知らずに、ずっと続いていく。もう少し自重してほしい。
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あとで、というか今グーグルマップで調べたら、県道からスタートして12㎞で1075mアップだった。平均勾配9%ですね。なんでこんなところシングルスピード上らなければならないんだ。
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というか、そもそもこんな長野なんていう山だらけで海もなく、北アルプスから南アルプスまで抱えるような日本最大の山岳地帯を自転車旅行するのに、シングルスピードを選ぶなんてのはまともな思考回路からは出てこない。僕もこの地蔵峠を上っていた時に「ああ長野は山しかないんだな」と、初めてそこで意識した。こんなの最初からそれを意識してたらシングルで来ないですわ。

じゃあ、なんでシングルにしたかと言えば、旅の動機として一番最初に「シングルスピードで走ってみたい」という気持ちがあったからだった。山だろうが海だろうが、最初からシングルありきだった。だから何の迷いもなくシングルを選べた。

というようなことを、この途中の自販機でセブンアップを買って休憩している時に考えていた。色々書いたけど要点は、この先ずっと山という事実に気が付いてしまったのです。なんてこった。
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といっても、別に嫌だというわけではなかった。シングルでも意外と上れてしまうもんですし。

もちろん脚を休めながらでないと無理なので、トータルではギアードよりも時間がかかりますが、走っている時の速度だけで言えば、ギア比の関係もあってロードバイクでギアをインナーローなんかで上っている人よりも全然速い。ただ、それは頑張って速く走っているというよりは、そのギア比で上るとそのスピードになってしまう、といった感じ。道の険しさが増そうが減ろうが、ある一つのギア比と自分の脚力によって出せるスピード以外では上れないということです。ギア比が可変なら、ギアを落とせばペダルが軽くなる代わりにスピードは遅くなる。それがシングルだとギアを落とせないから、そのギア比のスピードで上り続けるしかない。

では、脚がなくなってその速度が維持できなくなったらどうなるか?

その時は押すんです。それ以外に選択がない。なんてことはない。ごくシンプルな話です。

地蔵峠という名前の通り、なんちゃら観音とかが道端に、ことあるごとにあります。昔は、徒歩で上っていたでしょうから、峠を越える人はお地蔵さんを一つ一つ見ていたでしょうが、今は多くの人は車で上るので関係ないですね。自転車で上る人は見れますけども。
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そして10時半過ぎ、ようやく到着。2時間くらいかかったので時速6㎞か。
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折角来たのでソフトクリームを食べる。ブルーベリー、ブドウ、バニラの組み合わせ。
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一応梅雨ですが、バッチリ晴れてます。
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さて、ここからですがタイトルの通り、コマクサ峠へと向かいます。
このまま地蔵峠を下れば群馬ですが、それでは面白くないので、コマクサ峠から車坂峠まで行ってから群馬(嬬恋)の方へ下ります。が、長くなるので、ここで一旦お終い。


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信州・関東自転車旅行の帰り道 1日目後編 道は熊の巣


2017年6月23日

前回の続きで、角間渓谷から湯の丸へ抜けていく道が途中で消えてしまったため、引き返したところ。
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ダーッと下って角間渓谷から出て振り返った所。
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しかし、行く先は明るいのです。
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この辺から僕は日本の風景に感動しながら走っていました。
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マットの大きさがネック。その他もろもろ、あり合わせで道具を選んでいるのもあり、まだコンパクト化、軽量化する余地がある。
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海外走行では、これより荷物が減ることはない(むしろ持ち物の点数は増える)ため、一つ一つをもっとコンパクト、軽量にしないとならない。今回、このスタイルの旅行を実際に体験してみたというのはとてつもなく大きかったな。本当にね、頭の中で考えたものなんて机上の空論にすぎないということを痛感した。


別に真田なんとかを押さなくても、この辺は十分に魅力的だと僕は思います。
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角間渓谷ルートが使えないので、今度は金原ダムの方から湯の丸へ抜けようと考え、ダム方面へ上る。
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昔よく飲んでいた梅よろし。懐かしくて買いました。
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この辺はワインブドウが盛んらしい。この辺を走っている時、日本の風景はヨーロッパにも負けてないと思って走っていましたが、しかし、このブドウ畑は流石にフランスの方が美しい。
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ちなみにフランスのワイン畑(収穫後)。
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当たり前ですが、ダムへ向かうのでずっと上り。
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そして、もうあたりも暗くなるころ上りきった。
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丁度上った所のダムの案内看板が立っている駐車場に、地元の農家の方がいた。なにやらバイクで遊び(?)にきているようだった。恰幅のよい30代くらいの方で、少し話して、この先のルートも話してみると、どうやら僕が使おうとしている道はこの先で鍵がかかっているらしい。自転車なら行けるかもと言っていたが、さらに加えて山の麓の方は熊の巣になっているとかなんとか。地元の猟師が奥へ追い返しているとは言っていたものの、「やめた方がいいと思うよ」とのこと。

