愉しい自転車&生活

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Category: [その他]ギアレビュー

Tags: サーリー  トロール  

Community: テーマ-自転車  ジャンル-趣味・実用

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トロールの魅力は何でも出来る万能性をもちながら、単純に自転車として楽しく、そして速いこと


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久々にちゃんとトロールに乗ったのですが、この自転車、マジで楽しい。そして楽しいだけではなく相当に速い

車体は決して軽くはないのですが、速度がのり易いし、スピードを上げても余裕で応えてくれる。ロングホールトラッカーで速く走った時のちょっと違うよなという感じがトロールにはない。MTBの安定感と、快速クロスバイク並みのスピードのノリと気持ち良さがある。


単純な楽しさで言えば、ロングホールトラッカーよりも、クランパスよりも楽しい。ロングホールトラッカーは楽しいというよりも心地よい。クランパスは無敵。というか、バイクが強すぎてその辺の道では、レベルの上げ過ぎで敵が弱く感じるようになったRPGのようになる。クランパスは明確に山の自転車だと思います。大変な道を走ってはじめて真の面白さを味わえる。その点、トロールは舗装でも楽しさが損なわれない。

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つまり、フィールドを選ばないという意味でもトロールは万能だということ。ただ、この楽しさを味わうには一番いいのはやはり空荷。あるいは、少なくとも走りに影響があまりない程度の荷物を積んだ時だなと思う。フルパッキングのツーリングも、もちろんトロールの守備範囲なのですが、加速、減速、コーナリング、スピード感など、走りの部分における魅力はやはり損なわれるし、そういうツーリングへの適性はロングホールトラッカーの方が高い。

あらゆる選択肢が用意されており、一見ものすごく実用的な自転車でありながら(実際実用的ではあるが)、実は走りとしてはこれ以上なく遊びの為の自転車。それはまるで羊の皮をかぶった狼。人間の皮をかぶった悪魔。ノロマなツーリングバイクに見せかけた運動神経抜群のフルリジットマウンテン。


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圧倒的な守備範囲の広さに、走りの速さと楽しさ、これらを兼ね備えている事が、トロールという自転車の最大の魅力だと思います。速いだけなら他にもっと速い自転車は山ほどあるし、楽しいだけなら他に山ほどある。しかし、それらをもってなおかつ、外野も内野全部守るくらいの守備範囲を持ってる自転車というのは、極めて少ないと思う。実はトロール(2016モデルまでの旧型)のジオメトリーはサーリーの原点ともいえる1×1(ワンバイワン)のジオメトリーの写しなので、その走りにはサーリーの遊び心がつまっているのかもしれない。

ちなみに、サーリーHPの1×1の説明の文の中には「頑丈なのに反応が良い、生き生きとした乗り心地。ジオメトリーはとても素直でマウンテンバイクのような乗り心地」と書いてありますが、これはそのままトロールにも当てはまる。あらためて、トロールは魅力のある一台だと思います。最後、今年モデル(2017)はフルモデルチェンジでジオメトリーが変わってますので、どんな走りなのかは分かりません。


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Category: [その他]自転車いじり

Tags: ロングホールトラッカー  サーリー  

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ロングホールトラッカーハンドル狂想曲


世の中のロングホールトラッカーユーザーの中でも、僕がこれまでロングホールトラッカーに入れたハンドルはかなり多い方だと思う。

まずアメリカ大陸旅行中のライザーバーとバーエンド。これは普通に使いやすい組み合わせだった。
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こちらもライザーバーですがライズがかなり大きいもの。上体が起きて楽だが、操作感が少しフィットしなかった。
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旅行をしている人には愛用者が多い際物バタフライハンドル。面白いハンドルですが、ちょっとハンドル位置が近すぎる。
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プロムナードバー。これも楽だけど近い。
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バックスイープ30度というプロムナードとフラットハンドルの中間ぐらいのハンドル。これはかなり具合が良かった。出来れば使いたいが、これでもハンドルは近い。
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ロングホールトラッカーの標準であるドロップハンドル。僕はかなりの数のハンドルを持っていますが、ロード用のドロップハンドルは一本もない。マウンテンドロップだったら一本持っていますが。
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といった感じで、色んなハンドルを試した(試したのは写真のが全部ではない)。
でも、沢山乗っていくなかで、やはりロングホールトラッカーの本来もつバランス、元々の設計図に沿うようにまとめるのが、最も良い形だろうと思うようになっていった。とすると、やはりプロムナードではハンドルが近い。楽だし、あまりうるさくポジションどうこう言うような自転車でもなく、車体の性格や懐の深さからすれば決して不正解ではないと思いますが、しかし、やはりあのハンドルの近さだと寸詰まり感が否めない。姿勢的にはゆるいので楽けど、ゆるすぎる自転車で満足できるほど、まったりとしか乗らないわけではない。

そうすると、選択肢としてはドロップかブルホーンか、長いステムにフラットハンドルかといったところですが、ドロップは全く使う気がないのでなし。一応ブルホーンは写真にはないですが試してはいます。が、ポジション的には出ても操作感がしっくりと来なかった。たとえ同じ位置にグリップがあったとしても、ブルホーンのように前に突き出ているのか、プロムナードのように手前に曲がっているのかで全くフィーリングは別物になる。スピードをある程度だして走るならブルホーンは合うだろうなと思いましたが、自分の乗り方だとあまり合わない。

そうして色々試してきましたが、これで決まるかな、というハンドルに出会った。

それが日東のマスタッシュバーRM016。元々はドロップさせて使うものですが、逆につけてプロムナードとして使っています。
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このハンドルは規格がMTB系ではなくロード系なので、パイプ径は22.2ではなく、23.8になっている。つまり、通常のクロスバイクやマウンテンバイクにつけるブレーキレバーは径が合わず使えないので、基本的にはドロップハンドル用のブレーキレバーを使うか、リバースレバー等を使うことになる。

で、このマスタッシュバーの何が良いって、グリップポジションが手前にこないという所なのです。フラットハンドルを握るのとほぼ同じくらいの距離で握れて、もちろんその位置からブレーキもかけられる。握る場所も多いし。
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また、ドロップ(逆につけてるからライズですが)が50㎜あるため、コラムスペーサーを沢山積む必要がなくなるし、無理に急角度のステムを入れる必要もなく、収まりが良くなる。ハンドル幅も狭すぎず広すぎず、車体の性格とマッチしている。

全体。ちょっと夜撮ったので、昼間に撮ったらあとで差し替えると思います。
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現状での不満はブレーキ。リバースレバーがVに対応してないのでカンチブレーキを入れてるのですが、Vブレーキやディスクブレーキに慣れ切ってるので、はっきり言って不満。問題はないけど不満。絶対的な制動力がもう一声欲しいので、どこまで良くなるか分からないけど、ちょっとシマノのカンチ入れるか考え中。

それとついでにですが、以前やってみたロングホールトラッカーの700C化。あれは止めた。別に乗りづらいというわけではないのだけど、これはもはやロングホールトラッカーではないなと思ったのでやめた。あれはただのクロスバイク。26には26の乗り良さがあり、必ずしもデカいホイールが優れるというわけではないと思った。ロングホールトラッカーのまったり感は、26インチで、かつ太めのタイヤを入れた時に最大限になると思います。fatties fit fineというステッカーがサーリーのフレームに必ず貼られていますが、本当その通り。


ついでのついでに、クランクはオーソドックスなスクエアテーパーにしてみた。サーリーの場合、見た目が美しくて、お値段もお美しいような高級な品よりも、地味でそこそこの値段の実用品が一番しっくりくるように思う。
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まあ、一番格好良く見えるのは、よく使い込まれている場合だと思いますが。使用感があって傷もあるけど放置されているわけではない。大事に乗られているけど、過保護にはされていない。あくまで道具として使い、その限りにおいてキッチリ手入れされた、味のあるくたびれ加減。僕は自転車とはそういう付き合い方をしたいと思ってます。磨きまくって完璧に綺麗にして眺めてウットリするとか、そういうのはね、ちょっと無理。