なるほど・・・やめときましょう。

野宿できそうな場所を教えてもらい、礼を言って、来た道を引き返す。

金原ダム。確かに、熊がいると言われればそんな気がしてくる。不気味に静まり返った山の姿と、その山に反響してエコーがかかった鳥の鳴き声。異空間のようだ。
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というわけで上ってきた300mの高度貯金を一気に解放。あっという間に下りきって目的地の公園まで到着。


結局、結果だけ見ると、この日は上田を出てすぐ隣の東御に行っただけというね。もう選べる道がないので、明日は普通に地蔵峠を上って湯の丸へ行こうと思います。
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信州・関東自転車旅行の帰り道 1日目前編 道がない


2017年6月23日

上田に一週間ほど滞在したのち、現地解散で親は先に新幹線で我孫子へ。僕は自転車で寄り道しながら我孫子まで戻ります。

まず、志賀高原の方へ行こうと思っていたので、上田を出たらひと山越えて一度群馬の方へ出ます。

選んだのは角間渓谷から湯の丸高原へと抜ける道。まず角間渓谷にある角間温泉まで行きます。
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曲がるところで曲がらなかったらしく微妙に遠回りすることになった。微妙にだけど。
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当たり前ですが、川を遡るのでずっと上り。
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こういう案内はよくメモ代わりに撮ります。デジカメって便利。
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とりあえずまだアスファルトなのでグイグイ上っていきます。
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カメラの設定なんですが、この旅では途中から「ナチュラル」というコントラストと彩度の低いピクチャーモードで撮っています。使用しているカメラはツァイスレンズを搭載したソニーのRX1Rなんですが、これで日本の「わびさび」みたいな渋い風景を撮ると、レンズの描写が艶っぽ過ぎるため、かなり違和感を感じる。だから彩度の低いモードで撮っているわけです。もちろん撮る場所や撮るものによって違いますが。

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岩屋館到着。すげぇ所に建ってるな。なんか面白いから一回泊まってみたい。
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この先、湯の丸まで補給地点はないので、ここでボトルに水を補充させて頂きました。ありがとうございました。
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行きましょう。
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と思ったら、凄い階段があったので上ってみることに。
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傾斜の凄さ、真っ直ぐ生えている杉の木と、倒れている杉の木の対比で分かりますでしょうか。
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上った先にあるのはお地蔵さんと建物であまり面白くはない。階段を下から見上げた時がピーク。
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そしてこの階段の少し先からオフロードとなり、途中ゲートがあるんですが、見なかったことにして進みます。

なんか道の感じが全然使われている気配がない。
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そして30分ほど歩いた頃だろうか、看板が現れた。道的にはやはり合っているので、このまま行けば湯の丸まで抜けられる。
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抜けられる・・・はずだが・・・道が川になりましたね。
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抜けられ・・・る・・・はずだが・・・道、消えました。
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もうこうなると(こうならなくてもだけど)2択です。引くか、進むか。
GPSは一応ある。が、進むとしたら道なき道、しかも上り、というより、「登り」を自転車を担いで掻き分けて行かなければならない。最悪遭難という可能性も考えられる。獣との遭遇もあり得る。山の経験なんぞ殆どない。他に誰もいない単独行。

進む要素が微塵も感じられない。撤退あるのみ。全速前進(逆向きに)。
行きは上りでも振り返れば下りなので、あっという間に入り口まで。
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というわけで角間渓谷ルートは断念。
仕方なく来た道を引き返し、ルートを考えなおさなくてはいけないんですが、長くなるので次回。


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リアルタイム


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ついさっき撮ったもの。
分かりにくいかもしれませんが、遠くに冠雪した山々がある。方角的にアルプスかな。たぶん。

キャンプ場までの上りが1.4キロで160m上げるという、えげつない坂です。麓で買い物して、これからまた上ります。


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上田に滞在中


ただいま上田市に滞在中。
行きは、高崎までほぼサイクリングロード。そこから二度上峠を越えて北軽井沢へ抜け、菅平から菅の沢林道で上田まで下る、というルートでした。

シングルスピードの峠越えは、なんというか、ノーガードで攻めあるのみというか、攻撃こそ最大の防御というか、肉を切らせて骨を断つというか。想像よりはずっとなんとかなると思った。もちろんきついけど。


写真は上田市柳町。スマホで撮影です。



プロフィール

染谷 裕太

Author:染谷 裕太
2012年6月カナダからスタートした自転車世界旅行をきっかけに始めたブログです。当初は単純な旅日記でしたが、現在は旅だけではなく日常も含めた様々な場面で自転車を楽しみ、その面白さを発見し、発信していきたいと思い書いています。

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