実は上のクランクのチェーンリングは元々シルバーだったのを黒に塗ったものなんですが、あまったラッカーをついでにRメカにかけた。スラムのRメカなんですが、ノーブランド品みたいになってしまった。掃除も何もせずにいきなりスプレーを吹きかけるという、アメリカ人もビックリするような雑な作業だった。というか泥で汚いな。
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長くなりましたが、結論。ふつうに組むのが一番良い
ただ、その「ふつう」というのは、なんの試行錯誤もない、一般的な正解に基づいた「ふつう」ではなくて、僕の使い方や趣味趣向、ライフスタイルに合っていて、かつロングホールトラッカーという車体の性格にも則った、そんな所にある「ふつう」です。


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Category: [その他]ギアレビュー

Tags: ロングホールトラッカー  サーリー  

Community: テーマ-自転車  ジャンル-趣味・実用

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自転車は速さより、乗りやすさや乗った時の気持ちよさが大切


2017年3月9日(撮影)時点でのロングホールトラッカー。
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僕は、自転車にとって「乗りにくい」というのは最悪の一つだと思います。自転車は乗り易くなくてはいけない。ロングホールトラッカーは本来ドロップハンドル設計ですが、やはりこの車体の良さを十分に活かすにはその本来の設計意図を汲んだ上で、パーツをチョイスしていく必要があるなと思った。設計と大きく異なるカスタムをすると何処か無理をしなくてはいけなくなる。自転車の場合、クルマと違って全てのパーツがむき出しですから、その無理は全て見た目に出る。


ミカシマ PRIME シルバンツーリング
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プライムと通常のシルバンツーリングとの違いはベアリング部とボディの研磨。プライムは磨かれていて美しい。
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だから、ロングホールトラッカーを最も自然な形で組めるのはドロップハンドルで違いないわけですが、だからといって僕はドロップハンドルを使う気には全くなれない。理由は単純に使いづらいからです。長い距離を走り続ける場合、ドロップハンドルの有効性はあると思いますが、街中のようなストップ&ゴーの多い状況では、一番使いたくないハンドルです。ロードバイクのキャリパーブレーキはスピードコントロールの為のもので効きが強くない、と言われることがありますが、これは嘘です。下ハンドルを持てば、指二本で十二分の制動力を引き出せる。ただ、ブラケットを持った時にブレーキレバーが構造上引きにくいのです。これはドロップハンドルの構造上の欠点といってもよいと思う。スピードの微調整の為に使うなら影響はあまりないのですが、しかし、問題ははそれなりの制動力を発揮したい時。明らかに余分に力が必要だという所に、非常にストレスを感じる。つまり、そこには無駄な力みが生じる。力みはライドをつまらなくさせる要素だと思います。

手が大きく握力のある男性ならまだしも、傾向的に男より手も小さく握力も弱い女性はこういう点をどう思っているんだろうか。扱いにくさを感じている人は相当数いるんじゃないかと思う。ドロップハンドルで、もし軽い力で強く効かせるには、下ハンドルを持って深い前傾姿勢をとらなくてはいけない。楽に強い制動力を発揮できるグリップポジションがあるにもかかわらず、そこが最も身体的に辛いポジションである。ここが僕は気に入らない。街乗りにおいては、楽な姿勢かつ軽い力で十分なブレーキの効きを得られることが肝要だと思います。


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そして、乗った時の気持ち良さ。これは体感的なもので数値化は不可能ですが、速く走れる自転車が気持ちいいとは限らない。ロングホールトラッカーは速く走れませんが、間違いなく走っていて気持ちの良い自転車です。特にペダルを止めて惰性で進んでいる時なんかは最高。DEOREハブはフリーのラチェット音も殆どないので、ペダルを回すのを止めれば、微かに聞こえるチチチチ...というラチェット音と、ロードノイズだけになり物凄く静か。ハブも使い込んで当たりがでて良く回るようになっており、走行抵抗も少ないため、走りは軽い。この「軽い」というのは、間違っても速度が出るという意味ではない。速度には出てこない部分の走りの軽さです。これはクロモリフレームであることも要因の一つであると思う。

少し話が戻るけど、ブレーキだけでなくシフト操作についても今のドロップハンドルのSTIレバーは女性など手の小さい人は不利だなと思う。特にフロント変速は、あのストロークを押し込むのは結構大変なことだと思う。あと、そういえばSTIといえば、先日自転車屋で久しぶりにSTIレバーを握ったんですが、ブレーキ引いてびっりしましたね。あまりの引きの重さに。ワイヤーの引きが重いというのではなくて、リターンスプリングの強さが半端じゃない(グレードは多分ソラだったかな?上位グレードは構造が異なるので違います)。最近は引きがスーパー軽い状態のVブレーキと油圧ディスクしか使っていなかったので、余計に重たく感じた。どんなに整備してもあのスプリングの強さでは・・・と思う。はっきり言ってすすんで使う気にはなれません。その点で言えば、スラムのダブルタップは素晴らしかったな。重量的にもブレーキの引き的にも軽いし、握り易いし。


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まあシフトにしてもブレーキにしても、そういう部分にストレスがあると自転車の楽しさが削がれるわけです。油圧ブレーキは軽くて当然ですが、ちゃんと整備したVブレーキの引きの軽さは無駄に動かしたくなるほど気持ちが良い。各部の回転が良いとか、グリップの握り心地が良いとか、ペダルの踏み具合が良いとか、サドルの座り心地が良いとか、そういう「気持ち良さ」を沢山もっている自転車は、乗るのが心地よく、自然と出撃回数も増えるのです。その人にとっての良い自転車というのはそういう自転車のことを言うのだと思います。

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Category: [その他]ギアレビュー

Tags: サーリー  クランパス  

Community: テーマ-自転車  ジャンル-趣味・実用

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デカいだけで面白い


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クランパスで走っていると、すれ違いざまに結構「でかっ!」というリアクションが(主に小学生から)きます。自分でもふと客観的に見えた瞬間なんかには、確かに思う。「でかい」と。こういう単純にデカいとかいうのは、それこそ単純な理屈抜きの面白さ(驚き)のため、インパクトがあって子どもにも受ける。デカいというのは単にそれだけで面白いのだ。

クランパスに乗った時の面白さも同じで、とにかく安定する恐ろしいほど強靭な足腰。車輪径が小さかったりタイヤが細いと避けなければいけない所を、そのまま突き進めるので、ただ乗っているだけで面白い。理屈抜きでとにかく楽しめという車体だと思う。


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もちろん未舗装で走るのが一番面白いですが、舗装でも走り方次第。ロードやクロスと同じ走り方をするなら、街乗りに適してないということになるでしょうが、あの強烈なトラクションと走破性を活かさない手はない。走る場所が道路である必要はないのだ。クランパスに乗れば、ここイケる!と思ったら、そこが道になる。今までそこを自転車で走るなんて思いもよらなかった場所が、道になるのだ。テクニックの無さをカバーして余りある29+の突破力があったればこその走り方だ。


ちなみにもし、クランパスはじめ、タイヤの太い車体を買って楽しもうという人がいるならば、是非ともチューブレス化してほしいと思います。なんせ3インチタイヤにもなると、チューブ一本で400gもあるため、これをチューブレス化する意義はとてつもなく大きい。僕のクランパスはシーラントを入れてチューブレスにしていますが、そのお陰で、堅牢なリムにビッグアップル(26×2.35)をチューブドで使っているロングホールトラッカーや、同じく2.35の太さのタイヤ(もちろんチューブド)をはいているトロールよりも踏み出しが軽い。チューブレス化のお陰で一番車輪のデカいクランパスが一番走りが軽いという逆転現象が起きている(もちろん、ちょっと本気で軽さを求めれば26の方が軽くできるわけですが)。

もし29erとかセミファットでなかったとしても、チューブレス化の恩恵は非常に大きく、やる価値がありお勧め。タイヤ、リムがチューブレスやチューブレスレディ非対応でも相性次第では可能ですし、タイヤかリムのどちらかが対応していれば、成功率は上がると思います。僕のクランパスもタイヤは非対応(リムはチューブレスレディ)ですが、チューブレス化できてますので。

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Category: [その他]オフロードツーリングへ向けて

Tags: サーリー  クランパス  

Community: テーマ-自転車旅行  ジャンル-旅行

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オフロードツーリングをシングルスピードで行くのはどうだろうか


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次の旅ですが、シングルスピード、つまりギア無しのマウンテンバイクで行くというのを考えている。なんでそんなシングルで行くなどという事を考え始めたのか。それはアフリカから帰国後、トロールをシングルにして乗って「ああ、シングルって面白いな」と感じてしまったのが全ての間違い、じゃなかった、全ての始まり。


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スポーツ車、特にツーリングなんてジャンルの場合、ギアがあるというのは半ば当たり前というか、ギアードがシングルかで逡巡することなどまず無い。前提だ。ギアなんて。

でも、変速というのは別に「絶対に必要」なものではないですよね。

ギアがあると確かに楽である。上り、下り、向かい風、追い風、あらゆる状況で、最も楽で速い最適なものを選ぶことができる。ギアがあることで、平地で気分よく巡航している時に激坂が現れたとしても、いとも簡単に上ることが出来る。逆に下りで回しきってしまい、足りなくなることもない。一歩自転車で外を走れば、実に様々な状況があるが、言ってみればそれを平均化し、均すことが変速の役割であると思う。


話違うけど、ダイレクトマウントって良いですよね。
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しかし逆に、地形を疑似的に均してしまう、というその点にこそギアードのつまらなさ、翻ってシングルの面白さが存在するのでないかと思う。ギアがないということは、地形の変化がダイレクトに速度や乗り方に影響するということであり、変速に頼るということは言い方を変えれば、自分自身の力や工夫で対処する、ということの放棄とも言える。

もちろん、シングルにしてしまえば、上り、下り、平地、どれかに特化したギア比にすることは出来ない。走る状況などによってウエイトの置き方に多少の違いがあっても、どこでもそこそこ使えるギア比にする必要がある。だから、街中の短い上りならまだしも、ツーリング、しかもオフロードのという話になれば、傾斜的な問題においても、距離的な問題においても、乗って上れる坂がかなり少なくなることは目に見えているし、平地でかっ飛ばすということも出来ない。追い風を最大限に利用して速度を出すこともできない。


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しかし、自転車としては究極にシンプル。地形がダイレクトに感じられ、自転車との一体感が大きい。たった一つのギアと、たった一人自分の肉体とで、全てを越えていく。

乗って上れないなら、降りて押す。疲れて踏めないのなら、休む。道の過酷さはそのまま自分に突きつけられるが、その土地の自然を体感するという意味で言えば、それはとても良いのではないかと思う。

というわけで、シングルスピードで旅をするのも面白そうだと思ったわけです。まあシングルといっても、Rハブはシングル用ではなく通常のものを使うし、クランクはスラムのフロントシングル用のものでナローワイドのチェーンリングを使うので、やっぱりシングル無理、と思ったら、スプロケット、Rメカ、チェーン、シフターをくっつければ簡単にギアードに変更できる余地は残しておく。


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まあ、実際どうかはやってみてのお楽しみですが、僕がシングルでと思ったのは、別に奇をてらったわけではなくて、シングルスピードで見ることが出来る、感じることが出来る世界を見てみたいという想いと、自分の中にある自転車旅の常識をぶっ壊したい、という想いからなんだろなと思います。


プロフィール

染谷 裕太

Author:染谷 裕太
2012年6月カナダからスタートした自転車世界旅行をきっかけに始めたブログです。当初は単純な旅日記でしたが、現在は旅だけではなく日常も含めた様々な場面で自転車を楽しみ、その面白さを発見し、発信していきたいと思い書いています。

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